ラフレシアは東南アジアの一部地域に生育する寄生植物で、腐臭を発することでも有名な花。
認識されていないものまで含めれば20種類を超えるラフレシアが存在するとされます。
中でも単体の花としては世界最大とされる「ラフレシア・アルノルディイ」は特に有名で、一般的にラフレシアと言う場合、このラフレシア・アルノルディイを指すことが多くあります。
ここではラフレシア・アルノルディイの大きさを解説します。
ラフレシアの大きさはどのぐらい?
花の直径 | 75〜105cm |
重さ(重量) | 5〜11kg |
つぼみの直径 | 30cm |
単体の花としては世界最大の花となるラフレシア(ラフレシア・アルノルディイ)の大きさは通常、花の直径で90cmから105cm、重さで5kgから11kg、そしてつぼみ時点での直径で30cm前後となります。
もちろん中にはこの通常のサイズ範囲からも大きく外れる巨大なラフレシアが誕生することがあり、重さでは12kg、つぼみの直径では43cmという巨大なものが過去に確認されました。
また、ラフレシア種の中ではラフレシア・アルノルディイと呼ばれる種が平均的に最も大きいわけですが、他の種の中にも稀に規格外に大きくなる個体が誕生することがあります。
例えば、2020年にインドネシアの西スマトラのマニンジャウ保護林で見つかったラフレシア・トゥアン・ムダエ(Rafflliesia tuan-mudae)の個体は花の直径で111cmもあり、個体としてはこれが現在のところ、世界最大の花であり世界最大のラフレシアだとされています。
ラフレシアの大きさを他のものと比較すると?
60cm傘を開いた時と同じぐらい
コンビニなどでも一般的に売られている傘には様々なサイズがありますが、その中には60cmの傘を見つけることが出来ます。
この60cm傘を開いた直径が、ラフレシア・アルノルディイの花の直径と同じぐらいになります。
というのも、60cm傘を開いた場合の直径は基本的に100cmとなるからです。
ラフレシアの大きさについてもっと知るためにこちらの動画も参考に
以下の動画では、巨大なラフレシアと成人男性が一緒に写っています。
人間と比較することでラフレシアの大きさがより実感できると思うので、そのサイズを理解するためにも参考にしてください。