モハメド・アリ(1942〜2016年)は、アメリカ出身の元プロボクサーで、WBAとWBCの統一ヘビー級王者に輝き、史上最強のボクサーの一人として名前が挙がります。
「蝶のように舞い、蝶のように刺す」と描写されるように、モハメド・アリはヘビー級のボクサーでありながらも、軽やかなフットワークに加えて、非常に速いパンチを打てることで有名でした。
また、ベトナム戦争への徴兵を拒否したり、黒人差別を批判する言動を繰り返すなど、世界平和や社会活動へも貢献をしました。
さらに日本では、プロレスラーのアントニオ猪木と「格闘技世界一決定戦」と称した試合を行ったことでも有名です。
モハメド・アリの身長と体重を解説します。
モハメド・アリの身長はどれぐらい?
モハメド・アリの身長 | 189.2cm(6フィート2.5インチ) |
モハメド・アリの身長は191cm(6フィート3インチ)とされることが多いですが、実際には189.2cm(6フィート2.5インチ)でした。
これは、モハメド・アリ自身のパスポートに記載されていたことから明らかです。
一方で、身長も比較的高い上に、モハメド・アリはリーチ(両腕を横に広げた際に長さ)の長さでも有名でした。
そのリーチはなんと203cmにもなり、身長を大きく上回っていたのです。
この長いリーチによって、相手を自分の懐へ潜り込ませることなく試合を進めることが出来た点は、モハメド・アリを最強にした要因の一つになっています。
モハメド・アリの体重はどれぐらい?
モハメド・アリの体重 | 80.7〜107kg(178〜236ポンド) |
モハメド・アリが現役だった時、彼の体重は80.7kg(178ポンド)から107kg(236ポンド)まで増えました。
これは、ヘビー級に転向前、1960年のローマオリンピックにおいて優勝した時には、ライトヘビー級を主戦場としており、そのライトヘビー級での体重上限が80.7kgだったからです。
その後、ヘビー級へ転向すると無駄な脂肪増加を抑えながら徐々に筋肉によって体重を増やしていくことに成功し、ヘビー級選手としては圧倒的なスピードを維持することに成功しました。
モハメド・アリの身長の高さを理解する上で役立つ動画
以下はモハメド・アリの身長を他の人と比較した場合の動画です。
動画の中でモハメド・アリの身長は191cm(6フィート3インチ)となっていますが、彼の身長をイメージする上では役立つと思います。