イギリスの首都であり世界都市の一つと言えばロンドン。
イギリスを構成するイングランドの中心地であり、同国における経済や文化、政治、そして観光の一台拠点で、イギリス国内はもとより世界へ影響力を持っている大都市です。
シティ・オブ・ロンドンと呼ばれるロンドン中心部の小さなエリアと、それ以外の32のロンドン特別区から成ります。
ロンドンの面積と大きさを解説します。
ロンドンの大きさ(面積や人口規模)はどれぐらい?
ロンドンの大きさを理解する上で、面積と人口規模(+人口密度)を合わせて確認していきましょう。
ロンドンの面積サイズは?
ロンドンの面積 | 1,572㎢(607平方マイル) |
ロンドンの面積は1,572㎢(607平方マイル)です。
一方で、ロンドンの中心部に位置する一般的に「シティ(シティ・オブ・ロンドン)」と呼ばれるエリアの面積は僅かに2.9㎢しかありませんが、この小さなエリアはイギリス全体のGNPの2.5%ほどに貢献しているとされます。
ロンドンの人口規模や人口密度は?
ロンドンの人口数 | 8,961,989 (2021年時点) |
ロンドンの人口密度 | 5,666 / ㎢(2021年時点) |
ロンドンの人口は2021年時点で約900万人です。
また、ロンドンの人口密度は1平方キロメートル辺り5,666人となっています。
ちなみに、このロンドンの人口規模は欧州の市域人口としては最大で、かつて1831年から1925年にかけてロンドンは、世界最大の人口を擁する都市でもありました。
ロンドンの面積を他のものと比べてみると?
ここからは、ロンドンの大きさをより理解するためにも、いくつかの異なる対象と面積を比較していきましょう。
ロンドンの面積は東京の7割、大阪の8割程度。
ロンドンの面積を比較するにあたって、日本の2大都市(東京・大阪)と合わせた一覧を作って比較してみましょう。
ロンドンの面積 | 1,572㎢ | |
東京都の面積 | 2193.96㎢ | ロンドンは東京の約71.6%分の大きさ |
大阪府の面積 | 1,905.14㎢ | ロンドンは大阪の約82.5%倍の大きさ |
見て分かる通り、日本の2大都市それぞれの面積に対してロンドンは、若干小さいことが分かります。
東京都に対しては約7割程度、大阪府に対しては約8割程度分の大きさしかないのです。
また、日本の都道府県の中で最も小さな面積となるのは香川県(1,876.77㎢)ですが、この香川県と比較してもロンドンの面積は小さく、日本の47都道府県全てより小さいことが分かります。