中央アメリカから南アメリカを原産とする大型の昆虫で、世界最大のカブトムシと呼ばれるヘラクレスオオカブトは、幼虫時代も巨大なことで知られます。
ヘラクレスオオカブトの幼虫の大きさ(体重・体長)を解説していきます。
ヘラクレスオオカブトの幼虫の大きさ(体重&体長)はどれくらい?
体長 | 〜11cm |
体重 | 90〜120g |
ヘラクレスオオカブトの幼虫は、大きめの個体であれば体長が11cm近くになり、また体重は通常、90〜120gの範囲に収まってきます。
しかし、飼育下では通常範囲を大きく上回る体重140g超えのヘラクレスオオカブトの幼虫も確認されています。
例えば、ヘラクレスオオカブトの亜種の1つ「リッキー」という種類の幼虫に関して、142.1gの記録を確認することが出来ます(参照:飼育FAQ)。
さらに、「ツキ」という名前が付けられたヘラクレスオオカブトの幼虫が、144gを記録したこともありましたました(参照)。
ヘラクレスオオカブトの幼虫の大きさを他のものと比較すると?
ヘラクレスオオカブトの幼虫の大きさを数値だけで示してもイマイチ分かりにくいと思うので、他のものと比較していきましょう。
体重は卵2個分ぐらい
ヘラクレスオオカブトの幼虫の体重をイメージするためには、平均的な大きさの卵2つ分を想像してみるのがおすすめです。
平均的な大きさの卵であるMサイズの卵の重さは、58〜64gとされます。
そのため、Mサイズの卵2個分の重さは116〜128gとなり、ヘラクレスオオカブトの幼虫の重さとほぼ一緒になることが分かります。
体長はハガキの横の長さぐらい
また、ヘラクレスオオカブトの幼虫の長さについては、官製はがきの横の長さをイメージすると分かりやすいです。
官製はがきの横の長さは10cmとなっているので、大きな個体で11cm近くなるヘラクレスオオカブトの幼虫の中でも、平均からやや大き目の個体は、大体10cmに収まってくるでしょう。
ちなみに、ヘラクレスオオカブトの成虫の全長は14cm前後であり、官製はがきの縦の長さが14.8cmであることを考えると、ヘラクレスオオカブトの成虫の全長と官製はがきの縦の長さはほぼ一緒であることが分かります
ヘラクレスオオカブトの幼虫の大きさについて理解を深めるためにも
ヘラクレスオオカブトの幼虫の大きさを理解する上で、以下の動画が役立つので参考にしてください。