赤褐色の体毛とどことなくアライグマに似た外見的特徴を持つレッサーパンダは、インド北東部や中国、他にもネパールやブータンなどに生息している動物。
日本でも動物園で飼育されており、人気な動物の一つとなっています。
レッサーパンダの寿命を解説します。
レッサーパンダの寿命はどれくらい?
野生下での寿命 | 8〜10年 |
飼育下での寿命 | 15年前後 |
レッサーパンダの寿命は、野生下では通常8年から10年、飼育下では通常15年前後だとされます。
また、レッサーパンダが加齢による身体機能などの低下を見せ始めるのは、だいたい12歳から14歳頃だと言われます。
ただし、環境が整った飼育下であれば最大23歳ぐらいまで生きることが分かっており、例えば2020年に亡くなった椎(シイ)という個体は、亡くなった時点で19歳に達していました。
他にも2007に王子動物園で死亡した洋々(ヤンヤン)は22年4ヶ月で寿命を全うし、2018年に秋吉台自然動物公園で死亡した宝宝(バウバウ)は、23歳5ヶ月で寿命を全うしました。
ちなみに、レッサーパンダは生後18〜20ヶ月頃に性的な成熟を迎えます。
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