世界一小さい馬・世界最小の馬|5種類のとても小さな馬達

世界一小さい馬(世界最小の馬)として知られる、5種類のとても小さな馬の品種を紹介していきます。中にはペットとして買われているものもあります。

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現在、馬として最も有名な品種と言えばサラブレッドでしょう。

平均的な個体の体重は400kg〜500kgで、その体高は160〜170cmほどです。

しかし、馬の仲間にはこのサラブレッドのイメージからは想像出来ないような小ささを誇る馬が含まれ、中でも147cm以下の体高を持つものはポニーと呼ばれます。

そして、このポニーと呼ばれる馬達の中にもさらに小さい種類が存在し、中にはその小ささからペットとして人気が高いものもいるのです。

この記事では、世界一小さい馬(世界最小の馬)として、ポニーに分類される5種類の馬の品種を紹介していきます。

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世界一小さい馬の品種5種

野間馬

日本一小さい馬の品種で日本在来馬8種のうちの一つとされる野間馬は、世界でもトップクラスに小さい馬の一種であると同時に、極めて希少な馬。

体高はおおよそ110〜120cm程度で、その名前は原産地である日本の愛媛県野間の地名にちなんでいます。

この小型種の馬は何世紀もの歴史がある馬で、一時はわずか6頭が生き残るのみとなってしまいましたが、年月を経て徐々に個体数が増加してきました。

この野間馬の数の減少は、20世紀初頭からより優れた軍馬を求めてサラブレッド種が日本に導入され、野間馬も含めて一時期、小型種の馬の繁殖が不法とされた時期があったことが大きな原因です。

小型種の繁殖の禁止によって、成体で体高が100cm強しかなかったより小型の野間馬は絶滅の危機に瀕したのです。

幸い、1978年に保存会が設立され、野間馬の種の保存に取り組み始めた結果、野間馬の数は徐々に増加しつつあります。

グゥオシャ

体高が110cm強の世界一小さな馬の一種「グゥオシャ」は、極めて希少な馬であり、また、数少ない中国原産種として知られる中国一小さい馬の品種。

中国の靖西県、徳保県、田陽県に起源があります。

グゥオシャという名前はおおまかに訳すと「果樹の下」という意味になり、この種の馬が果樹園で働いていたことに由来しています。

グゥオシャは果樹園で木の下に立ち、農夫が木から摘み取った果物を入れた籠を運びました。

しかし、時代と共にグゥオシャは忘れられ、絶滅したと考えられていましたが、1981年になって数頭が発見されたことで再び人々の記憶の間に蘇りました。

グゥオシャの頭部と耳は小さく、そして、まっすぐな背中、短い首と、極めて古代種の馬に近い外見をしています。

また、体色は鹿毛色、灰色、葦毛色です。

ちなみに、中国ではグゥオシャを表現しているとされる2000年前の像が見つかっています。

シェトランドポニー

青銅器時代にまで歴史を遡る小型ポニーの一種が、スコットランドのシェトランド諸島に存在します。

その名もシェトランドポニー。体高は平均してたったの100cm程度しかありません。

古代スカンジナビアおよびケルトの馬との交配を重ね、何世紀もの間、シェトランド諸島の厳しい気候条件に耐え、シェトランドポニーは形成されてきました。

こうした厳しい気候はシェトランドポニーを強健で回復力のある馬とし、農耕馬として、炭鉱で働く泥炭や石炭の荷役馬として、歴史の中で重宝されてきたのです。

その体格に比べて時には体重の2倍以上もある相当な重量を運ぶ能力があることから、世界一強靭な種とされることも多い馬です。

また、知的能力も高いと言われます。

ミニチュアホース

ミニチュアホースはその名の通り、非常に小さな馬で、世界一小さい馬の一種としてとても有名。

平均的な体高は86~97cmしかなく、その小柄な体格と大人しい性格から、世界中でペットとしても人気があります。

一方で、ミニチュアホースにはかなり長い歴史があります。

ミニチュアホースは1600年代から存在しており、当時から貴族階級や裕福層の間ではペットとして飼育されてきたのです。

また、1700年代になると炭鉱で働く使役馬となりました。

その体には似合わず強健で強靭なだけでなく、他の大型馬より長生きすることも多く、これらの理由から非常に重宝されたのです。

しかし、ミニチュアホースには体の小ささ故の代償が伴います。例えば、繁殖が難しい、過食のリスクなどです。

ただ、それでもミニチュアホースはペットとして人気で、さらに、視覚障がい者や身体障がい者のための盲導馬としても活躍の場が見出されています。

ファラベラ

パトリック・ニュートールによって生み出され、義理の息子であるフアン・ファラベラが引き継いだ「ファラベラ」は、アルゼンチン原産の名実ともに「世界一小さい馬」となる種類。

その体高は71~80cm程度で、個体によっては体高40cm程度しかなく、良く知られるミニチュアホースよりもさらに上を行く小ささです。

しかし、その小さな体格にもかかわらず、ファラベラは他の世界一小さい馬と違い、「ポニー」というよりはむしろ「馬」としての体格比を有していることで知られ、その外見的特徴に加えて頑丈で人になつきやすい性格から、主にアメリカでペットとしてとても人気です。

強健で適応能力があるファラベラは、時には大型馬よりはるかにどのような環境にも適応する点で優れています。

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頑健で強く、いかなる環境にも適応できる古来の馬は、小型かつ機敏なものが多く、紹介してきた小さなポニー種の多くは古来種の特徴の多くを引き継いでいます。

過去には炭鉱で働いたり荷物を運搬したりする荷役馬として活躍し、そして現在は、コンパニオン・アニマル、つまりペットとして、世界最小の馬達は人間社会のなかで確固たる地位を築いています。

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