ペルーの有名人をサッカー選手から政治家まで11名紹介していきます。ペルーに興味がある人は、ペルー人について知るためにも確認してみましょう。
南米の西部に位置するペルーは、インカ帝国などの古代文明が栄えたことで有名ですが、現代社会においてもペルーは様々なことで有名です。
そんなペルーはまた、多くの世界的な有名人を世に輩出してきました。
この記事では、世界的に知られるペルーの有名人をサッカー選手から政治家まで、まるまる
人紹介していきます。
- ベルーの有名人1:ハビエル・ペレス・デ・クエヤル
- ベルーの有名人2:フェルナンド・デ・シスロ
- ベルーの有名人3:マリオ・バルガス・リョサ
- ベルーの有名人4:アルベルト・フジモリ
- ベルーの有名人5:エルナンド・デ・ソト
- ベルーの有名人6:スサナ・バカ
- ベルーの有名人7:アレックス・アクーニャ
- ベルーの有名人8:カルロス・ノリエガ
- ベルーの有名人9:セシリア・タイト
- ベルーの有名人10:ヘンリー・イアン・キュージック
- ベルーの有名人11:ガストン・アクリオ
- ベルーの有名人12:ガブリエラ・ペレス
- ベルーの有名人13:ファン・ディエゴ・フローレス
- ベルーの有名人14:ノルベルト・ソラーノ
- ベルーの有名人15:クラウディア・リョサ
- ベルーの有名人16:クラウディオ・ピサーロ
- ベルーの有名人17:キナ・マルパーティーダ
- ベルーの有名人18:ソフィア・ムラノビッチ
- ベルーの有名人19:パオロ・ゲレーロ
- ベルーの有名人20:マリア・ジュリア・マンティラ
- ベルーの有名人21:ナタリー・ケリー
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ベルーの有名人1:ハビエル・ペレス・デ・クエヤル
1940年にペルー外務省に入省したハビエル・ペレス・デ・クエヤル(1920〜2020年)は、様々な国でペルーの外交官として働き、1982年から1991年までは国連事務総長を務めたことで世界的に有名。
アメリカ大陸の出身者としては初の国連事務総長でした。
また、2000年から2001年まではペルーの首相の任につきました。
ベルーの有名人2:フェルナンド・デ・シスロ
フェルナンド・デ・シスロ(1925〜2017年)は、世界大戦後のラテンアメリカにおける最も重要な画家の1人。
1925年にペルーのリマで生まれたフェルナンド・デ・シスロは、抽象芸術(特に造形芸術)における重要人物で、彼の作品は、ニューヨークのソロモン・R・グッゲンハイム美術館やシカゴ美術館、サンパウロ・ビエンナーレ、ヴェネツィア・ビエンナーレなど、多くの主要美術館で展示されています。
ベルーの有名人3:マリオ・バルガス・リョサ
おそらく最も世界的に有名なペルー人の一人であるマリオ・バルガス・リョサ(1936年〜)は、ペルーのアレキパ出身の作家、ジャーナリスト、そしてエッセイストです。
代表作は「都会と犬ども」、「アンデスのリトゥーマ」、「チボの狂宴」、「世界終末戦争」、「緑の家」で、2010年にはノーベル文学賞を受賞しています。
また、1990年にはペルーの大統領選に出馬したこともありました。
この時はアルベルト・フジモリに敗れています。
ベルーの有名人4:アルベルト・フジモリ
アルベルト・フジモリ(1938年〜)は、1990年7月から2000年11月までペルーの大統領を務めた人物として有名で、日本では日系ペルー人としても良く知られています。
ペルーの経済を回復させてペルーの極左武装組織センデロ・ルミノソを鎮静化させた一方、在任中に人権侵害や汚職を起こしたとして非難されており、賛否両論のある人物です。
ベルーの有名人5:エルナンド・デ・ソト
エルナンド・デ・ソト(1941年〜)は、経済学の分野でとても重要なペルー出身の人物です。
元アメリカ合衆国大統領ビル・クリントンは、エルナンド・デ・ソトを「世界で最も偉大な現存する経済学者」だと称し、アメリカの「タイム」誌は彼を今世紀における最も重要なラテンアメリカ人トップ5に選出しています。
また、世界で最も影響力のある100人にも選出されたことがありました。
ベルーの有名人6:スサナ・バカ
ベルーのリマのチョリヨスで生まれたスサナ・バカ(1944年〜)は、アフロ・ペルー音楽におけるスターの1人です。
2002年と2011年にラテン・グラミー賞を受賞しており、2011年にはペルーの文化大臣に任命されました。
また、同年には米州機構(OAS)の文化委員会の委員長にも選ばれています。
ベルーの有名人7:アレックス・アクーニャ
アレックス・アクーニャ(1944年〜)は、ペルー出身のドラマーでパーカッショニストとして知られる有名人。
10歳からバンドでドラムを演奏し始め、1960年代にペレス・プラードのバンドに加入しました。
ドラマーとしては世界的にも稀に見るほど有名な人物で、これまで、エルヴィス・プレスリーやダイアナ・ロス、ポール・マッカートニーやU2など、多くの有名ミュージシャン達と共演してきた経験もあります。
ベルーの有名人8:カルロス・ノリエガ
カルロス・ノリエガ(1959年〜)は、ペルーのリマ出身の宇宙飛行士。
5歳の時にアメリカのカリフォルニア州に移り住み、その後、アメリカ航空宇宙局(NASA)の職員として働き始め、NASAでは宇宙飛行士として抜擢されました。
現在はアメリカとペルーの国籍を持っています。
ベルーの有名人9:セシリア・タイト
セシリア・タイト(1962年〜)は、1988年のソウルオリンピックでペルーの女子バレーボール代表として銀メダルを獲得したバレーボール選手。
2005年にはバレーボールの殿堂入りを果たしました。
引退後は政界に進出し、国会議員として活動しています。
ベルーの有名人10:ヘンリー・イアン・キュージック
ペルー北西部の街「トルヒーリョ」出身のヘンリー・イアン・キュージック(1967年〜)は、アメリカの人気テレビドラマ「LOST」のデズモンド・デイビッド・ヒューム役として有名。
ただし、2歳でペルーを離れ、その後、スペイン、スコットランド、トリニダード・ドバゴで暮らし、最終的にはスコットランドを生活の拠点として選びました。
父親はスコットランド人、母親はペルー人で、国籍はペルーとイギリスの両方を保持しています。
ベルーの有名人11:ガストン・アクリオ
ガストン・アクリオ(1967年〜)は、ペルー料理を世界に広めたスターシェフ。
ペルーのリマやコロンビアのボゴタ、ニューヨーク、サンフランシスコ、サンパウロなど、世界の主要都市でレストランを経営しており、世界の料理業界ではその名前を知らない人はいないほどです。
ベルーの有名人12:ガブリエラ・ペレス
バレーボールはペルーで最も人気のあるスポーツの1つですが、ガブリエラ・ペレス(1968年〜)は、そのバレーボールにおいてペルーで最も有名な元バレーボール選手の1人です。
絶頂期には世界で最も偉大なブロッカーの1人だと称されました。
1988年のソウルオリンピックでは、ペルー代表を銀メダルに導いています。
また、現役引退後は政界に進出し、2006年には国会議員選挙で当選を果たしました。
ベルーの有名人13:ファン・ディエゴ・フローレス
ペルーのリマで生まれたファン・ディエゴ・フローレス(1973年〜)は、世界で最も有名なテノール歌手の1人です。
グラミー賞の最優秀クラシック・ヴォーカル・パフォーマンス賞にノミネートされ、他にもペルーの最高位の勲章であるペルー太陽勲章を受賞したりしているなど、ペルー国内では偉大な人物として知られます。
ベルーの有名人14:ノルベルト・ソラーノ
ノビーの愛称で知られるルベルト・ソラーノ(1974年〜)は、ペルーとイングランドで活躍したサッカーの英雄です。
現在はすでに引退していますが、ノルベルト・ソラーノはペルー代表として95試合に出場し、イングランドのプレミアリーグでも活躍しました。
1998年から2008年までの間に、ニューカッスル・ユナイテッドFCやアストン・ヴィラFC、ウェストハム・ユナイテッドFCに所属していました。
ちなみに、ペルー中で有名なノルベルト・ソラーノの結婚式は、ペルー国内でテレビ中継されました。
ベルーの有名人15:クラウディア・リョサ
クラウディア・リョサ(1976年〜)は、ペルー人の女性映画監督。
祖父にノーベル賞作家と映画監督を持つことで知られ、彼女自身も最優秀ラテンアメリカ映画賞や、ベルリン国際映画祭における金熊賞などを受賞するなど、世界的な活躍をしています。
ベルーの有名人16:クラウディオ・ピサーロ
クラウディオ・ピサーロ(1978年〜)は、ペルー出身の元サッカー選手であり、ペルー代表のスター選手として有名でした。
ドイツのブンデスリーガで大いに活躍したことで有名で、バイエルン・ミュンヘンではストライカーとして成功を収め、ブンデスリーガにおける外国人最多得点記録を保持していました。
ベルーの有名人17:キナ・マルパーティーダ
キナ・マルパーティーダ(1980年〜)は、近年で最も成功を収めたペルー人女性スポーツ選手の一人だと言えるでしょう。
国際的な女子ボクシング界で大いに活躍し、多くの広告にも登場していたため、ペルーでは大スターのような存在です。
現在は引退していますが、現役当時にはWBA女子初代世界スーパーフェザー級王座を獲得しました。
ベルーの有名人18:ソフィア・ムラノビッチ
ペルーのリマに位置する人気ビーチ「プンタ・エルモサ」出身のソフィア・ムラノビッチ(1983年〜)は、2004年にサーフィンの女子世界チャンピオンに輝きました。
これは、南米出身の選手としては初の快挙でした。
また、2007年にはサーフィンの殿堂入りを果たしています。
ベルーの有名人19:パオロ・ゲレーロ
パオロ・ゲレーロ(1984年〜)は、国際的な注目を集めているペルー出身のサッカー選手。
競技人生の多くをドイツのブンデスリーガで過ごしており、それ以前はFCバイエルン・ミュンヘンIIで活躍し、また、2006年にはハンブルガーSVに移籍しました。
2012年にはブラジルに移り、SCコリンチャンス・パウリスタで大きな成功を収め、南米年間最優秀選手賞で2位に選ばれたこともあります。
もちろんペルー代表であり、フォワードとして同国の代表通算得点記録を持っています。
ベルーの有名人20:マリア・ジュリア・マンティラ
ペルーのトルヒーリョで生まれたマリア・ジュリア・マンティラ(1984年〜)は、世界一の美女に輝いた女性です。
ミス・ペルーそしてミス・ワールド2004に勝ち進んだ後、マリア・ジュリア・マンティラはミス・ワールド2004で優勝を果たしました。
ベルーの有名人21:ナタリー・ケリー
ナタリー・ケリー(1985年〜)はペルーのリマで生まれた映画女優。
10代前半でオーストラリアに移住し、大学卒業後にはロサンゼルスへ移り、女優として活躍するようになりました。
映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」のヒロインであるニーラ役でよく知られています。
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ペルーの有名人|サッカー選手から政治家まで21名を紹介!のまとめ
ペルー出身の世界的な有名人を21名紹介してきました。
ペルーに興味を持った人や、ペルーを訪れる予定がある人は、ちょっとした知識として頭に入れておきましょう。