ジョン・ウェイン(1907〜1979年)は、アメリカ出身の俳優であり映画監督、また映画プロデューサーとしても活躍した俳優で、1969年には映画「勇気ある追跡」によって、アカデミー主演男優賞を受賞したこともありました。
また、「ビッグ・デューク」や「デューク」という愛称で呼ばれたジョン・ウェインは、当時の男性俳優たちの中でも際立って身長が高い存在として存在感を示していました。
ジョン・ウェインの身長と体重を解説します。
ジョン・ウェインの身長はどれぐらい?
ジョン・ウェインの身長 | 192.4cm(6フィート3.75インチ) |
ジョン・ウェイの身長に関しては、193cmや195cmなど、異なる数値が挙げられることが多くありますが、最も客観的な情報源として、1943年にジョン・ウェインが応募したOptional State Supplementation (OSS) と呼ばれる政府による支援プログラムによる記録には、192.4cm(6フィート3.75インチ)と記されています。
彼が成人となった1900年代前半のアメリカ人男性の平均身長は171cmしかなかったことを考えると、当時としてジョン・ウェインは、非常に高身長な男性であったことが分かります。
実際、1948年制作の映画「赤い河」で共演した女優コリーン・グレイは、
John Wayne was so tall they put me on an apple box in the studio where they shot the close-ups.
ジョン・ウェインはとても身長が高くて、近距離での撮影をスタジオで行う際には、私はリンゴの箱に載らなくてはならないほどだったわ。
といった言葉を残しています。
一方で、ジョン・ウェインは普段から踵部分が高いシークレットブーツのような靴を履いていたという噂が常につきまといます。
そして、そのような噂によって、ジョン・ウェインの身長は実際には192.4cmも無かったのではないかという憶測が、これまで多くされてきました。
ジョン・ウェインの体重はどれぐらい?
ジョン・ウェインの体重 | 96kg(212ポンド) |
身長の部分でも触れたOSSの記録によると、ゲイリー・クーパーの体重は96kg(212ポンド)とされていました。
ちなみに、ジョン・ウェインは体の大きさについてはもう一つ、本当かどうかは別として興味深い話があります。
それは、ジョン・ウェインが生まれた時、彼の体重は6kg近く(13ポンド)もあったというものです。