カラスの寿命はどれくらい?【種類別に平均寿命を解説】

世界中に分布するカラスは、日本でも当たり前のように姿を確認出来る鳥です。

そして、日本で一般的にカラスと言う場合は、ハシブトガラスとハシボソガラスのどちらかを指すことがほとどんです。

ただし、日本では他にも5種類のカラスが確認されています。

カラスの寿命について、ハシブトガラスとハシボソガラスの寿命、そしてその他5種類のカラスの寿命に分けて解説します。

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「一般的」なカラスの寿命はどれくらい?

上でも触れた通り、日本でカラスと言えば「ハシブトガラス」と「ハシボソガラス」の二種類を一般的には指すため、ここではまず、この二種類の寿命を表にまとめておきます。

種類名野生下飼育下
ハシブトガラスの寿命7〜10年20年前後
ハシボソガラスの寿命7〜10年20年前後

ハシブトガラスの寿命もハシボソガラス の寿命も基本的には同じで、野生下では7年から10年、飼育下では20年近く生きるとされます。

日本で確認出来るカラスの寿命を種類別にした一覧表

世界にはおよそ130に及ぶ種類のカラスが生息していますが、日本で姿を確認出来るのはハシブトガラスとハシボソガラスを含め、そのうちの7種類です。

以下にはハシブトガラスとハシボソガラスを除いた5種類のカラスの寿命(野生下)を一覧として載せておきます。

種類名寿命
ワタリガラス10〜15年
ミヤマガラス20年前後
カチガラス(カササギ)10〜15年
コクマルガラス15〜20年
ホシガラス5〜8年

ちなみに、カラスの中には平均寿命を大幅に超えて生きる長寿な個体が時々現れます。

例えば、ミヤマガラスの中には野生下であるにも関わらず30年近く生きた個体が報告されており、コクマルガラスに至っては、飼育下であるものの60年近く生きたという話もあるほどです。

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