スズメ目ツバメ科ツバメ属に分類されるツバメは、北半球の広い地域に生息し、日本でもその姿が確認される鳥類。
平均時速40〜50kgの速さで飛び、場合によっては最大で時速200kg近いスピードを出すこともあるなど、速く飛ぶ鳥として名前が挙がります。
そのツバメの卵の大きさを解説します。
ツバメの卵の大きさ(直径と重さ)はどれくらい?
縦の長さ | 約1.9cm |
横の長さ(幅) | 約1.4cm |
重さ | 約1.8g |
ツバメの平均的な卵の大きさは、縦の長さで1.9cm前後、横の長さで1.4cm前後、そして重さで1.8g前後となります。
そしてこの大きさは、家禽として最小の鳥であるウズラの卵より圧倒的に小さくなります。
というのも、うずらの卵は縦の長さで3.175cm、横の長さで2.54cm、重さで9~11gだからです。
ツバメの卵の大きさ(長さと重さ)をニワトリの卵と比較
ツバメの卵の大きさをもっとよく理解するためにも、世間一般に良く知られるニワトリの卵とツバメの卵の大きさを比較してみましょう。
縦の長さ | 横の長さ | 重さ | |
ニワトリの卵 | 5.5cm | 4.3cm | 58〜64g |
ツバメの卵 | 1.9cm | 1.4cm | 1.8g |
ニワトリの卵には様々なサイズがありますが、ここでは中間サイズとなるMサイズを参考値としてます。
まず、縦の長さについては、
- 1.9 ÷ 5.5 = 0.345
となり、うずらの卵の縦の長さはニワトリの卵のおよそ1/3だということになります。
そして、横の長さを比べると、
- 1.4 ÷ 4.3 = 0.325
となり、こちらもニワトリの卵のおよそ1/3程度です。
そして重さに関しては、
- 1.8g ÷ 61g = 0.0295(約3%)
となり、平均的なツバメの卵33〜34個分で、ようやく平均的なニワトリの卵と同等サイズに近くなることが分かります。
ツバメの卵の大きさを理解するためにこちらも参考に
以下の動画では、ツバメの卵の殻が計測されている動画です。
一例であるため、平均値とは違いますが、ツバメの卵の大きさ(特に横の長さ)をイメージする上では役立ちます。
ツバメの卵の殻の大きさは?
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