台湾の有名なものを11個集めて紹介していきます。食べ物や台湾茶はもちろん、実は自転車やコンピューターなどでも台湾は有名なんです。
日本の隣国である台湾は、日本から簡単に訪れることが出来る外国である上に、日本人には馴染み深い文化を持つために人気の観光地。
週末観光が可能で、手軽に安く訪れることが出来る場所として有名です。
そんな台湾に関する有名なものとは、どのような物が存在するのか？
この記事では台湾で有名なものや、台湾と言えばコレといったものを11個ピックアップして紹介していきます。
台湾で有名なもの1：コンピューター
コンピューターを購入しにお店へいった時、Acer（エイサー）やASUS（エイスース）と表記されたPCを見たことあるかもしれませんが、実はこの二つの会社、どちらとも台湾の企業だったって知っていましたか？
そう、実は台湾、過去15〜20年の間に世界のPC業界において台頭してきた国で、AcerとASUSに関して言えば、特にノートパソコンの分野で世界をリードしている２大企業なんです。
加えて、この業界大手２社に便乗した地元台湾の中小企業が何百社も一緒に成長してきており、現在、台湾は世界のパソコン部品製造の多くの割合を占め、周辺機器やハードウェアの分野において有名。
このような状況であることもあってか、台湾は世界で一番大きいコンピューター・IT見本市の一つであるCOMPUTEX（コンピュテックス）が生まれた場所ともなりました。
台湾で有名なもの2：HTCのスマホ
PC繋がりとしてスマートホン業界にも触れておきます。
台湾はスマホ業界においても有名な企業を輩出しており、中でもHTC（ヘイチ・ティー・シー）は日本を始め、全世界で多くの利用者を抱えているブランドとして有名。
もともとはコンピューターの製造から始まり、その後、GoogleからAndroidが発表されると、それに便乗してAndroidをOSとしたスマホを開発して発売。
一気にブームに乗って販売台数を伸ばし、世界的にも知られる会社となりました。
また少し前にはGoogleと大きな契約を結び、Googleによって発売されたPixel（ピクセル）という名前のスマートフォンの生産を手伝うために、2000人のHTC従業員をGoogleに異動させたりもしています。
台湾で有名なもの3：自転車メーカー
PCやスマホなど、テクノロジー分野のハードウェアにおいて台湾は有名ですが、実は「自転車」の業界においても台湾は世界トップクラスなのを知っていますか？
台湾にはいくつかの自転車メーカーが存在していますが、中でも、
- メリダ・インダストリー
- ジャイアント・マニュファクチャリング
の二つは、世界的な企業として業界内では有名。
ジャイアント・マニュファクチャリングは「GIANT」というブランドで世界一の自転車メーカーであると認識されており、一方のメリダも世界75ヵ国以上で自転車を販売すると同時に、マウンテンバイクの世界トップクラスのチームである「MULTIVAN MERIDA BIKING TEAM」を抱えています。
台湾人のサイクリングに対する愛はとても深く、ジャイアント・マニュファクチャリングもメリダも、そうした背景からメーカーとしての技術を磨き、今日の自転車業界における重要な動力になってきたことは理解に難くありません。
台湾で有名なもの4：食べ物
「食倒れ天国」などと表現されることもある台湾は「食べ物」で有名。
台湾に観光へ行く日本人の多くは、台湾で何かを観ると言うよりは、「美味しい食べ物を食べに行く」という目的を持った人の方が多いかもしれません。
ただし、いくら美味しい料理が沢山あると言っても、その味はピンキリで、「同じものを食べるなら横浜中華街で食べる料理の方が美味しくない？」と思ってしまうこともあるので、台湾で真に美味しい料理を食べたいなら、
- 事前にリサーチしておく
- 現地の友達がいるならオススメの場所を聞く
- 路地裏にある地元の食堂を試してみる
- ガイドブックの広告に出ている大きなレストランへ行くなら地元の人の意見やレビューを確認しておく
といった点を抑えておくのが良いかと思います。
ちなみに、台湾の料理に関しては以下の2つについてもちょっとだけ触れておきます。
シーフード
魚介類に関して日本は世界でトップクラスなので、台湾のシーフードが注目されることはあまり多くないかもしれませんが、海に囲まれて漁業が盛んな台湾を訪れるなら、シーフード料理も試しておくのがおすすめ。
台湾には多くのシーフードレストランや魚介類を提供するお店がありますが、中でも知っておいて欲しいのが魚市場での楽しみ方。
台湾のローカルな魚市場に行けば、その日に獲れた新鮮な魚を買って、近くにあるレストラン（食堂）で調理してもらうことが可能。
しかも比較的安価で、さらに現地でしか味わえない料理として提供してくれます。
魚介料理好きなら絶対に満足出来るはずです！
牛肉麺
牛肉麺は台湾のB級グルメとしてとても有名な料理で、台湾に行くなら絶対に試すであろう料理だと思います。
そんな牛肉麺、実はお店によって味が異なり、様々なお店のものを食べ比べするなんていうのもちょっとした楽しみ方です。
そして、お金に余裕がある人に試してもらいたいのが、「牛爸爸（Niu Ba Ba）」という牛肉麺のお店。
他店では100元＋αで食べられる牛肉麺が、このお店では最低でも500元、高いものだと数千元から一万元もするって言うから驚きで、B級グルメでありながらB級グルメの価格を遥かに超えている超美味しい牛肉麺を味わうことが出来るんです。
台湾で有名なもの5：台湾茶
お茶の生産に関しては長い歴史を持つ中国本土から、共産党に追われて台湾島へやってきたこともあり、台湾人の間にはお茶に対しての誇りや蓄積された知識があると言えます。
このことから台湾では、台湾独自のお茶ブランドや、台湾特有のお茶の製法が生み出されていくことになり、これら台湾で嗜むことが出来るお茶は総じて「台湾茶」と呼ばれます。
そして、台湾茶はお茶ファンの間で有名で、世界的にも多くのファンを抱えていることから、毎年、お茶の試飲目的で世界中から目利きが訪れるんです。
もちろん、お茶屋さんはあちこちにあり、箱入りの茶葉は台湾を訪れた人にとって最も人気のあるお土産の一つ。
なかでも1883年創業で台北で最も古い歴史のあるお茶の老舗「林華泰茶行」は、台湾茶を手に入れる上で間違いない場所でしょう。
台湾で有名なもの6：タピオカミルクティー（パールミルクティー）
ここ最近は東京でも少しずつ認知が高まっているタピオカミルクティー。
別名パールミルクティーとも言われ、適度な甘さのミルクティーの中に、大粒の黒いパール（真珠）のようなタピオカの玉が複数入った飲みものです。
基本的には冷たい飲みものですが、温めて飲むことも可能で、日本ではまだそこまで認知されていなかったものの、2000年半ば頃から世界中で人気になりました。
日本でも2008年頃に一旦人気となったものの続かず、2018年の後半頃から再び注目を浴びて人気が高まってきています。
ちなみに、世界的に注目が集まったのは最近ですが、タピオカミルクティーが誕生したのは1980年代、美味しいお茶を生み出し続ける台湾でのことで、それから時を経て他国がタピオカミルクティーの美味しさに気づき、一気に世界的にメジャーで有名な飲み物となったんです。
台湾で有名なもの7：ナイトマーケット
台湾と言えば台北の夜市（ナイトマーケット）を忘れてはなりません。
台湾観光においては非常に有名なアクティビティかつ訪れる場所であり、地元の活気、文化、そして安くて美味しいB級グルメを味わうには絶対に抑えておくべき場所です。
また、夜市は一箇所だけでなく、異なる地域でそれぞれ別々に開かれているので、台湾に滞在する期間が長いなら、いくつかの夜市に参加して楽しんでみるのがおすすめ。
食べ物以外にも、服、ガジェット、変わった形のケーキ、おもちゃ、ゲームなど、売っているものやエンタメが種類豊富に揃っています。
人混みが多くてなかなか前に進めない時もありますが、それも含めて騒がしくて活気のある夜市は、台湾を楽しく過ごすためには欠かせないものでしょう。
台湾で有名なもの8：美男美女
台湾はまた、美男美女が多いことでも有名。
しかも、整形手術をして美しくなったとかではなく、ナチュラルにカッコ良かったり可愛かったりする、ナチュラルボーンビューティーがたくさん！
日本人が大好きな二重でパッチリとした目を持っていたり、肌のキメがとても細かったり、さらにスタイルが良かったりと、とにかく「美」の条件に必要な要素を兼ね備えている人の割合が多いんです。
加えて、比較的童顔を持つ人が多いため、これも「可愛い」が好きな日本人にとっては魅力に映るかと思います。
とにかく、特に着飾ることもなく、またメイクもすることなく、ナチュラルな美男美女が多いと感じるのが台湾なんです！
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台湾で有名なもの9：ビンロウ売りの女性
檳榔（ビンロウ）とは、ヤシ科の植物の一種のことで、その種は嗜好品として使われ、高揚感を高めたり精力増強に効果があると言われます。
そして台湾は、このビンロウを売るために、薄着でセクシーな女性たちが路上に立って客引きを行っていることで有名。
ビンロウ販売を行っている店が多く存在するため、ライバル店よりも多くのお客さんを囲うためにどんどん服装が激しくなっていったのが、その大胆な服装の理由とされ、台湾におけるちょっとした名物となっています。
ただしここ最近、一部の地域（特に都市部）では、露出度の高い服でビンロウを売ることを禁止し始めるなど、以前ほどビンロウ売りの女性を見かけることは出来なくなりました。
台湾で有名なもの10：国立故宮博物院
中国または中華圏の歴史的な美術や工芸品を見たいなら、現在の中華人民共和国を訪れるべきだと思うかもしれません。
しかし実は、台湾の台北にある国立博物館のうちの一つで最大の「国立故宮博物院」は、古代中国にまつわる作品を697,000個以上所蔵しており、世界最大の中国美術工芸コレクションとして知られていたりするんです。
そのため、中国に関しての歴史を知りたければ必須で訪れるべき場所で、実際に世界的に見て最も訪れる人の数が多い博物館の一つだとさえ言われる、有名な場所となっています。
台湾で有名なもの11：太魯閣国家公園
台湾には9つの国立公園があり、それぞれの場所で素晴らしい自然美を確認出来ますが、中でも有名なのが太魯閣国家公園（タロコこっかこうえん）と呼ばれる台中にある公園。
広さ9万2000ヘクタール（920㎢）と、東京都23区の1.5倍弱の面積を誇り、自然の力によって出来上がっただ大峡谷や、独特な石の構造、洞窟、美しい水、ハイキングに最高な自然などで有名です。
また、長春滝と呼ばれる滝の上には長春祠（チョウシュンシ）と呼ばれる祠が建てられており、この祠は世界的に見ても有数な宗教的な場所だと言われます。
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台湾の有名なもの11選！自転車・コンピューター・台湾茶などのまとめ
日本の隣国で多くの観光客が訪れる台湾に関して、有名なものを11個集めて紹介してきました。
台湾へ訪れることがあるなら紹介したものを頭に入れておけば、もう少し楽しみが増えるかもしれません！
