サバンナキャットの大きさ｜F1〜F7までの世代でサイズは異なる

サバンナキャットは、1986年に野生のサーバルキャットとイエネコの一種であるベンガルキャットが交配されて生み出されたハイブリッドのネコ種。

現在はペットとして飼育している人もいます。

このサバンナキャットの大きさを解説していきます。サバンナキャットは世代によってサイズ感が異なる点は重要です。

サバンナキャットの大きさはどれくらい？

サバンナキャットの大きさは、オス・メス合わせた平均的な体長で50cmから80cmの間、体重でオスは6.5kg〜13kg、メスは5〜10kgとなります。

これは一般的なイエネコよりも一回り大きく、より大型のサバンナキャットの個体であれば、イエネコの倍近い大きさであると言えます。

ただし、サバンナキャットはその「世代」によっても平均的な大きさが異なってくる点を理解しておかなくてはいけません。

世代とは「F1」から「F7」にまで分類されることが一般的で、「サーバルキャット」と「イエネコ」が交配されて生まれたハイブリッドの子供から何世代離れているかを指し示します。

例えば、サーバルキャットとイエネコの間に生まれた猫はF1である一方、このF1とイエネコの間に生まれたネコはF2となり、Fの後に連なる数字が大きくなればなるほど、野生のサーバルキャットよりも遺伝的には遠くなるのです。

また同時に、野生の血の濃さから、同じサバンナキャットであってもF1〜3はより野生味があって体も大きくなる傾向にあるのに対して、これよりも遠い世代はより気性的にはおとなしい上に、体の大きさも比較的小ぶりになる傾向にあります。

以下ではF1からF5までの世代別にサバンナキャットの平均的な体重を一覧にしてみます。

世代別にどのぐらいの大きさが目安になるのか参考になると思います。

上でも触れた通り、数字が上がるに連れて野生のサーバルキャットから遺伝的に遠くなっていくサバンナキャットは、同時に平均的な体長も小さくなっていきます。

特に、F4以降の世代では、オスであっても10kg以上の体重になることはあまりありません。

サバンナキャットの大きさは世代によって微妙に異なって来ます。

興味がある人は、対象となるサバンナキャットの世代を確認しておおよその大きさを把握しておきましょう。