世界一大きい金魚(世界一でかい金魚)を紹介していきます。世界最大級に大きい6匹の個体について、それぞれ簡単にみていきましょう。
飼育が簡単であることから世界中でペットや観賞魚として親しまれている金魚と言えば、一般的には5〜15cm程度のサイズがイメージされるかと思います。
しかし、丁寧に飼育すれば40年近く生きるとも言われる金魚の中には、この一般的な大きさをさらに超えた巨大な個体が誕生することがあるのです。
この記事では、世界一大きい金魚(世界一でかい金魚)に関して、公式に世界最大とされる個体から、その他5匹の世界最大級の個体まで合計6匹の金魚を紹介していきます。
世界一大きい金魚とは?
世界一大きい金魚とは、オランダのハーペルトに住むJoris Gijsers氏が飼育しているとされる金魚。
(出典:ギネス世界記録)
その大きさはなんと、2003年3月23日に計測された時点で全長「47.4cm」にもなり、ギネス世界記録にも世界一大きい金魚として登録されています。
ただし、2021年現在でこの金魚がまだ生存しているのかは不明で、ギネス世界記録の公式ページにも生存確認を求めるコメントが寄せられています。
その他の世界最大級の金魚
上で紹介した世界一大きい金魚の他にも、同じように巨大なサイズを誇る世界最大級の金魚がこれまで確認されてきました。
以下ではそんな世界最大級の金魚を5匹紹介しておきます。
世界最大級の金魚1:ブルース・ザ・レッドオランダ
(出典:ピンタレスト)
2002年に確認された「ブルース・ザ・レッドオランダ」という愛称の金魚は、香港の養魚家ジャッキーとルイ・チャンの二人の兄弟によって飼育されていました。
その大きさは、全長35.5cmにも達したのです。
ちなみに、二人の兄弟はこのブルースでギネス世界記録に掲載されることを目標にしていいたと言及しており、厳選された食事や多くの運動を課していたそうです。
世界最大級の金魚2:マイク・マーティンの金魚
(出典:Medical Daily)
アメリカのミシガン州のセントクレア湖近辺に住む釣り好きのマイク・マーティンは、ある日巨大な金魚を釣ったことで一躍注目されることとなりました。
その金魚とは、2013年に釣り上げた個体で、なんと全長は38.1cm、体重は1.36kgにまで達していたのです。
最初は大きなパーチ(魚の種類)が釣れたと思ったそうですが、釣り上げて見るとそれは金魚だったのです。
世界最大級の金魚3:ゴールディ
(出典:Largest.org)
世界最大級に大きい金魚の一個体は、2002年に英国のイングランドで確認されました。
その個体とは当時すでに15歳の比較的長寿に達していたゴールディという個体で、その全長は39.87cm、体重は900gに及んでいたのです。
このゴールディの飼い主は未亡人のエイダ・ショーという女性で、同じ水槽で飼っていた他の魚が死んでしまった結果、唯一のペットとして大事に何年も育ててきたと言います。
ちなみに、家に釣れて来たばかりの頃、ゴールディの全長は1cmほどしかありませんでした。
世界最大級の金魚4:ビリー・ザ・ゴールドフィッシュ
(出典:Daily Echo)
ゴールディと同じイングランドで2008年に確認されたビリー・ザ・ゴールドフィッシュは、ゴールディよりもさらに大きな体を誇る世界最大級の金魚の一匹でした。
ニック・リチャーズという男性が、ドーセット湖で鯉を釣り上げている途中に偶然釣り上げた魚は、オレンジ色に輝く巨大な金魚だったのです。
そのあまりにも巨大な大きさのため、早速測定をしてみると、なんと全長は40.64cm、体重は2.25kgにもなる巨大さでした。
ちなみに、この巨大な金魚は測定後、湖へリリースされています。
世界最大級の金魚5:タホ湖のモンスター金魚
(出典:Tahoe Daily Tribune)
アメリカのタホ湖では、2013年に「モンスター」と形容される世界最大級の金魚の一匹が発見されました。
その大きさは、ギネス世界記録に世界一大きい金魚として掲載されるオランダの個体にも匹敵するぐらいのサイズ感を持ち、全長は45.72cm、体重は1.9kgにも達したのです。
一方で、タホ湖にとって金魚は外来種であり、元々の生態系に危害を与える可能性からその存在には懸念が持たれています。
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世界一大きい金魚・世界一でかい金魚|世界最大級6匹の金魚のまとめ
世界一大きい金魚(世界一でかい金魚)を紹介してきました。
公式にはオランダで確認された47.4cmの個体が世界最大とされていますが、見て来たように他にも多くの世界最大級のサイズを誇る金魚がいます。