アザラシという動物には複数の種類が含まれますが、日本で「アザラシ」といった場合に最も一般的に思い浮かべられるのはゴマフアザラシでしょう。
ゴマフアザラシは中型のアザラシで、その名前の通り、ゴマが散りばめられたような模様を体にまとっています。
ゴマフアザラシの寿命を解説します。
ゴマフアザラシの寿命はどれくらい?
ゴマフアザラシの寿命 | 30年前後 |
ゴマフアザラシの寿命は野生下または飼育下に関わらず30年前後だとされます。
ただし、25歳を超えて生きる個体はそこまで多くはありません。
一方で、日本国内では2016年に、46歳まで生きた長寿のメスの個体「トラ」が北海道のおたる水族館で息を引き取ったとしてニュースになったことがありました。
ちなみに、ゴマフアザラシはオスで3〜4歳に、メスで3〜5歳の間に性的な成熟を迎えることになり、過去には30歳を超えて出産したメスも確認されています。
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