世界の謎や不思議なこととして知られる物事や現状の中でも、23個のミステリーを紹介していきます。世界の雑学ネタにも要チェックです。
世界は広く我々人間には計り知れないことがたくさんあります。
それに対して人類は科学を発展させ、様々な自然現象や歴史の謎を解き明かしてきました。
しかし、どんなに科学が発展しようとも未だに解き明かせない、世界の謎や不思議が多く残っていることは確かです。
そこで、ちょっとした雑学として、長年研究や議論、調査がされているものの、未だに未解決のまま残っている興味深い世界のミステリーを23個紹介していこうと思います。
- 世界の謎・不思議1:ゾディヤックの手紙
- 世界の謎・不思議2:Wow!シグナル
- 世界の謎・不思議3:切り裂きジャック
- 世界の謎・不思議4:アイウドのアルミニウム製物体
- 世界の謎・不思議5:タオスハム
- 世界の謎・不思議6:ジョージアガイドストーン
- 世界の謎・不思議7:シャグバラーの石碑(羊飼いの碑)
- 世界の謎・不思議8:タマム・シュッド事件
- 世界の謎・不思議9:バミューダトライアングル
- 世界の謎・不思議10:ロンゴロンゴ
- 世界の謎・不思議11:ビッグフット
- 世界の謎・不思議12:トリノの聖骸布
- 世界の謎・不思議13:アトランティスの都
- 世界の謎・不思議14:クリプトス
- 世界の謎・不思議15:シュメール人
- 世界の謎・不思議16:ヴォイニッチ手稿
- 世界の謎・不思議17:DBクーパー事件
- 世界の謎・不思議18:ナスカの地上絵
- 世界の謎・不思議19:ブリティッシュコロンビアの切断された足
- 世界の謎・不思議20:オーランメダン号
- 世界の謎・不思議21:過去の未来人
- 世界の謎・不思議22:ストーンヘンジ
- 世界の謎・不思議23:ピラミッドの謎
- 合わせて読みたい世界雑学記事
- 世界の謎・不思議として知られる23のミステリーのまとめ
世界の謎・不思議1:ゾディヤックの手紙
(出典:youtube)
1960年代~1970年代にかけて、サンフランシスコ近郊で連続殺人事件が発生し、警察やマスコミに犯行声明文が犯人から送りつけられました。
その手紙の中で「ゾディアック」という言葉が頻出するために、ゾディアックの手紙と名付けられ、また、事件はゾディアック事件と呼ばれるようになります。
4つの手紙のうち1つは解読されましたが、残りの3つのメッセージは今でも未解読のままであり、もちろん犯人も確実にな特定には至っていません。
ただし2015年に、フロリダの元保安官代理キンバレー・マグガースが、テニス・レーダー(BTK絞殺魔)と呼ばれる受刑者こそがゾディアックだという発表をしたそうです。
世界の謎・不思議2:Wow!シグナル
(出典:Universe Today)
オハイオ州立大学のSETIプロジェクト(地球外知的生命探査プロジェクト)に携わっていたジェリー・R・エーマンは、遥か遠くの宇宙から電波信号を受信します。
彼は恒星間から72秒間の信号を受信することに成功したのです。
しかし、その後は二度と信号を受信することはなく、また、どこからその信号が発信されたのかも未だに分かっていません。
また、その信号が自然現象によるものなのか、または人工的なものなのかも不明なまま。
とにもかくにも、ジェリーこの信号を発見した際に驚き、プリントアウトした表に書き込んだ「WOW!」という文字が有名になり、Wow!シグナルという名前がつけられました。
世界の謎・不思議3:切り裂きジャック
切り裂きジャックという名前はこれまで多くのショーや映画に登場していることから、なんとなく親しみを覚える名前かも。
でも、もともとは1888年にイギリスで発生した連続殺人事件の犯人のことです。
ロンドンのイーストエンドで、二ヶ月間に渡って何者かが11人の女性を立て続けに殺害する事件が発生。
しかし、その後の調査でも、未だに犯人が特定されておらず、また、犯人については様々な説が飛び交っているのです。
被害者のほとんどが売春婦で、遺体は身元が特定できないほどバラバラにされており、のどが引き裂かれていたそうで・・・怖!
世界の謎・不思議4:アイウドのアルミニウム製物体
(出典:youtube)
1974年、ルーマニアで地下10メートルの地層から3つの物体が発見されました。
そのうち2つは25万年前のものとされる先史時代の象の骨でした。しかし、残る一つはアルミ製の物体だったのです。
アルミニウムの生成に成功したのは200年ほど前の最近であり、この発見は多くの研究者を驚かせました。
結果、このアルミニウムは地球外生物の証拠だとする声もある一方、でっちあげだとする声もあったりと、多くの憶測が飛び交っており真相は謎のままです。
世界の謎・不思議5:タオスハム
ニューメキシコ州の小さな町、タオス(Taos)では、ブーンブーンという物音が聞こえてきてくるそう。
この物音の何が不思議かっていうと、ディーゼルエンジンのような音なのに、どこでなっているのか全く検討もつかないという点。
しかも、自然に聞こえてくる音ではあるものの、「音を検知できる機会では拾う事ができない音」だとか・・・。
この現象はタオスハム(またはハミング)として知られており、どうやってこの音が発生しているのかは今日まで誰も分かっていない世界の謎の一つです。
世界の謎・不思議6:ジョージアガイドストーン
アメリカのストーンヘンジとも例えられるジョージアガイドストーンは、アメリカ合衆国ジョージア州エルバート郡に立てられた巨大なモニュメント。
6枚の分厚い花崗岩の石板で出来ており、合計重量は107,840kg、そして高さは5.87mにも達します。
そんなジョージアガイドストーンの何が世界の謎かっていうと、1979年に建てられたばかりであるにもかかわらず、そこに書いてあるメッセージ(10のガイドライン)の内容が意図不明すぎるから。
10のメッセージは8つの言語(英語、スワヒリ語、ヒンドゥー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ロシア語)で書かれており、その内容は以下の通りです。
- 大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する
- 健康性と多様性の向上で、再産を知性のうちに導く
- 新しい生きた言葉で人類を団結させる
- 熱情・信仰・伝統・そして万物を、沈着なる理性で統制する
- 公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護する
- 外部との紛争は世界法廷が解決するよう、総ての国家を内部から規定する
- 狭量な法律や無駄な役人を廃す
- 社会的義務で個人的権利の平衡をとる
- 無限の調和を求める真・美・愛を賛える
- 地球の癌にならない – 自然の為の余地を残すこと – 自然の為の余地を残すこと
(引用:wikipedia)
見た感じだと、世界の秩序を維持するための目標指針として、何者かの希望が書かれたメッセージであるような気もしますが。
世界の謎・不思議7:シャグバラーの石碑(羊飼いの碑)
イギリスのスタフォードシャー州には、シャグバラーの石碑(羊飼いの碑)と呼ばれる彫刻があります。
このシャグバラーの石碑のどこが世界の不思議かというと、この石碑にはたった8文字(DOUOSVAVVM)が刻まれているだけであり、これまで多くの知識人らがその意味を解読しようと試みてきたけど、未だに解読出来ていないという点。
18世紀(1748〜1763年の間)に建てられたと言われるので、かれこれ250年以上も経っていますが、これから果たして解読されるような日がくるのかどうか・・・。
ちなみに、この石碑を立てた人物はトーマス・アンソンと言われ、この8文字は彼が亡き妻に当てた恋文だとか、聖杯のありかを示しているなどといった噂があります。
世界の謎・不思議8:タマム・シュッド事件
タマムシュッド事件とは、1948年12月1日に、オーストラリアのアデレードにある、グレネルグのソマートン公園の海岸で、身元不明の男性の遺体が発見されたという事件。
(出典:SICK CHIRPSE)
彼のポケットの中からは、なぜが「Tamam Shud」と書かれた紙切れが見つかり、このタマムシュッドとは、ウマルハイヤームの詩集ルバイヤートに出てくる言葉で「終わった」とか「済んだ」と訳されるもの。
しかし、その男性の身元はもちろん、その死因も未だに特定されておらず、世界の不思議の一つとして数えられるようになっています。
ただ、当時は冷戦中であったため、もしかしたら、諜報活動のさなかに敵国に見つかり殺害された人間で、諜報活動をしていた事実を公表したくない国の政府が黙っているだけだったりするかもしれません(あくまで推測です!)。
世界の謎・不思議9:バミューダトライアングル
バミューダトライアングルとして知られるこの有名な海域は、マイアミ、バミューダ諸島、そしてプエルトリコを三角形に結んだ一帯。
この海域では飛行機の計器が狂うことがよくあるそうで、多くの船がここで行方不明になっています。
原因としてメタンガスの泡説、ブラックホール説、エイリアン説など様々な憶測が飛び交っていますが、未だにそのミステリーの原因については明らかになっていません。
世界の謎・不思議10:ロンゴロンゴ
謎が多いとされるモアイ像のあるイースター島では、ロンゴロンゴと呼ばれるこれまた謎に包まれた文字板が、19世紀後半に発見されました。
(出典:wikipedia)
そこに書かれている文字は、絵文字または象形文字と言われますが、どちらが正しいのか決着がついていなく、また、書かれている内容についても判読されておらず未だに不思議な存在となっているとか。
ただし、現在では
ロンゴロンゴは言語を表記するための文字体系ではなく、原文字、あるいは系図や、踊りの振付、航海術、天文学、農業等に関する知識を、記憶するための記号である
(引用:wikipadia)
という意見が最も支持されているようで、その場合、解読されることでイースター島にある巨大建造物の手がかりになるという可能性は低くなりそうです。
世界の謎・不思議11:ビッグフット
ビッグフット(サスカッチとも呼ばれる)と言えば、世界で最も有名なUMA(未確認生物)の一つで、アメリカとカナダにまたがる山脈に住んでいると言われる謎の存在。
2mや3mにもなる大きな体と、全身毛むくじゃらの霊長類的生き物で、一説には歴史上絶滅したとされる史上最大の霊長類「ギガントピテクス」の生き残りだと言われることがあります。
このビッグフットは二足歩行が可能で、歩き方は人間のようだとされ、また、ヒマラヤ山脈に住むと言われるUMA「イエティ」とも共通するところが興味深い存在です。
世界の謎・不思議12:トリノの聖骸布
トリノの聖ヨハネ大聖堂にある聖骸布は、ローマ人によって十字架にかけられたイエスキリストの遺体を包んだとされる布のこと。
キリストが死んでから3日後に復活するまで遺体が包まれていたらしく、その間に滲み出たキリストの血や体液が染み付いたとされています。
ただしその後、炭素年代測定によって、この聖骸布は1300年前後に作られたものであると言われたり、別の調査では1300年から3000年前の布であると言われたりと、本当にイエスキリストを包んだとされる布なのかは未だに決着しておらず、世界の不思議の一つになっています。
世界の謎・不思議13:アトランティスの都
アトランティスの都市はかつて、マーメイドやマーマンが住む海の都市とだと考えられてきました。
しかし、古代ギリシャの哲学者プラトンが、著書ティマイオスとクリティアスの中で、旅の途中で聞いた話を元に、アトランティスが存在したこと、そしてどうやって高度な文明を築き上げたのかについて言及しており、もしかしたら本当に存在したかもしれないと言われる謎の都市として有名。
今現在、アトランティスは海底深くに沈んでいるとされるため、様々な海底の調査がされており、なかには古代都市の遺跡が海底から発見されることもありますが、未だにそれらがアトランティスなのかどうかは分かっていません。
また、アトランティスがあったと言われる場所も、地中海や大西洋説など様々で、いつまでも人々の想像力を掻き立てるミステリーです。
世界の謎・不思議14:クリプトス
(出典:The Black Vault)
バージニア州ラングレーのCIA本部には、まだ完全に解読が終わっていない暗号文が刻まれた彫刻「クリプトス」があります。
製作者はアメリカの芸術家ジム・サンボーンで、あらゆるものはパターンとヒントを手がかりに解決、解読されることを示すために作られたとかなんとか。
クリプトスは4つの部分から構成されており、最初の3つはすでに解読されているらしいですが、未だに最後の4つ目は解読されておらず、世界の謎の一つとして今日まで残っています。
頭脳明晰な人々でも未だ真相を突き止めることができないなんて、まさに高い知能が求められるCIA職員にとっては最高のプレゼントですね。
世界の謎・不思議15:シュメール人
シュメール人とは古代メソポタミア文明の初期を担ったとされる人々。
紀元前3800頃に、突然メソポタミアの地に現れたと言われ、その後、史上稀にみる速度で人類の文明を発展させていくほど高度な技術や知識を持っていた謎の集団。
しかも、シュメール人が残した装飾品などには、まるで飛行機やロケットを型どったようなものまで存在していたりと、宇宙から飛来した宇宙人説まで飛び交っている不思議な人々です。
世界の謎・不思議16:ヴォイニッチ手稿
(出典:ars TECHNICA)
ヴォイニッチ手稿またはヴォイニッチ写本と言われるこの古文書は、およそ240ページからなる古文書で、1912年にイタリアで発見されたもの。
そのミステリーとは、書かれている文字が全く解読不能であり、同時に謎の絵が描かれているという奇妙な点。
発見されてからこれまで何度も解読が試みられてきましたが、未だに誰も解読した人はいません。
しかも、手掛かりになるのは多くのページに描かれている絵だけなのに、その絵も絵で不思議すぎるっていう・・・。
ちなみに、このヴォイニッチ手稿のヴォイニッチは発見者のウィルフリッド・ヴォイニッチから付けられたものです。
2014年に発表されたスティーブン・バックスの論文によると、同手稿は中東付近に暮らしていた滅んだ民族が用いた言語で書かれたらしいですが、果たして真相は!?
世界の謎・不思議17:DBクーパー事件
(出典:wikipedia)
DBクーパー事件は、ボーイング727をハイジャックし、身代金20万ドルを受け取った後にパラシュートを使って犯人が飛行機から脱出した事件。
犯人を探すためにFBIが「D.B.クーパー」と名付けたことから、DBクーパー事件として知られるようになっています。
その犯人は未だに特定されておらず、アメリカの航空史上で唯一の未解決事件として有名です。
世界の謎・不思議18:ナスカの地上絵
ペルーにあるナスカの地上絵と言えば、世界の謎で必ず名前が挙がるほど有名。
だだっ広い高原の地表面に非常に大きなスケールで、クモや猿、サメやシャチ、そして植物などが描かれており、当時の人々が上から絵を見る事ができなかったことを考えると、その緻密さは驚くべきもので謎とされます。
また、なんの目的で描かれたのかも未だにはっきりとしていません。
世界の謎・不思議19:ブリティッシュコロンビアの切断された足
遺体が海岸に打ち上げられるのは理解できますが、カナダのブリティッシュコロンビア州にある海岸では2007年以来、毎年のようになぜがスニーカーを履いた「足」が数々発見されています。
しかも、これまで10本以上のそうした足が見つかっており、しかも人間の足であることから、様々な憶測を読んでいるそう。
殺人なのか自殺なのか、はたまた葬儀屋などによるいたずらなのか、全く分かっておらず、謎が謎を呼んでいる未解決事件です。
世界の謎・不思議20:オーランメダン号
オーランメダン号事件は、恐らく航海の歴史の中で最も物議を醸しだしている世界的ミステリー。
すべての始まりは1948年に船のキャプテンから発されたSOSメッセージ。
その救難信号を受信したシルバースター号は救難信号を受信し、オーランメダン号に立ち入った時には、船員全員が死亡していました。
さらには、電信技手もそのメッセージの送信中に死亡したのです。
幽霊や有害物質、エイリアン説など様々な憶測が飛び交っていますが、真相はまだ分かっていません。
世界の謎・不思議21:過去の未来人
1940年代に撮影されたある写真には、不思議な人物が写り込んでいます。
(出典:EXPRESS)
良く見てみると、当時の時代背景にはそぐわない、Tシャツとパーカーを着てサングラスを掛けた人物が写り込んでいるっていう・・・。
この不思議な写真は一時期世間を賑わせましたが、その後、すでにサングラスは1920年代より流通しており、Tシャツに見える服はスポーツチームのエンブレムを縫い付けたセーターであり、実はそのような服装をしている人物がいてもおかしくないという説が浮上しています(参照:TOCANA)。
とはいえ、やはり最初に見た時には衝撃すぎる写真であるのは間違いありません。
世界の謎・不思議22:ストーンヘンジ
イギリスのロンドンから西に約200kmいったところにあるストーンヘンジは、世界のミステリーとして最も知られている存在の一つ。
高さ4-5mにもなる30個の石が、直径100mの円形状に配置されており、また建設時期はおよそ紀元前2500~紀元前2000年まで遡ると言われています。
このストーンヘンジの何が謎かと言えば、当時の技術では到底不可能だと思われる建造物である点と、そもそもの作った目的。
この2つのことがいまだに解けておらず、結果として様々な憶測が飛び交っており、世界の大きな謎の一つとして残っています。
世界の謎・不思議23:ピラミッドの謎
エジプトにあるピラミッドと言えば、人類史上最も有名な建築物と言っていい存在。
大きく重い石が階段状に精密に積み重ねられており、ギザの大ピラミッドなどは底辺の各辺が230mで、高さは146mに達するなど、非常に巨大な建造物です。
このようなピラミッドを作るのは、最先端の技術を用いても難しいと言われ、当時の人が如何にして作ったのかは未だに謎のまま。
また、ピラミッドを作った目的に関しても様々な憶測が飛び交っており、世界で最も有名なミステリーの一つです。
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世界に関するちょっとした雑学として知っておくと、会話の話題としても良いかと思います!