津軽海峡とは、北の最果ての地と言われる青森県にある本州の北端から、北海道の南端までを結ぶ海峡、または両者を隔てる海のことで、西側の日本海と東側の太平洋も結んでいます。
海峡の西側には、本州と北海道を繋ぐ青函トンネルが通っていることでも有名です。
この津軽海峡の距離(長さ)と深さ(水深)を解説します。
津軽海峡の距離(長さ)と深さはどのぐらい?
津軽海峡の距離(長さ)
距離(長さ)※最短距離 | 18.7km |
津軽海峡の距離(長さ)は最短で18.7km。
これは、津軽海峡の東側または本州側の青森県北東部に位置する下北半島の大間崎から、北海道南西部にある亀田半島の汐首岬までの距離で、天気が良い日には、海の向こうにある対岸を目視することが出来ます。
一方で、津軽海峡は西側でも同じように本州側と北海道側の距離が短くなっている場所がありますが、こちらの津軽半島竜飛崎(本州)と松前半島白神岬(北海道)の間は19.5kmとなっています。
また、津軽海峡の東西の長さ(幅)は約130kmになります。
津軽海峡の深さ(水深)
平均水深 | 約130m |
最大水深 | 449m |
また、津軽海峡の深さ(水深)は平均で約130m、最も深いところで449m(最大水深)となっています。
これは、日本海の平均水深とされる1667mと比べると、圧倒的に浅いことが分かります。
津軽海峡の距離と深さを他のもので例えると?
津軽海峡の距離(長さ)と深さ(水深)を数値だけで示してもイマイチ分かりにくいと思うので、他のものと比較していきましょう。
距離は東京駅から、直線距離で三鷹駅、徒歩で吉祥寺駅、電車で荻窪駅辺りまで
津軽海峡の最短距離である18.7kmをイメージするにあたっては、東京駅から三鷹駅、吉祥寺駅、荻窪駅までの距離それぞれを思い浮かべると良いかもしれません。
まず、障害物を取り除いて直線に移動出来ると考えた場合、東京駅から三鷹駅までの直線距離は18.5kmとなるため、津軽海峡の最短距離とほぼ一緒になります。
また、東京駅から道路や歩道に沿って徒歩で進んでいく場合、18.75km進むと三鷹駅に到着出来、この時に要する時間はおよそ3時間52分です。
一方で、路線に沿って電車で行く場合は荻窪駅までがちょうど18.7kmとなり、中央線快速に乗って向かった時の所要時間は22分となります。
深さは住友不動産渋谷ファーストビルや梅田DTタワーと同じぐらい
津軽海峡の深さに関して言えば、その平均である130mは渋谷にある住友不動産渋谷ファーストビルや、大阪の梅田にある梅田DTタワー(それぞれ130m)が参考になります。
それに対して、449mにも及ぶ最深部は、東京タワー(333m)の1.5倍とほぼ等しいと言えるでしょう。
津軽海峡の距離を理解するためにこちらも参考に
津軽海峡の距離を理解する上で、大間・函館間を弥以下のフェリー動画も役立つと思うので参考にしてください。