ウォンバットの寿命はどれくらい?【野生と飼育下の比較】

外見的には大きなネズミのように思えても、実はコアラに近い動物であるウォンバットは、オーストラリアに生息し、現地では比較的よく姿が確認される生き物です。

ウォンバットの寿命を解説します。

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ウォンバットの寿命はどれくらい?

野生下の寿命5〜15年
飼育下の寿命15〜25年

ウォンバットの寿命は通常、野生下で5年から15年の間、また飼育下では15年から25年とされます。

ただし、野生で生きる多くのウォンバットは5歳を少し超えるぐらいで命を落とすことが多く、10年を超えて生きることはそこまで多くありません。

一方で、飼育下ではかなり長生きすることもあり、その寿命は30年を超えることもあります。

例えば、2009年にアメリカのシカゴ近くにあるブルックフィールド動物園で亡くなったウォンバットは、34歳7ヶ月生きました。

このような30年を超えて生きたウォンバットの個体は、これまで複数報告されています。

そんなウォンバットはまた、生後およそ2年で性的な成熟を迎えます。

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