オサガメはインド洋、大西洋、太平洋、そして地中海に生息するカメで、遥か昔から存在する生きた化石とも呼べる古代種のカメです。
また、その大きさはカメの仲間の中でも最大で、世界一大きなカメとなります。
オサガメの大きさを解説します。
オサガメの大きさはどれくらい?
全長 | 183〜220cm |
甲長(甲羅の長さ) | 120〜189cm |
体重 | 250〜700kg |
体の幅 | 70〜85cm |
オサガメの大きさは、全長で183cmから220cm、甲羅の長さ(甲長)で120cmから189cm、そして体重で250kgから700kg、体の幅で70cmから85cmにもなります。
そして、現在確認されている最大のオサガメの個体は、甲長213cm、体重650kgの個体です。
過去には甲長で256.5cm、体重で916kgにもなるとされる個体が報告されたこともありました。
しかし、近年の追加調査によって、その個体の甲長は150cm程度しかなかったという結果が出ており、体重に関しても疑問が浮上しています。
ただし、オサガメの体重は1000kgにまで達する可能性もあるとの説も存在します。
オサガメの大きさを比較して別な物に例えると?
一般的な小型の自動販機以上
オサガメの大きさを簡単にイメージする上で思い浮かべたいのが自動販売機です。
というのも、自動販売機の高さは183cmとなり、また、幅は機種によっても変わるものの、ラインナップが少なめな小型自販機の横幅は70cmから90cmの間となり、オサガメのサイズ幅にフィットするからです。
ただし、高さに関して言えば、オサガメの全長は大きな個体で200cm以上に達することから、大きなオサガメを縦に立てた場合、自動販売機よりも高くなると考えても問題ないでしょう。
大きなオサガメは軽自動車と同じぐらいの重さ
また、大きなオサガメの体重は軽自動車と同じぐらいであると言えるでしょう。
というのも、車種によるものの、軽自動車は600kg程度の重量から始まるからです。
オサガメの大きさについて参考になる動画
以下の動画では、船上へ上げられた定置網に掛かったオサガメの姿が写っています。
周囲の人間とそのサイズを比較することで、おおよその大きさが理解出来ると思います。