ニューヨークの大きさと面積【東京や日本のサイズと比較】

ニューヨークはアメリカ合衆国の東海岸を代表する地域であり、誰でも一度は耳にしたことのある場所。

ただし、一言でニューヨークという場合には、ニューヨーク州とニューヨーク市の両方、またはどちらか片方を意味することになります。

では、このニューヨーク州とニューヨーク市の大きさはそれぞれどれほどなのでしょうか？

ニューヨークの大きさや面積について、ニューヨーク州とニューヨーク市の2つに分けながら、東京や日本との比較も交えて解説します。

ニューヨークの大きさ（面積や人口規模）はどれぐらい？

ニューヨークの大きさを理解するために、ニューヨーク州とニューヨーク市の二つに分けて、それぞれの面積と人口規模（+人口密度）を合わせて確認していきましょう。

まずはニューヨーク州の大きさについて見ていきましょう。

ニューヨーク州の面積

141,297㎢（54,555平方マイル）

ニューヨーク州の面積は141,297㎢（54,555平方マイル）です。

このうち122,057㎢（47,126平方マイル）は陸地で、全体のうち約13.6%にあたる19,240㎢（7,429平方マイル）は水面となっています。

そして、実はニューヨーク州のこの面積サイズは、北海道（83,454㎢）と九州（36,782㎢）の面積を合計した120,236㎢よりも大きかったりします。

他にも東京と日本全国の面積を比較して一覧にまとめると以下のようになります。

なんと、ニューヨーク州の面積は東京都の面積に比べて64.4倍もの大きさを誇り、日本全体の面積であってもニューヨーク州の2.68倍程度しかありません。

逆に言えば、ニューヨークは日本全体の面積の約37.4%、つまり1/3以上の面積を占めていることになるのです。

ニューヨーク州の人口数	20,215,751 （2021年時点）
ニューヨーク州の人口密度	159 / ㎢（2021年時点）

ニューヨーク州の人口は2021年時点で約2,000万人です。

また、ニューヨーク州の人口密度は1平方キロメートル辺り約159人となっています。

ちなみに、約2,000万人を誇るニューヨーク州の人口規模は、アメリカ合衆国全体の州の中で4番目に大きなサイズです。

では、ニューヨーク市の大きさはどれほどなのでしょうか？

ニューヨーク市の面積

1,223.59㎢（472.43平方マイル）

ニューヨーク市の面積は1,223.59㎢（472.43平方マイル）で、上で示したニューヨーク州全体の面積のうち、たったの0.865%、つまり1%も占めていないことが分かります。

そして、778.19㎢（300.46平方マイル）は陸地で、全体のうち約57.2%にあたる445.4㎢（171.97平方マイル）は水面となっています。

ニューヨーク市の面積を日本の市町村と比べた場合、最も近いのが広島県北部にある三次市（778.1㎢）となりますが、有名な市町村で例えると、宮城県の仙台市（786.3㎢）や福島県の福島市（767.7㎢）の面積とほぼ同じであると言えば分かりやすいでしょう。

他にも東京と日本全国の面積を比較して一覧にまとめると以下のようになります。

ニューヨーク市は東京都の面積の約56%、つまり半分強の面積を持ち、また、日本全体の面積はニューヨーク市の309倍近くに相当します。