世界一広い海(世界一大きい海)の面積を見ていきます。世界最大の海に加えて、2番目、3番目に広い海の面積までも解説していくので確認してみましょう。
海は広大です。
地表面積全体のうち、およそ71%を占めており、ほとんどの人間が暮らす陸上の面積より圧倒的に広いのです。
そんな海の中でも、世界一広い海(世界一大きい海・世界最大の海)と呼ばれる海は、なんという海か知っていますか?
この記事では、世界最大の海トップ3を紹介していきます。
世界一広い海・世界一大きい海とは?
地球上の面積の多くは海が占めていますが、この地球上の海を分類する場合、最も大きな分類として5つの大洋(北極海、太平洋、大西洋、インド洋、南極海)に分けられ、この中で最も大きな3つの大洋(太平洋、大西洋、インド洋)は三大洋として知られます。
そして、この三大洋の中で世界最大の海となるのが太平洋。
アジア、オーストラリア、南極、南北アメリカの大陸に囲まれ、日本大陸にとっては周囲を囲む海であり、その面積は1億6525万㎢。
これは、地球上の面積のおよそ1/3に相当し、世界中の海の総面積にたいしては50%弱を、そして、世界で二番目に大きい大西洋の1.5倍以上に及ぶなど、世界一大きい海らしい広さを誇ります。
また、世界中の陸地部分全てを合計した面積よりも広くなり、日本の国土およそ437個分に相当します。
ちなみに、太平洋は赤道を境にして北太平洋と南太平洋に分けられることがあり、付属海(面積が小さく大洋に属する海)としては以下の海が挙げられます。
- ベーリング海
- オホーツク海
- 日本海
- 黄海
- フィリピン海
- 東シナ海
- 南シナ海
- スールー海
- セレベス海
- ジャワ海
- フロレス海
- バンダ海
- アラフラ海
- サンゴ海
- タスマン海
世界2、3番目に大きい海についてもそれぞれ簡単に解説
世界で2番目に広い海
世界で二番目に広い海は、ヨーロッパ大陸とアメリカ大陸の間に位置する大西洋。
その大きさは1億646万㎢となり、日本の国土の約281倍の面積を誇り、ユーラシア大陸とアフリカ大陸を合計した面積とほぼ同水準です。
この大西洋も太平洋と同じように赤道を境に北大西洋と南大西洋に分けて考えることが多く、そこには、
- 北海
- アイルランド海
- ケルト海
- サルガッソ海
- スコシア海
などが付属海として属します。
世界で3番目に広い海
三大洋の中で最後に登場するのが、世界で三番目に広い海となるインド洋。
太平洋の西側、そして大西洋にとっては東側に位置する、太平洋と大西洋に挟まれた大洋で、北は南アジア大陸に、西はアラビア半島とアフリカ大陸東部に、東は東南アジアとオーストラリア西岸に、そして南は南極海に接するように囲まれています。
その面積は7056万㎢で、日本の国土のおよそ186個分。
- アンダマン海
- ジャワ海
- 紅海
などが付属海として属します。
三大洋の中では最も小さいものの、それでも地球表面の20%ほどの水がインド洋には含まれるとされています。
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世界一広い海(世界一大きい海・世界最大の海)とは?のまとめ
世界最大の海となる太平洋から、同じ三大洋に含まれる大西洋とインド洋の広さについても見てきました。
三大洋の中では世界一広い海である太平洋がずば抜けた面積を誇りますが、それ以外の大西洋とインド洋の面積も非常に大きく、この3つの大きな海だけで地球表面の面積の70%近くを占めているのです。