スペインの画家パブロ・ピカソと言えば、人類史における巨匠の一人であり、現代美術の大きな動向であるキュビスムの生みの親であるなど、芸術界へ非常に大きなインパクトを与えた人物。
そして、そのピカソが描いた作品の一つが「ゲルニカ」で、スペインはバスク地方の小都市ゲルニカが、ドイツ空軍による無差別爆撃を受けた様子を主題としている絵画です。
20世紀を象徴する絵画の一つであり、反戦のシンボルともなっています。
このピカソの絵画「ゲルニカ」の大きさ(サイズ)を解説します。
ゲルニカの大きさ(サイズ)
ゲルニカの大きさ(サイズ)は、
- 縦の長さ
- 349.3cm(3.493m)
- 横の長さ
- 776.6cm(7.766m)
です。
また以上のことから、ゲルニカの絵画の面積は271,266.38㎠(27.12663㎡)となります。
ゲルニカの大きさ(サイズ)を他のものと比較すると?
縦の長さは日本国内を走る中型観光バスと同じぐらい
ゲルニカの大きさ(サイズ)を考える上で、まずは縦の長さをイメージしていきます。
ここで比較対象として上げたいのが、日本国内を走る中型の観光バスの高さ。
実は日本を走るバスの高さは大型であっても3.8m以内と法律によって定められており、それよりも小さい中型観光バスの高さは3.5m前後であることが多いのです。
そのため、3.493mとなるゲルニカの高さは、まさしく一般的な中型観光バスの高さとほぼ等しいと言えます。
つまり、イメージとしてはこんな感じです↓
横の長さはかに道楽の看板と同じぐらい
また、ゲルニカの大きさの中でも横の長さをイメージしたければ、大阪名物「かに道楽の看板」を思い浮かべるといいかもしれません。
かに道楽の看板は横の長さが約8m(800cm)となっており、776.6cmの長さを持つゲルニカと近いサイズ感となるからです。
こんな感じかな↓
ちなみに、かに道楽の看板の高さは約4mであるため、約3.5mのゲルニカの高さよりは若干長いですが、それでも比較的同じぐらいの高さと言えることを考えると、かに道楽の看板とゲルニカは全体的に見てもそれなりに近い大きさであると言えるかもしれません。
↓重ねるとこんな感じですかね?↓