世界一辛い唐辛子ランキング|公式・非公式に関係無くランク付け

世界一辛い唐辛子ランキングを見ていきましょう。世界で最も辛いとされる15種の唐辛子を、公式・非公式に関係無くランク付けしていきます。

世界一辛い唐辛子とは、一体全体なんという名前の唐辛子なのでしょうか?

この記事では、公式または非公式に出された辛さの測定値を基にして、世界一辛い唐辛子トップ15のランキングを紹介していこうと思います。

ちなみに、より辛い唐辛子を開発することを目的としてなのかどうか分かりませんが、実は、一部の唐辛子生産者の間では、異種交配、土壌、温度などを組み合わせて、毎年のように新しい唐辛子が生み出されています。

結果、世界トップレベルに辛い唐辛子をランキング化した場合、そのランキングは刻一刻と代わり、非常に激しい辛さ競争が勃発しています。

そのため、ここで紹介するランキングと将来的なランキングは、異なって来る可能性もある点は覚えておきましょう。

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世界一辛い唐辛子を決めるのに大切なスコヴィル辛味単位

世界一辛い唐辛子を決めるに当たっても、まずはいずれかの「基準」が無くては比較しようがありません。

そこで利用されているのが「スコヴィル辛味単位(Scoville Heat Units)」と呼ばれる、唐辛子の辛さを計る単位。

唐辛子にはカプサインと呼ばれる化合物が含まれており、このカプサインが辛味を感じる神経を刺激することで、人間は辛さを感じるわけですが、スコヴィル辛味単位はカプサインの割合を示すことで間接的に辛さの度合いを示しています。

そのため、現在、食べ物の辛さを客観的に測る基準としてスコヴィル辛味単位が使われているんです。

また、スコヴィル値はSHUと訳されて使用されることも多く、この記事でも以降はSHUと省略したものを利用していきます。

ちなみに、いくつか具体例として挙げておくと、

  • タバスコ・ハバネロソース・・・7000〜8000 SHU
  • フレズノ・ペッパー(一般的な唐辛子)・・・2500〜10,000 SHU
  • カイエンペッパー(辛めの一般的な唐辛子)・・・30,000〜50,000 SHU
  • ハバネロ・・・100,000〜350,000 SHU

といった感じです。

世界一辛い唐辛子トップ15ランキング

それでは早速、世界一辛い唐辛子のトップ15ランキングを見ていきましょう。

見出し部分でも述べましたが、唐辛子は毎年のように新しく辛い種類が発見されていくため、世界最大級に辛い唐辛子とされていても、公式にはまだ認められていないものも存在します。

以下のランキングでは、現在確認されているSHUを基に、最も辛いと言われる唐辛子トップ15種を、公式と非公式に関係無く下位から上位に向かって並べてみました。

尚、以下のランキングは、PepperScaleの記事にある2019年時点の結果を参考にしています。

世界一辛い唐辛子第15位:トリニダード・7ポット・ペッパー

その名前にある「トリニダード」が示す通り、カリブ海にある島国トリニダード・トバゴを形成する23の島の主島「トリニダード島」を起源とする唐辛子。

SHUは下限が1,000,000で上限が1,200,000

つまり、世界でまだ15位の辛さであるのにも関わらず、一般的な「辛め」の唐辛子と比べて100倍近い辛さを持っているんです。

ちなみに、名前にある「7ポット」という名前は、どのくらいのものを激辛にできるかを表しているらしく、

一つの唐辛子で鍋7つ分のシチューをピリ辛に出来る唐辛子

という意味に由来しています。

つまり、「7ポット(鍋)ペッパー」というわけです。

世界一辛い唐辛子第14位:インフィニティ・チリ・ペッパー

2011年の2月に僅か二週間の間だけでも「世界一辛い唐辛子」の称号を手にしていたのが、イギリスのグランサムで生み出されたインフィニティ・チリ・ペッパー。

ニック・ウッズと呼ばれる唐辛子の生産者が、偶然にも作ってしまいました。

SHUは1,067,286~1,250,000と、一般的な唐辛子に比べて100倍近い辛さを持つトリニダード・7ポット・ペッパーよりもさらに辛いことが分かります。

ちなみに、名前にある「インフィニティ(infinity)」は「無限」を意味する言葉ですが、口に入れると一生続くかのように感じられる激しい辛さの痛みがあるので、確かに適切なネーミングだったと言えるかもしれません。

世界一辛い唐辛子第13位:7ポット・プリモ

アメリカで生み出された7ポット・プリモは、SHUの下限は800,000と上に挙げた二つの唐辛子よりは低いものの、上限は1,268,250となるために、公式・非公式関係無くランキング付けした場合は、世界で13番目に辛い唐辛子となる種。

ナーガ・モリッチという種類の唐辛子と、上で紹介したトリニダード・7ポット・ペッパーを配合した結果、誕生しました。

もちろん想像を遥かに超えて辛いのは当たり前として、この唐辛子の特徴は、何と言ってもサソリの尻尾のように先端部分が細く尖っていることでしょう。

世界一辛い唐辛子第12位:7ポット・バラクポア

7ポット種の唐辛子の中でも特に辛い種の一つとされるのが、トリニダード島が発祥となる7ポット。バラクポア。

SHUの値は1,000,000~1,300,000と、下限はトリニダード・7ポット・ペッパーと同じである一方、上限の辛さ度合いは約8.3%ほど高くなっているのが分かります。

また、辛さの点では度合いが高いものの、全体的な風味の点ではやや劣るとされ、加えて、これまで紹介した激辛唐辛子と比べてやや苦味があってフルーティーさに欠けるため、いわゆる料理のスパイスとしては最適とは言えない唐辛子だと言えるかもしれません。

ちなみに、一般的に激辛とされるハバネロに対してでさえ、最低でも3倍の辛さを持っています。

世界一辛い唐辛子第11位:7ポット・ブレイン・ストレイン

見た目も辛さの内容も、まさにその名前にピッタリなのが、SHUの値が1,000,000~1,350,000となる「7ポット・ブレイン・ストレイン」という種類の唐辛子。

ブレイン(Brain)は「脳みそ」を、ストレイン(Strain)は「緊張」を意味するわけですが、まず、丸くてしわだらけの見た目は人間の脳みそにそっくり。

そして、口に入れると「脳が緊張してしまう」と言えるほどの激辛度合いも、その名前を的確に表していると言えるでしょう。

ちなみに、こちらの唐辛子もトリニダード島が発祥です。

世界一辛い唐辛子第10位:ナガ・ヴァイパー

蛇神を意味するナガ(Naga)と、毒蛇であるクサリヘビを意味するヴァイパー(Viper)がくっついた名前を持つこの唐辛子は、3つの激辛唐辛子を配合されて生まれた種。

その三種とは、

  • ブートジョロキア(ゴーストペッパー)
    • SHU855,000〜1,041,427
  • ナーガ・モリッチ
    • SHU1,000,000〜1,500,000(1,598,227)
  • トリニダード・モルガ・スコーピオン
    • SHU1,200,000〜2,000,000

で、ナガ・ヴァイパー自体のSHUは900,000から1,382,118

2012年にはタイトルを奪われてしまったものの、2011年には「世界一辛い唐辛子」としてギネスブックの公式タイトルを獲得しました。

その最大の特徴は、モンスター級の強烈な辛味に加えて、その辛味による痛みがゆっくりと続いていく点です。

世界一辛い唐辛子第9位:トリニダード・スコーピオン・ブッチ・T

(出典:wikipedia

トリニダード・スコーピオン・ブッチ・Tまたはトリニダード・スコーピオン・ブッチ・テイラーと呼ばれる唐辛子のSHUは800,000~1,463,700となり、過去には3年間に渡って「世界一辛い唐辛子」の称号を保持していました。

トリニダード・トバゴ原産のトリニダード・スコーピオン種を元としてオーストラリアで生み出され、世界でもトップレベルに辛い唐辛子の一つとして名前が挙がります。

というのも、上限値を見た場合、潜在的にもっと辛いとされる唐辛子種がありますが、それらのいくつかに比べて、このトリニダード・スコーピオン・ブッチ・TのSHUの平均値はより高いとされるからです。

世界一辛い唐辛子第8位:ナーガ・モリッチ

北部インドやバングラデシュで生産されているのが、激辛唐辛子として比較的名前が知られるブートジョロキアの親戚であるナーガ・モリッチ。

そのSHUは下限が1,000,000で上限が1,500,000(1,598,227)となり、上限が1,041,427となるブートジョロキアと比べてその下限がほぼ同じである上に、上限値だけで見た場合は単純に1.5倍の辛さを誇ります。

一方で、非常に辛くてゆっくりと続く辛さから生まれる痛みがあるものの、甘くて花の様な風味があると言われる唐辛子だったりします。

世界一辛い唐辛子第7位:ドーセット・ナガ

ドーセット・ナガは、ナーガ・モリッチの亜種とされ、実は一般的にナーガ・モリッチの上限SHUである1,598,227という値は、このセーセット・ナガが記録したものです。

あくまでも亜種であることから、通常はナーガ・モリッチに含まれてしまいますが、ここではナーガ・モリッチとは分けて紹介しておきます。

そのSHUは1,000,000~1,598,227となり、基本的な特徴はナーガモリッチと同じ。

ナーガモリッチの最高の種を掛け合わせていくことで、より辛味の強いドーセット・ナガが誕生しました。

世界一辛い唐辛子第6位:7ポット・ダグラー

他の7ポット種とは違い、熟すとチョコレートのような茶色になるのが、7ポット・ダグラーと呼ばれるトリニダード島を発祥とした唐辛子。

SHUは923,889~1,853,986となり、上限値だけで見ると上述したドーセット・ナガよりも圧倒的に辛いのが分かります。

また、そのモンスター級の辛さの一方で、フルーツというよりはナッツのような甘みと風味があるのが特徴です。

世界一辛い唐辛子第5位:トリニダード・モルガ・スコーピオン

トリニダード島の中でもモルガと呼ばれる地域を発祥とする唐辛子が、トリニダード・モルガ・スコーピオン。

その名前から推測できる通り、サソリの毒針のような「尻尾」からその名がつけられ、また、1,200,000から2,000,000のSHUを誇るなど、サソリの毒を彷彿とさせる殺人レベルの辛さが自慢です。

また、茶色の亜種としてトリニダード・スコーピオン・チョコレートという種類の唐辛子もあり、同じSHUを誇ります。

ちなみに、上限値2,000,000というのは、一般的なトウガラシスプレーの原料(※使用時には数十倍に薄めて使用される)と同程度です。

世界一辛い唐辛子第4位:コモド・ドラゴン・ペッパー

(出典:wikipedia

イギリス発祥とされるコモド・ドラゴン・ペッパーは、1,400,000~2,200,000のSHUを誇る超激辛の唐辛子。

また、現在(2019年現在)、ギネス公認の「世界一辛い唐辛子」として確認出来るキャロライナ・リーパーと上限値は同レベルだとされるため、潜在的には世界最大級の辛味を持った唐辛子とさえ言える代物です。

「ドラゴン」の名前が示す通り、まるでドラゴンの火を顔に吹きかけられたかのような辛さを持ち、「顔が溶ける」と表現させるほどです。

また口に入れると、一瞬でくる衝撃的な痛みというよりは、徐々にやってくる甘さと同時に、徐々に猛烈な火災の嵐に巻き込まれるといった感じだとされます。

世界一辛い唐辛子第3位:キャロライナ・リーパー

アメリカのサウスカロライナ州が発祥となるキャロライナ・リーパーは、2013年よりギネス世界記録によって「世界一辛い唐辛子」となった超激辛唐辛子。

そのSHUの下限は1,400,000で上限値は2,200,000

先に紹介したコモド・ドラゴン・ペッパーは上限が同程度であるものの、平均したSHUは1,400,000なのに対して、キャロライナ・リーパーの平均SHUはおよそ1,600,000となり、その辛さはとにかく強烈。

また、見た目的に「赤くてコブがあり、大鎌のような尾がついている」という点も、この激辛唐辛子の印象をさらに強烈にしています。

世界一辛い唐辛子第2位:ドラゴンズ・ブレス・ペッパー

日本後のインターネットでは「ギネス記録に認められた」という情報があるものの、ギネス記録の公式サイトを見てもそのような記事はなく、海外の記事にも同内容のものはないため、「公式なのか非公式なのか」について審議は不確か。

ただし、キャロライナ・リーパーのSHU上限値2,200,000を超えて2,480,000なのが、ドラゴンズ・ブレスと呼ばれる唐辛子です。

ちなみに、ただ激辛なだけでなく、皮膚を麻痺させる効能もあるため、この唐辛子が持つエッセンシャルオイルは、皮膚の炎症などの緩和薬として使用出来ると期待されています。

世界一辛い唐辛子第1位:ペッパーX

(出典:wikipedia

公式に認められている世界一辛い唐辛子キャロライナ・リーパーのSHU上限値である2,200,000を遥かに超える3,180,000を叩き出したのが、開発に10年を掛けた超モンスター級の唐辛子「ペッパーX」。

上で名前を挙げたドラゴン・ブレスよりも700,000SHUも高く、まさに衝撃的なレベルの辛さを持ち、この唐辛子を食べた人は全員嘔吐したと言われるほど。

現在はまだ非公式であるものの、公式・非公式を問わずに唐辛子の辛さ度合いをランキング化した場合は、このペッパーXが世界一辛い唐辛子に輝きます。

(豆知識)有名なブートジョロキアはどこへいった?

公式・非公式関係無くランキング付けした場合の、辛い唐辛子トップ15を見てきましたが、超激辛な唐辛子として日本で有名なブート・ジョロキア(ゴースト・ペッパー)は入っていません。

というのも、ブートジョロキアのSHUは855,000~1,041,427で、15位のトリニダード・7ポット・ペッパー(SHU1,000,000〜1,200,000)と比べても低いから。

多くの激辛唐辛子種が開発されてきた結果、かつて超絶辛いと言われたブートジョロキアも、トップ15には入らなくなってしまったんです。

ちなみに、ブートジョロキアとトリニダード・7ポット・ペッパーの間には、800,000~1,200,000のSHUを誇る「7ポット・ジョナ」が存在するため、現在、7ポット・ジョナが第16位、ブートジョロキアは世界第17位の辛さを持つ唐辛子となります。

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世界一辛い唐辛子ランキング|公式・非公式に関係無くランク付けのまとめ

世界一辛い唐辛子トップ15をランキング化してみました。

見てきて気づいたかと多見ますが、激辛な唐辛子には通常、「スコーピオン(サソリ)」や「リーパー(死神)」といった、オドロオドロしい名前がついています。

なので、こういった唐辛子に遭遇したら、十分にその辛さの度合いを理解した上で口にするようにしましょう!

世界のことって面白いよね!By 世界雑学ノート!

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