南米コロンビアの首都ボゴタは、コロンビアが誇るメガシティであり、また、世界に存在する数多くの都市の中でも非常に高い標高を誇る街として知られます。
「世界で3番目に標高が高い首都」の称号を得ているほどです。
ボゴタの標高(海抜)について解説します。
コロンビアの首都ボゴタの標高(海抜)はどのぐらい?
ボゴタの標高 | 2,640m |
コロンビアの首都ボゴタの平均的な標高は2,640mになります。
コロンビア全体の平均標高(海抜)は593mであるものの、ボゴタはアンデス山脈の一部を形成する平均標高約2,650mの「ボゴタサバンナ(面積:4,251.6㎢)」の山岳地帯南部に位置していることで、高い標高を持つ都市となっています。
また、この2,640mの標高によってボゴタは、同じ南米のラパス(ボリビア)とキト(エクアドル)に次いで、世界で3番目に高い標高を持つ首都となっています。
ちなみにボゴタは赤道に近い緯度に位置しているものの、標高が高いために気温は比較的穏やかで、夏であっても最高気温が30度を超える日はまずないのに対して、冬には氷点下にまで下がることがあります。
ボゴタの標高を他のものと比較すると?
日本最高峰の富士山の7合目にギリギリ到達しないぐらい
日本最高峰の富士山は3,776mの標高を誇りますが、頂上までの位置の目安として「〜合目」という目安が一定の高さごとに振り分けられています。
ボゴタの標高をこの富士山の目安に当てはめた場合、おおよそ7合目(約2700m)の高さに少し到達しないぐらいであると言えるでしょう。
日本の鳴沢岳と天狗岳と同じぐらいの高さ
一方で、日本にある他の山とボゴタの高さを比較した場合、長野県の飛鷹山脈を形成する鳴沢岳と、同じ長野県の八ヶ岳連峰の山である天狗岳の高さがボゴタとほぼ同じであると言えます。
というのも、鳴沢岳の標高は2,641mで、天狗岳の標高は2,646mだからです。
中でも鳴沢岳の標高はボゴタと変わらないと言えるため、ボゴタの街がどのぐらいの高さに位置するかをイメージする上では、鳴沢岳の頂上を目視すると分かりやすいかもしれません。