オーストラリアの国章にも描かれるエミューは、同国の非公式な国鳥とされていることで有名で、また、ダチョウと同じように飛べない鳥として知られています。
エミューの大きさについて、体重、体高、体長を軸に確認していきましょう。
エミューの大きさ(体重・体高・体長)はどれくらい?
エミューはオスとメスによって、その大きさが異なり、まとめると以下のようになります。
オス | メス | |
体高 | 150〜200cm | |
体長 | 平均 148.5cm | 平均 156.8cm |
体重 | 平均 31.5kg | 平均 37kg |
エミューの体高は150cmから200cmの範囲に収まり、体長はオスで148.5cm前後、メスで156.8cm前後、そして、体重はオスで31.5kg前後、メスで37kg前後となります。
このように大きさを比べると、エミューはオスよりもメスの方が大きくなる傾向が確認出来ます。
また、体長は個体によって139〜164cmと幅広く、さらに体重においては小さな個体では18kgにしかならない一方で、大きな個体では60kgにも達することもあります。
ちなみに、エミューは世界で二番目に大きな鳥と言われますが、これは正確には何を基準にしたかによると言えるでしょう。
例えば、体重を基準とした場合、エミューよりもヒクイドリの方が重くなり、大きなヒクイドリの個体だと85kgに及ぶこともあります。
一方で、高さ(体高)に関して見ると、巨大な個体なら2.8mに達するダチョウに次いでエミューは、世界で二番目に高い鳥となります。
エミューの大きさ(体重と身長)を他のもので例えると?
エミューの大きさを数値だけで示してもイマイチ分かりにくいと思うので、他のものと比較していきましょう。
体高は人間の成人と同じぐらい
エミューの体高は、上で示した様に150〜200cmの範囲に収まるわけですが、これはちょうど人間の身長の高さと同程度であると言えるでしょう。
出身国や民族間でも平均身長は異なりますが、人間の成人女性の平均身長はおおよそ150〜169cmの間、また、成人男性の平均身長の幅はおおよそ160cm〜184cmの間です。
このようなことから、エミューの体高は人間の成人男女の平均身長範囲とおおよそ一致すると言えるでしょう。
エミューの体重は日本人児童の10〜11歳の体重と同じぐらい
一方で、エミューのオスとメスを合わせた平均体重の幅である31.5〜37.5kgと言うのは、10〜11歳の日本人男女の平均体重とほぼ同じぐらいとなります。
11歳時点の日本人の平均体重は、男女共におよそ38〜40kg程度であるため、この数値より多少低いエミューの平均体重は、日本人児童の10歳から11歳の間に相当すると言えるのが理由です。
エミューの大きさを理解するためにこちらも参考に
以下の動画は、自動車の運転席に首を伸ばしてくるエミューの動画です。
大まかなエミューの体高が分かると思うので、エミューの大きさを理解するためにも参考にしてください。