ラッコの大きさ(体長&体重)【イタチ科最大サイズの動物】

北米から千島列島の沿岸にかけて棲息するラッコは水棲の動物として知られ、海に仰向けになって浮かび、お腹の上で貝を割る可愛い姿で描かれることがよくあります。

そのため、日本国内では比較的人気な動物で、水族館でも飼育されている姿が確認出来ます。

ラッコの大きさ(体長と体重)を解説します。

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ラッコの大きさはどれくらい?

体長100〜150cm
体重14〜45kg

ラッコの大きさは、体長で100cmから150cm、体重で14kgから45kgの間に収まります。

ただし、他の多くの動物と同じように、オスとメスの間でラッコのサイズは異なり、オスの方がメスよりも以下のように大きくなる傾向にあります。

オスメス
体長120〜150cm100〜140cm
体重22〜45kg14〜33kg

特に体重で比較した場合、オスはメスよりもおよそ1.5倍大きいと言えるでしょう。

ちなみに、ラッコは水棲動物ですが、実は陸上で生活するイタチと同じイタチ科に含まれる動物で、イタチ科の動物としては最大種となります。

ラッコの大きさを他の生き物と比較すると?

秋田犬やジャーマンシェパードよりも大きい

ラッコは良く海に生息する可愛い姿で描かれることもあり、そこまで大きくないイメージが強いかもしれませんが、実物は想像以上に大きかったりします。

例えば、ペットとして人気な秋田犬やジャーマンシェパードは大型犬に分類されますが、個体によってはこれらの犬よりもラッコの方が大きいと言えるからです。

秋田犬は体長で93cm〜110、体重で23〜41kg、一方のジャーマンシェパードは体長で90〜110cm、体重で22〜40kgであり、特に大型のラッコのオスはこれら二種類の犬の大型のオスの個体を体長と体重両方で上回る可能性が高いのです。

実は思った以上に大きいのがラッコのサイズです。

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ラッコの大きさについて参考になる動画

次の動画は日本国内の水族館で撮影された、ラッコに餌をあげている動画です。

ラッコが立ち上がる姿が納められており、人間との比較から、ラッコのおおよその大きさをイメージしやすいかと思います。

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