地球上に存在する広大な海には、北極海、太平洋、大西洋、インド洋、南極海の5つの大洋があり、特に太平洋、大西洋、インド洋は、三大洋として名前が知られています。
この三大洋の中で最大の面積を誇るのは太平洋ですが、二番目に大きな大洋がヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、アメリカ大陸の間にある大西洋です。
大西洋の面積(大きさ)を、太平洋も含めた他のものとの比較と併せて解説していきます。
大西洋の面積(大きさ)とは?
大西洋の面積(大きさ) | 1億625万㎢ |
大西洋の面積(大きさ)は1億625万㎢です。
この広大な面積はユーラシア大陸とアフリカ大陸を合計した面積とほぼ同水準であり、大西洋は、地球の表面積のおおよそ20%、地球上の水面積の約29%をカバーしています。
また、赤道を境に北大西洋と南大西洋に分けて考えることが多いです。
そして、広い大西洋には付属海(面積が小さく大洋に属する海)として、
- 北海
- アイルランド海
- ケルト海
- サルガッソ海
- スコシア海
などを見つけることが出来ます。
大西洋の面積を太平洋の面積と比較すると?
世界で一番大きい太平洋と世界で二番目に大きい大西洋の面積を比較すると、以下の通りです。
太平洋の面積(大きさ) | 1億6525万㎢ |
大西洋の面積(大きさ) | 1億625万㎢ |
大まかに描写すると、大西洋の面積は太平洋の面積の2/3程度であることが分かります。
大西洋の面積(大きさ)を他のものと比較すると?
さらに大西洋の面積の大きさをイメージするために、以下の比較を行ってみましょう。
日本と大西洋の大きさの違いは?
日本の国土面積は377,975㎢であり、大西洋の面積は1億625万㎢(100,650,000㎢)であることから、割り算で計算すると大西洋は日本の面積のおよそ281倍の面積を有していることが分かります。
世界最大のロシアと大西洋を比較すると?
また、世界最大の国土を持つロシアとの比較では、ロシアの国土面積が17,125,191㎢であるため、大西洋の面積はロシアの約5.877倍となります。
大西洋は東京ドームの〇〇〇〇〇〇倍
最後に、日本でよく比較基準とされる東京ドームと比べてみましょう。
東京ドームの面積は46,755㎡で、㎢に直すと0.046755㎢となるため、計算式は以下の通り。
- 100,650,000 ÷ 0.046755 = 2,152,710,940.01
つまり、大西洋の面積は東京ドームの面積の約21億5271万940倍であることが判明するのです。
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※特に「太平洋の面積(大きさ)|日本海との違い&大西洋との比較」という記事では、当記事で紹介した比較よりもさらに詳しい太平洋と大西洋の比較がなされているので、興味があれば確認してみてください。