おそロシアの意味を象徴するロシアの怖い特徴11選!

おそロシアの意味を象徴する特徴が、ロシアには数多く存在します。実際に見聞きすると非常に興味深いだけでなく、怖いと感じることさえあるロシアの特徴や事実を11個紹介していきます。

おそロシアとは、「恐ろしい」と「ロシア」を掛けたシャレで、「怖い」というイメージが残るロシアを意味する、ちょっとした比喩表現。

過去には民主主義・資本主義諸国と対立する、社会主義・共産主義諸国の大国「ソ連」であった為か、「ロシア ≒ 怖い」というイメージが未だに残っています。

しかし、それだけでなく、実際にロシアには「これぞおそロシア!」と叫びたくなるような驚愕の事実や特徴が多く存在するんです。

そこで、おそロシアの意味を象徴するロシアが誇る(?)事実や特徴を、11個集めて紹介していこうと思います。

おそロシアの意味をしっかりと理解し、恐怖を感じる(?)ためにも役立つはずです!

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1:おそロシアの意味を象徴する【大量のアルコール消費】

アルコールの消費量には一般的な基準があり、同時にそれは安全な摂取量でもあります。

しかし、ロシア人は一人当たり平均して年間15リットルのアルコールを消費し、この量は専門家が危険と考える二倍弱の量

まさに、おそロシアの意味が分かる象徴的な事実の一つです。

一方で、このおそロシアな事実に関しては、ロシアのことを知っていれば決して驚くに値しないでしょう。

というのも、ロシア人がウォッカを愛して止まないのは有名で、また他のアルコールもよく飲みから。

ちなみに、そのウォッカ(Vodka)という単語は、ロシア語が属するスラブ語では「」を意味する単語から派生している点を考えると、彼らにとって高濃度のアルコールが含まれるウォッカは水みたいな物なのかもしれません。

2:おそロシアの意味を象徴する「アルコールによる死亡数の多さ」

さらに、高濃度のアルコール好きのロシア人の国ロシアでは、アルコールが原因で毎年多くの人が死亡していると言われ、その数は50万にも上ると言われるほど。

平均的に大量のアルコールを消費しているのが一つの原因とも考えられるかもしれませんが、それ以上にこの死亡数を引き上げているのが、不法に作られた高濃度のアルコール飲料

例えば、自家製ウォッカなどです。

これらの不法なアルコール飲料の中には、アルコール度数が90%を超えるものや、品質が悪かったりと、とにかく人体に悪影響を及ぶすものが多く存在します。

それにも関わらず、合法的に市販されている物に比べて圧倒的な安価で手に入れられるため、大きなリスクがあっても購入者が絶えず、社会問題となっているんです。

例えば、2016年において35歳以下の男性で亡くなったうちの35%は、特に田舎(ロシアにおいて多くの田舎は貧しい)におけるアルコール問題と関連していると言われています(参照:The Moscow Times

3:おそロシアの意味を象徴する「給料はウォッカで!」

国を発展させるためにも、学校の教師達はとても大切で尊敬されるべき存在です。

教師達は人生において重要なことを知識として生徒達に教え、学ぶという素晴らしい機会を与えてくれるのです。

そんな教師には、もちろん給料が与えられ、ほぼ全ての場合、その給料はお金という形で支払われます。

しかし、おそロシアにはそんな常識は通用しません!

実はかつて、ソ連が崩壊してロシア経済が最悪の状態になった20世紀末期に、国庫も底を尽きたロシアは、教師達にお金ではなくウォッカで給料を支払ったことがあるんです。

それは1998年の9月に起こり、8000人以上の先生達が、それぞれ15本ずつのウォッカを給料として支給されました。

4:おそロシアの意味を象徴する【汚れた車に対する規制】

もし、洗車を面倒くさいと思うなら、ロシアで車を運転しない方が良いでしょう。

というのも、汚れた車でロシア国内を走行することは違法で、まさにおそロシアだから!

なので、もしもロシアへ行って車を運転することになったら、必ず車をきれいに洗車しておくことを忘れずに。

さもないと重い違反切符を切られることになり、おそロシアの意味を自分の身で経験することになります。

ちなみに、汚い車で走る事で罰せられるのはロシアに限ったことではなく、他にも同じような規制を採用している国もあるので、海外を旅行中にドライブしたいと考えている人は、念のために調べておくのが無難だと思います。

5:おそロシアの意味を象徴する【過去に存在したヒゲ税】

おそロシアの意味を象徴するロシアの特徴は、何も現代のロシアだけに限ったことではありません。

なかには、歴史的に存在したおそロシアな特徴だってあるんです。

特に興味深いものの一つが、1600年代後半、ピョートル大帝時代の税金。

ピョートル大帝は、ヒゲを生やしている者に税金を課し、彼らにそれまでは払う必要がなかった税金を払わせたのです。

というのも、当時のロシア国内ではヒゲを生やした外見がちょっとした流行りになっていたんですが、ヨーロッパ視察に行ったピョートルは、すでにヨーロッパではヒゲ面の外見は流行っていないことを発見し、「ヒゲ面はダサくて遅れてかっこ悪いもの」だと考えたから。

その結果、この新しいルールを知らないで「俺のヒゲイケてる!」と思っていた当時のロシア人男性は、ヒゲを生やしていただけでいきなり税金が課されることになったのです。

6:おそロシアの意味を象徴する【同性愛宣伝禁止法】

ロシアの子供たちの多くは、もしかしたらこの世の中にゲイの人達が存在することを知らないかもしれません。

なぜなら、2013年に成立した、通称「同性愛宣伝禁止方」、または正式名称で

伝統的家族価値の否定を宣伝する情報から子供を守ることを目的とした『健康と発達を害する情報からの子供の保護に関する連邦法』5条及びロシア連邦の個々の法律行為の改定に関する連邦法

によって、ゲイの人々の存在を子供たちに伝えることは法律で禁止されているから。

また、ロシア人の多くは同性愛を軽く考えるような人々ではなく、これまで過去には、ゲイである事が理由で投獄したり、ゲイの人が暴行やその他の酷い扱いをされてきたという歴史が存在します。

とにかくロシアでゲイであることをオープンにするのは良くないと同時に、おそロシアを象徴する一つの特徴であると言えるはずです。

7:おそロシアの意味を象徴する【言い訳禁止令】

おそロシアと言われるロシアでは、一般常識では考えられないことが時たま起こります。

その象徴的な出来事が、2007年にシベリア西部の町メギオンで起こりました。

なんと、当時のメギオン町長が、町役場で働くスタッフ達に対して「言い訳禁止令」を発令し、実際にこの規則が施行されたんです。

この言い訳禁止令は27のフレーズを禁止しており、例えば、

  • 分かりません
  • 何をしたら良いのでしょうか?
  • それは出来ません
  • それは私の仕事ではありません
  • お金がありません
  • 昼食を食べていました
  • 就業時間は終了しました
  • 他の誰かがやったはずです
  • その時は体調が悪かったんだと思います

などの言い訳を続けた場合、シベリアの奥地に送られるという罰則付きだったんです。

おそらく町長は、部下やその他の周りの人達があまりにも言い訳をして仕事をしないことにうんざりし、この規則を制定したのでしょう。

さすがおそロシアです!

8:おそロシアの意味を象徴する【秘密都市の存在】

おそロシアを意味するロシアの特徴は、何も明文化されていたり、統計データに現れる客観的事実だけではありません。

ロシアにまつわる「」や「秘密」にも、まさにおそロシアなことが存在するんです。

そのなかの一つが「秘密都市」に関する噂。

ロシアには、名前も位置も関係者以外には知られていない都市が少なくとも15箇所あるという噂があり、この噂は何年にも渡って囁かれ、ロシアにおいてはある意味周知の事実となっています。

ロシアは世界一を誇る広大な国土を持っているため、存在が世界に知られていない都市や場所があってもそんなに不思議ではありません。

特にそれらの場所が地下であったり、裸眼で見る事が出来ない場所であればなおさらです。

そんなロシアには、この秘密都市の噂だけでなく、他にも多くの秘密が存在します。

さすが「おそロシア」!

9:おそロシアの意味を象徴する【救急車の秘密】

ロシアの首都モスクワは、酷い渋滞が起こる都市として有名で、この渋滞にハマったら、普通の人はただひたすらそれが緩和するのを待ち続けるしかありません。

前にも後ろにも動けず、ただそこにいるしかないのです。

しかし、これはあくまでも「普通の人」に限った話。

実は多くのロシアの富豪にとっては、この渋滞を抜け切る方法が用意されているらしいんです。

その方法とは「救急車を使う」という方法。

救急車が走ってきた時にどうすれば良いかは皆が心得ています。そのため、運転手たちは脇に自分の車を寄せたり、救急車が通れるように道を作るわけです。

そこで富豪達は、緊急車両の本来の用途を無視して、渋滞を切り抜けるためにあえて救急車を手配し、他の渋滞にハマった可哀想な人々を差し置いて、通過していってしまうのです。

もちろんこれは本来禁止されているため、富豪達にとっても確実に安全な方法とは言えませんが、それでもロシアの富豪達は止めようとしないんだとか。

10:おそロシアの意味を象徴する【莫大な核兵器保有量】

ロシア人の中には、ずば抜けて力が強い人が結構多く存在しますが、この力の強さはロシアという国自体に関しても同じだと言えるかもしれません。

というのも、ロシアはおよそ6850の核兵器を保有していると言われており、これは、アメリカの6450やフランスの300を超えて世界一だから(参照:BUSINESS INSIDER

アメリカを除いた他国の20倍以上の核兵器を所有し、万が一にでも他国がロシアを攻撃しようものなら、最悪の場合は核兵器を用いてその敵国を壊滅させることが理論上は可能なんです。

ただ、その場合、ロシアと戦った国だけに収まらず、恐らく地球全体が壊滅の危機に直面することになるかと思いますが・・・。

おそロシアと呼ばれるロシアとは決して喧嘩をしてはいけません!

11:おそロシアの意味を象徴する【日本との関係】

国家間の平和は、国だけでなく、国に住む国民にとっても非常に重要です。

しかし、ロシアと日本は一見すると平和な関係にあるように見えますが、さすがはおそロシア、実は日本とは未だに平和条約を結んでいない国だったりするんです。

ロシアは北方領土問題が解決していないことを理由に、未だに第二次世界大戦終焉の為の平和条約を日本と調印していません。

この状態がいつまで続くのか分かりませんが、一つだけ言えるのは、ロシアも日本も歴史に関する事に対してはどちらも譲る気はないと言う点です。

ちなみに、ロシアと日本の関係は現在、比較的良好で平和だと言えますが、上記の理由から潜在的な脅威が高い国だったりもするんです。

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おそロシアの意味を象徴するロシアの怖い特徴11選!のまとめ

ロシアにまつわる怖い特徴を11個紹介してきました。

おそロシアという言葉はちょっとしたシャレとして使われますが、実際にロシアには、数々のおそロシアなことが存在するのが分かります。

世界のことって面白いよね!By 世界雑学ノート!

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