スペインの島おすすめ一覧｜有名なリゾートから穴場の島まで！

スペインの島を紹介していきます。リゾート地として誰もが知る有名な島から、あまり知られていない穴場の島まで、合計16島を見ていきましょう。

ヨーロッパでも最も美しい島のいくつかはスペインにあります。

例えば、マヨルカ島やイビサ島などは、多くの人が知っている島でしょう。

一方でスペインには、あまり観光地としては知られていない美しい島々も多く存在し、いずれの島にも、温かく澄んだ水と自然のままのビーチや独特の特色があり、それぞれが魅力的です。

この記事では、そんな数あるスペインの島の中から、有名なものからあまり知られていないもの含め、おすすめな16島を紹介していこうと思います。

スペインのおすすめな島1：ラ・ゴメラ

アフリカ大陸の北西沿岸に近い大西洋上にあるカナリア諸島は、7つの島からなるスペイン領の群島ですが、その中でも比較的小さな島の1つがラ・ゴメラ。

大航海時代においてクリストファー・コロンブスが冒険の旅に出発した場所として有名で、島全体がユネスコの生物圏保護区域に指定されて観光開発されていないこともあり、美しい自然を楽しむことが出来ます。

ゆっくりとした時間を過ごしたり、散歩を楽しんだりする休暇にはぴったりで、気候は素晴らしく、独特の植物や美しい森林地域、奇岩群、滝があるのが魅力。

また、ラ・ゴメラにはスペイン語が入ってくる以前から使われている「シルボ」という口笛言語も存在し、文化面でも興味深い場所となっています。

スペインのおすすめな島2：メノルカ島（ミノルカ島）

メノルカ島（ミノルカ島）は、地中海西部のバレアレス諸島に含まれるスペイン領の島。

あまり開発の進んでいない島で、人混みの少ないビーチでの休暇を楽しむにはうってつけの場所です。

スペインの他の島々よりも多くのビーチがあるため、自分達だけで楽しめる人気のないビーチを見つけられることもあり、他の人には邪魔されずに過ごしたい人などにはおすすめです。

また、手つかずの景観の他、紀元前1300年に遡る先史時代の遺跡もあるので、歴史好きなどにも良いかもしれません。

スペインのおすすめな島3：マヨルカ島

スペインのバレアレス諸島最大の島であり、スペイン領に含まれる数ある島の中でも最も有名な島の1つがマヨルカ島。

観光地として人気な島であるため、南海岸は開発の進んだビーチリゾートとなっており、多くのパーティー好きがこの地を訪れます。

一方で、島の北部には壮大な自然の風景が広がっており、アルクディアと呼ばれるエリアには、家族連れに適したビーチリゾート、断崖沿いの美しい自転車用トレール、山道などもあり、ゆっくりと過ごしたい人でも楽しい時間を過ごせるようになっています。

さらに、北部のトラムンタナ山脈にある山間の小さな町や、ひっそりとした修道院は、他の場所とは違う魅力を持っています。

他にも、東海岸では年に一度ジャズフェスティバルが開催され、小さめのビーチやゴルフコースも整備されているなど、様々なニーズを満たす上で最適な、スペインのおすすめな島なのです。

スペインのおすすめな島4：イビサ島

バレアレス諸島のイビサ島は、世界中のパーティー好き（パリピ）にとっては聖地として有名。

ナイトクラブ、パーティー、ビーチで世界的な名声を得ています。

イビサの町では、午後7時になる頃やっとナイトクラブが開店し、これによってようやくイビサは目を覚まします。

そして、ナイトクラブは早朝まで営業され、多くのパリピが集まって時間を楽しむのです。

ただし、夜だけでなく日中も楽しめます。

例えば、新鮮な食べ物や工芸品が買えるカーニバル風のマーケットや、美しい自然、そしてビーチを楽しむことだって出来るのです。

また、イビサ島にあるカンマルサ洞窟は、一見の価値はある自然の巨大洞窟です。

スペインのおすすめな島5：エス・べドラ島

イビザ島の妹ともいうべき、小さな不思議の島エスべドラ島は、数々の不思議な物語や伝説に彩られた島。

居住者のいない石灰石の島または大きな岩と言える島で、最高海抜は413m、世界屈指のパーティー島として知られるイビサ島の沖2km程に位置します。

バミューダトライアングル、北極に続き、地球上で3番目に地場の強い島と言われ、パワースポットとしても有名。

さらに、マーメイドの住む島という言い伝えや、ホメロスのオデッセイでユリシーズを船から誘い出そうとした海のニンフの物語で知られています。

また、地元の人々は女神タニトの生まれた場所だと信じており、漁師達の間ではこの島からUFOが飛び回るのを目撃したいう逸話が残るなど、とにかく話題には欠かない島です。

信じるか信じないかは別として、このスペインの島の周りを船で周るのは良い時間の使い方になるでしょう。

スペインのおすすめな島6：フォルメンテラ島

地中海西部のバレアレス諸島には3つの有名な島（マヨルカ島、メノルカ島、イビサ島）がありますが、これらの島の妹分と言える小さな島がフォルメンテラ島。

あまり有名ではありませんが、イビサの南にある島で、ヌードで日光浴を楽しめるたくさんの白い砂浜で知る人ぞ知る場所です。

イビサから船で行くことができ、スペイン本土からも定期旅客便が出ています。

またここは、7月から8月のピークシーズンを除けば、比較的孤立したビーチでの休暇を楽しむのにも適しています。

透明度が高い青い海に飛び込んで素潜りしたり、美しい砂浜を巡ったり、ラ・モラと呼ばれるドラマチックな断崖絶壁にある灯台を見にいったりするのがおすすめです。

スペインのおすすめな島7：ラ・パルマ島

美しい島と呼ばれるラ・パルマは、カナリア諸島の中で一番モロッコに近い島で火山島。

国際空港とフェリー乗り場を通してアクセスが可能です。

そんなラ・パルマは素晴らしい田園風景や火山島独特の森などが魅力的で、散歩やハイキングを楽しむにはぴったりの場所。

中でも島の中央には世界最大のクレーターがあり、現地ではガイド付きハイキングも用意されているので、自然散策にはもってこいです。

スペインのおすすめな島8：ロボス島

カナリア諸島に属する小さなロボス島は、フェルテベントゥラ島の近くに浮かぶ島。

この島は「オオカミの島」と呼ばれており、ここには元々、「シーウルフ」と呼ばれるモンクアザラシが多く生息していました。

現在は自然保護区に指定されているため、観光客が立ち入り出来るエリアも制限されているため、この島には「エル・プエルティト」と呼ばれる小さな集落があるだけ。

その集落は真っ白なコテージが多く並び、非常に美しい姿が特徴です。

フェルテベントゥラ島はビーチを楽しむよりハイキングに適しているので、主にハイキング好きにおすすめな島です。

スペインのおすすめな島9：グラン・カナリア島

かつて島には非常に多くの犬がいたため「犬の島」と呼ばれる「グラン・カナリア島」は、カナリア諸島に含まれる島。

スペインでも最大の街の1つと呼ばれる「ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア」は、この島の北東海岸にあり、ここは開発の進んだビーチリゾートとしても有名です。

また、島には壮大な砂丘、自転車用トレールのある山、ビーチ、数多くの人物像が立ち並ぶ海底の世界など、多様な風景があり、さらに、最高なダイビングスポット、ゴルフ、サーフィン教室、洞窟の村などがあるため、異なるアクティビティや体験をしたいという人にとっておすすめです。

スペインのおすすめな島10：ラ・グラシオサ島

ラ・グラシオサは島は、カナリア諸島の島の一つであり火山島。

ヨーロッパで最も大きな海洋保護区「チニホ自然公園」内にあり、閑静で隔絶された島は、ヨーロッパ地域においては舗装道路のない最後の場所の一つとされます。

このような特徴を持つことから、いわゆるリゾート休暇には向きませんが、自転車で島を回り、この島に住む多くの動物達、特に鳥類や絶滅危惧種のモンクアザラシなどを見つけるといった時間の過ごし方をしたい人にはおすすめです。

スペインのおすすめな島11：テネリフェ島

スペインのカナリア諸島最大のテネリフェ島は、観光開発が進んだ非常に人気のあるビーチリゾート。

わくわくするようなナイトライフと素晴らしいダイビングスポットで知られ、他にも、サーフィン、ウインドサーフィン、パラセーリング、ジェットスキーなど、多数のウォータースポーツを楽しむことが出来ます。

また、岸壁沿いに走る眺めの良いドライブコースで車を走らせたり、スペイン最高峰の頂上まで登るケーブルカーに乗るなんていう時間の使い方をすれば、海好きじゃなくても楽しい時間を過ごせるでしょう。

スペインのおすすめな島12：シエス諸島

スペインのシエス諸島はカリブ海の島々にも匹敵する美しさを持った場所。

宝石のように美しい3つの島（モンテアグード島、オ・ファロ島、サン・マルティーニョ島）は、ガリシア州の沖合の大西洋に点在し、ガリシア大西洋諸島国立地域として自然保護区域となっていることから、そこには美しい白浜や、遠浅のターコイズブルーの海があるのです。

実際、古代ローマ人はシエス諸島を「神々の島」と呼んだとも言われ、その美しさを物語っています。

ちなみに、この島を1日に訪れることの出来る人数は限られており、また宿泊場所も、800ほどのテントしか用意されていないキャンプ場に限られているので、その点は注意しておく必要があります。

スペインのおすすめな島13：オンス島

スペインのオンス諸島の主島であるオンス島は、シエス諸島と共に自然保護区の一角を形成している場所。

居住可能ですが、人口は100人程度しかおらず、白砂の浜や自然の岩が埋め尽くすロックビーチなど、手付かずで美しいビーチや自然を楽しむことが出来る穴場です。

また、ハイキングにもってこいの自然や、バードウォッチングなどを楽しむことも出来ます。

スペインのおすすめな島14：カブレラ島

カブレラ島は、マヨルカ島のおよそ16km沖に浮かぶバレアレス諸島の島。

マヨルカ島に住む地元の人達が、ピークシーズンでうるさいマヨルカを離れてくつろぐためにやってくる場所です。

そのため、地元以外の人はほとんど知らない場所で、だからこそ、ゆっくりとするにはうってつけ。島の沖では、運が良ければイルカを目にすることも出来ます。

ただし、この島は国立公園内にあり、無人島であるため、基本的にはマヨルカ島を拠点にしてこちらへ来る必要があります。

スペインのおすすめな島15：フエルテベントゥラ島

スペインのカナリア諸島に属するフエルテベントゥラ島は、強風が有名で、凧揚げやウィンドサーフィンで人気な場所。

この風はサハラ砂漠から吹き付ける風です。

また、島の一部はビーチで過ごす休暇向けに開発されている一方で、他の場所は手つかずのまま残されているため、美しい島の大自然を楽しむにはもってこい。

さらに、広大な砂丘と数多くあるビーチでも知られています。

ちなみに、島の北端にある町コラレホには、特に最高のビーチがあると言われています。

スペインのおすすめな島16：ランサローテ島

カナリア諸島に属するランサローテ島は、1730年に起こった火山噴火で出来た荒涼とした風景が特徴。

その風景は面積の4分の1ほどに広がり、今ではティマンファヤ国立公園となり、バーや地熱で料理した肉を提供するレストランが併設されています。

また、このような環境のため、他のスペインの島とも一味違う雰囲気を味わえる場所とも言えるでしょう。

その他の観光名所としては、クジラとイルカの博物館、息を呑むような風景を望むことができる展望台「ミラドール・デル・リオ」を挙げることが出来ます。

合わせて読みたい世界雑学記事

• スペインの城15選！セゴビアのアルカサルやベルベール城など
• スペイン文化と伝統｜習慣や食事など旅行するなら知っておきたい12のこと
• →こちらからスペインに関する情報をさらに確認出来ます

スペインの島おすすめ一覧｜有名なリゾートから穴場の島まで！のまとめ

おすすめなスペインの島を16島紹介してきました。

スペインの島はそれぞれがとても美しく、また、異なった魅力を持っています。

有名な観光地はもちろんのこと、そこまで知られていない島を探検してみるといのも、スペインの島巡りをする上での楽しみです。

世界のことって面白いよね！By 世界雑学ノート！