古代文明の謎を追う!世界古代文明まとめ10選!

世界史
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人類の進化の過程において集団生活は、非常に便利であり実用的で、なくてはならないものです。

そのような集団生活を行っているうちに、個別の集団から共同体が作られ、社会ができ、文明が生まれてきました。

そして、人類史を見ていくと、古代には多くの文明が生まれては滅びの繰り返しであるのが分かります。

そこで、古代文明の謎に迫るためにも、世界的に有名な古代文明を10個まとめてみました。

ただ、アトランスティスやレムリアなどではなく、実際に存在したことが分かっている文明について紹介していきます。

世界史や世界の文化や文明に興味があるなら確認してみましょう。

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古代文明① インカ文明(西暦1438〜1532年)

先コロンブス期(ヨーロッパ人の少なからぬ影響が現れる以前の時代)においてインカ帝国は、南アメリカ最大の帝国でした。

この古代文明は現在のエクアドル、ペルー、チリのあたりで繁栄し、現在のペルーにあるクスコに行政、軍事、政治的中心をおき、しっかりとした社会を構築したことで、帝国として急速に繁栄していきます。

当時のインカ人は太陽神インティを熱心に信仰しており、インカ人の王は太陽の子を意味する「サパ・インカ」と呼ばれていました。

初代インカ皇帝パチャクテク(インカ帝国の前進となるクスコ王国9代目の皇帝)は、小さな村から大きな都市へと発展、再編させ、インカ帝国が成立します。

さらに、パチャクテクは祖先崇拝の伝統を拡大させ、ここにインカ文明が始まったのです。

また、皇帝が死ぬと権力は全て息子に、財産は息子以外の親族に配分し、彼らが皇帝のミイラを保存し、政治的影響力を維持することになっていく体制を築き上げることで、安定した国家運営が可能になり、この地域でインカ人が急激に力を持つようになるきっかけとなりました。

インカ人は建築技術に長けており、マチュピチュやクスコなど、今でも残っている様々な建築物を作っています。

インカ文明の基礎情報

  • 時期
    • 1438〜1532年
  • 発祥地
    • 現在のペルー
  • 現在の場所
    • エクアドル、ペルー、チリ
  • 注目すべき点
    • コロンビア到来以前の南米最大の帝国

古代文明② アステカ文明(西暦14世紀〜1521年)

アステカ人はインカ人が南米で台頭してきたのと同じ時期に勢力を伸ばしてきた人たちであり、アステカ文明はメキシコ中央部辺りに栄えた文明。

13世紀頃からこの地域に暮らす人たちは、互いに対抗する、テノチティトラン、テスココ、トラコパンの3つの大都市に暮らしていました。

1427年頃、この3つの都市は同盟を組み、敵対していたアスカポツァルコを滅します。

結果、この3つの都市同盟が発展し、中でも最も軍事力に優れたテノチティトランを中心として新しく国家のような体制が敷かれ、いわゆるアステカ帝国の礎になっていきます(国制上はずっと3都市同盟だった)。

その後の1500年初頭、アステカ文明は最盛期を迎えていた頃、スペイン人が領土拡大計画のもとにこの地へ上陸します。

そして、激しい死闘の末、1521年に戦に負けたアステカ帝国は衰退することになるのです。

ちなみに当時、アステカの人々は自分たちを指すためアステカではなく、メヒカという名前を好んで使っていたらしく、現在の「アステカ」という名称は、ドイツの博物学者であるアレクサンダー・フォン・フンボルトによって付けられたものです。

アステカ文明の基礎情報

  • 時期
    • 14世紀〜1521年
  • 発祥地
    • コロンビア到来前のメキシコ中南部
  • 現在の場所
    • メキシコ
  • 注目すべき点
    • 3つの都市同盟国家

古代文明③ ローマ文明(紀元前753年〜西暦476年)

文明発祥の物語が伝説がかっており神話に満ちているローマ文明は、紀元前6世紀ごろにイタリア半島中部(現在のローマ付近)台頭した文明。

最盛期においてローマ人は、ヨーロッパから中東と北アフリカの一部に掛けて、当時最大の領土を保有しており、今の地中海に面した地域は全て古代ローマ帝国の一部であったという事実からも分かる通り、非常に強力な文明であったのが伺い知れます。

初期のローマ帝国は王によって統治されていましたが、7代目の終わりにはローマ市民が権力を奪い、民主政となります。

その後、「元老院」と呼ばれる諮問機関を作り、ここからローマは「共和国」となります。

また、 ローマはジュリアス・シーザー、トラヤヌス、オーガスタスなど、人間の文明において最も偉大な皇帝の盛衰を見てきました。

しかし、 ローマ帝国はあまりにも広大になりすぎたため、次第に統治することが不可能になり、最後にはヨーロッパ北部と東部から攻め込んできた数百万もの入植者たちに倒されてしまうのです。

ローマ文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前753年〜西暦476年
  • 発祥地
    • ラティーニ村
  • 現在の場所
    • ローマ付近
  • 注目すべき点
    • 歴史上最も強大な古代文明

古代文明④ 古代ペルシャ文明(紀元前550〜紀元前330)

およそ200年しか続かなかったものの、人類史において、古代ペルシャ帝国(アケメノス朝ペルシャ)が世界で最強の力を持っていた頃があります。

当時のペルシャ人たちは500km2 以上の領土を所有していたとされ、エジプトの南部からギリシャの一部、さらにインドの東側まで広がったペルシャ帝国を築き、強大な軍事力と賢明な統治者で知られていたのです。

紀元前6世紀以前、当時のペルシャは、異なる統治者を持つ複数の派閥に分かれていましたが、後に大キュロスやキュロス大王として知られるキュロス2世が権力を握り、ペルシャ帝国を統一します。

さらにキュロス2世は古代バビロン王国を征服し、古代ペルシャ帝国を拡大したと思ったら、その後も拡大のペースを緩めることなく、紀元前533年が終わる頃には、アジア東部のインドにまで古代ペルシャ帝国が侵攻していました。

キュロス2世が亡くなった後でも、彼の子孫たちが容赦ない拡大戦略を続け、軍人国家として有名なスパルタとの伝説の戦いを繰り広げたことは有名です。

最盛期に古代ペルシャ帝国は中央アジア全土、ヨーロッパのほぼ全域とエジプトを統治していましたが、古代ギリシャのマケドニアに生まれた伝説の王、アレクサンダー大王によって、当時のペルシャ王、ダレイオス3世が破れ、ここに古代ペルシャ帝国が終焉を迎えます。

古代ペルシャ文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前550年〜紀元前330年
  • 発祥地
    • 西はエジプト、北はトルコ、東はメソポタミアからインダス川まで
  • 現在の場所
    • 現在のイラン
  • 注目すべき点
    • 短期間ではあったものの非常に強大な力を持っていた

古代文明⑤ 古代ギリシャ文明(紀元前3000年頃〜紀元前150年頃)

古代ギリシャ文明は人類史上最古の文明ではありませんが、間違いなく世界で最も影響のある文明の1つ。

古代ギリシャ文明の台頭はキクラデス文明とミノア文明(紀元前2700年頃〜紀元前1500年頃)によると考えるのが適切だと思いますが、ギリシャのアルゴリスにあるフラクシ洞窟で発掘された埋葬跡から、古代ギリシャ文明に繋がる始まりは紀元前7250年にまで遡るとも言われています。

古代ギリシャ文明の歴史はあまりにも長い年月に渡っているため、歴史学者たちはいくつかの時代に分けています。前古典時代、古典時代、ヘレニズム時代に分ける方法です。

そんな古代ギリシャですが、文明の中では、世界のあり方を一変した古代ギリシャ人も大勢登場しており、多くの人たちは今日まで語り継がれています。

例えば、ピタゴラス、アルキメデス、ソクラテス、ユークリッド、プラトン、アリストテレス、アレクサンダー大王など。

さらに、現代の幾何学、生物学、物理学などの基盤を作ったのも古代ギリシャ人であり、民主政や元老院の概念を作ったのも彼らです。

このように古代ギリシャ文明は、その後の人類のあり方に、多大な影響を与えているのです。

古代ギリシャ文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前3000年頃〜紀元前146年
  • 発祥地
    • イタリア、シチリア、北アフリカ、西はフランスまで
  • 現在の場所
    • ギリシャ
  • 注目すべき点
    • 民主政の概念、幾何学、生物学、物理学など、構成に与えた影響が非常に大きい

古代文明⑥ 中国文明(紀元前14000年頃〜紀元前500年頃?)

中国文明は、世界で最も古い古代文明の一つで、間違いなく最も多種多様な歴史を持っています。

実際、中国を支配した王朝を最初から最後まで追う場合、非常に長い期間を簡潔にまとめていかないと理解するのが難しいほどです。

紀元前5000〜紀元前4000年頃には、黄河や長江の流域で、農耕を中心とした原始的な文明が始まり、その後も同時多発的に複数の文明が中国各地に現れますが、紀元前2000年頃に夏王朝が中国全土を支配した最初の王朝として現れます。

それ以来、期間は異なれども多くの王朝が中国全体を支配しては滅びるを繰り返し、辛亥革命が起こった1912年の清王朝の時代まで、王朝制は続きました。

しかし、その何千年にもよる歴史やそこから発生する文化などは、形を変えて現代の中華人民共和国に受け継がれています。

また、中国文明の長い歴史の中では、火薬や紙、印刷技術、羅針盤、アルコール、大砲、その他多数の発明が生まれ、人類の発展に寄与しています。

ちなみに、「中国文明」という時は、黄河文明(紀元前7000年〜紀元前1600年頃)、長江文明(紀元前14000〜紀元前1000年頃)、遼河文明(紀元前6200〜紀元前500年頃)の3つの文明が融合したものを指すことが多いため、中国文明の時期を広範囲で考えた場合は、紀元前14000〜紀元前500年頃となると言えるかもしれません。

中国文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前14000年頃~紀元前500年頃?
  • 発祥地
    • 黄河、揚子江地域など
  • 現在の場所
    • 中華人民共和国
  • 注目すべき点
    • 紙、絹などを発明したり、非常に長い歴史を持つ

古代文明⑦ マヤ文明(紀元前2000年頃〜900年頃)

マヤ文明は紀元前2000年頃から中米で発生して繁栄した、古代文明で多くの謎を残している文明。また、彼らの生み出したマヤ暦は、現在でもよく議論の的になります。

全盛期には人口が約1900万人にも急成長し、世界で最も洗練された古代文明の一つとなっていました。

そして、紀元前700年までにマヤ人は、独自の文字を生み出し、その文字を使って創り出した独自の太陽暦を石に彫って残しており、これが世界のミステリー愛好家などの間で噂になるマヤ暦。

このマヤ暦を現在の暦に換算してみると、この世界は紀元前3114年の8月11日に創られ、西暦2012年12月21日に終わると予想されていたのです。

そんなマヤ文明は、当時の多くの文明と比べると文化的に富んでいたのが特徴。また、マヤ人はピラミッドを作っており、多くの場合、エジプトのものよりも巨大です。

しかし9世紀頃になるとマヤ文明は、急激に衰退し始め終焉を迎え、このことは、古代史の最も興味深い謎の一つとなっています。

マヤ文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前2000年頃〜900年頃
  • 発祥地
    • 現在のユカタン
  • 現在の場所
    • メキシコのユカタン、キンタナ・ロー、カンペチェ、タバスコ、チアパスの地域、またグアラテマラ南部、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス
  • 注目すべき点
    • 天文学の発展や謎に満ちた衰退

古代文明⑧ 古代エジプト文明(紀元前3150年頃〜紀元前30年)

古代エジプトは人類史の中で最も古い文明であるとともに、最も有名であり、文化的に富んだ文明の一つ。

この古代文明は紀元前3150年頃に、最初のファラオ(古代エジプト王の呼称)のもとで上エジプトと下エジプトが政治的に統合し、国が統一されました。

その後は古代エジプト時代は、多くの王朝が交代しながらも国家として続き、プレトレマイオス朝が共和制ローマによって滅ぼされ、独立した王朝時代が終焉する紀元前30年まで続きます。

その間、古代エジプトには、ラムセス2世のような絶大な権力を持ったファラオ達が登場し、他の文明を築いた人々をもエジプトの支配下に入れて発展していき、後世に残る大きな文化圏を生み出すのです。

また、現在もそびえ立つピラミッドやスフィンクス、今日まで残る古代ファラオたちのミイラ、最初の太陽暦、そして象形文字、その他多数のものを残しています。

古代エジプト文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前3150年〜紀元前30年
  • 発祥地
    • ナイル川流域
  • 現在の場所
    • エジプト
  • 注目すべき点
    • ピラミットの建築など

古代文明⑨ インダス文明(紀元前2600年頃〜紀元前1800頃)

インダス文明は、インダス川流域で発祥した古代文明で、現在のアフガニスタン北東部からパキスタン、インド北西部に渡る地域で繁栄しました(インダス川はアジア最大の川の一つで、ガッガル・ハークラー川という名のもう一つの川と共に、インド北西部とパキスタン東部を流れていた)

古代エジプト文明と同様に、人類史初期に現れた文明として一般的にも知られており、また125万キロメートルもの地域に発展した非常に大きな文明の一つです。

この古代文明の全盛期は紀元前2600年から紀元前1900年(または紀元前1800年)頃まで続いたと言われています。

洗練された都市計画や技術的に進んだ国家がインダス文明では顕著だったとされ、精密で優れた測量技術を確立し、芸術と工芸に富んだ文化であったことがわかっています。

インダス文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前2600年頃〜紀元前1800頃
  • 発祥地
    • インダス川流域
  • 現在の場所
    • アフガニスタン北東部からパキスタン、インド北西部
  • 注目すべき点
    • 優れた都市計画や精密な測量技術

古代文明⑩ メソポタミア文明(紀元前3500年頃〜紀元前500年頃)

メソポタミア文明は、チグリス川とユーフラテス川の流域に起こった古代文明の一つで、現在でも謎に包まれたシュメール人が文明の初期を形成したことで有名。

シュメール人の後には、アッシリア人、アッカド人、ヒッタイト人など、多くの民族が興亡した歴史を持っています。

さらに、シュメール人がこの地に現れる以前から住んでいた人たちによって、すでに農業が盛んであったとされ、それは、古代エジプトなどよりも早かったとされています。

他にも、太陰暦の使用、60進法の発達、くさび形文字の使用、ハンムラビ法典、ギルガメシュ叙事詩など、現在にも影響を与える多くのものを生み出しています。

また、メソポタミア文明は旧約聖書の原型にもなったとされ、メソポタミアで頻繁に起こった大洪水はノアの方舟の物語になり、メソポタミア文明の諸都市にあったジッグラト(巨大な聖塔)はバベルの塔の話へ、そして、様々なものに粘土を用いていた風習は、アダムが土から作られた話へ繋がっていったとされています。

メソポタミア文明の基礎情報

  • 時期
    • 紀元前3500年頃〜紀元前500年頃
  • 発祥地
    • ザグロス山脈北東部、アラビア高原南東部
  • 現在の場所
    • イラン、シリア、トルコ
  • 注目すべき点
    • 太陰暦、60進法、ギルガメシュ叙事詩、そして旧約聖書の原型となったこと

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