ハワイ(ハワイ州)は、日本からも比較的近い太平洋に浮かぶハワイ諸島にあり、1959年8月21日にアメリカ合衆国へ加入した50番目の州。
代表的なハワイ島やオワフ島、マウイ島を始め、8つの大きな島と100以上の小さな島から構成されています。
ハワイの面積や大きさについて様々な比較と併せて解説します。
ハワイの大きさ(面積や人口規模)はどれぐらい?
ハワイの大きさを理解する上で、面積と人口規模(+人口密度)を合わせて確認していきましょう。
ハワイの面積サイズは?
ハワイの面積 | 28,311㎢(10,931平方マイル) |
ハワイ(ハワイ州)の面積は28,311㎢(10,931平方マイル)です。
また、このうち16,638㎢(6,423平方マイル)は陸地で、11,672㎢(4,507平方マイル)は水域となり、水陸両方の面積を合わせた面積ではアメリカ合衆国の中で43番目に大きな州、陸地面積だけでは47番目の大きな州となります。
ちなみに、「ハワイ」はハワイでもハワイ州ではなくて「ハワイ島」を指す場合、その面積は10,432.5㎢。
日本国内の都道府県の中では岐阜県の10,621.17㎢が最も近い大きさとなります。
ハワイの人口規模や人口密度は?
ハワイの人口数 | 1,455,271 (2020年時点) |
ハワイの人口密度 | 87.5 / ㎢(2020年時点) |
ハワイの人口は2020年時点で約1,455,000人で、アメリカ合衆国の中では人口規模で40番目に位置しています。
一方で、州全体の人口密度は1平方キロメートル辺り87.5人で、その面積に対してハワイは人口数が多い傾向にあり、13番目に人口密度が高い州となっています。
ハワイの面積を他のものと比べてみると?
ここからは、ハワイの大きさをより理解するためにも、いくつかの異なる対象と面積を比較していきましょう。
ハワイ(州)の面積は岩手県・福島県・長野県の約2倍
上述した通り、ハワイ島の大きさは都道府県の中で岐阜県(10,621.17㎢)に最も近くなりますが、「ハワイ州」の大きさを日本の都道府県と比較するとどうなるでしょうか?
その答えは、日本にハワイ州と面積が近い都道府県はないものの、岩手県、福島県、長野県をそれぞれ2倍すると、おおよそハワイ州の面積に近くなると言えます。
以下の表で比較してみましょう。
通常の面積(㎢) | 2倍した面積(㎢) | |
岩手県 | 15,278.77 | 30,557.54 |
福島県 | 13,782.75 | 27,565.5 |
長野県 | 13,562.23 | 27,124.46 |
ハワイの面積 | 28,311 |
このように、岩手県、福島県、長野県それぞれの2倍の面積はハワイ州全体の面積と近くなります。
また、別な見方をした場合、ハワイ州は「岩手県と長野県を足した面積にとても近くなる」とも言えるでしょう。
というのも、この二つの県を合計した大きさは、
- 15,278.77+13,562.23 = 28,841
28,841㎢となり、ハワイの面積よりも500㎢程大きいだけの面積となるからです。
ちなみに、岩手県、福島県、長野県は都道府県の中では北海道(83,456.20㎢)に次いで、2番目、3番目、4番目に大きな面積の県となるため、仮にハワイ州が日本の都道府県の中に含まれた場合、北海道に次ぐ2番目の面積になり、想像以上にハワイ州が大きいことが理解出来るかと思います。
ハワイの面積を他のものと比べてみると?
他にもハワイ(ハワイ州)の面積を、東京都の面積と日本全体の国土面積と比較して表にしてみましょう。
ハワイの面積 | 28,311㎢ | |
東京都の面積 | 2,194㎢ | ハワイ州は東京都の約12.9倍 |
日本の面積 | 377,975㎢ | 日本はハワイ州の約13.35倍 |