太平洋のオセアニアの一部を形成してポリネシアに浮かぶ、トンガ王国の標高(海抜)についてみていきます。
また、トンガは171の島々から成る群島国家ですが、その中でも最も重要な本島とされるトンガタプ島の標高(海抜)についても触れていきます。
トンガの標高(海抜)はどれぐらいの高さか確認してみましょう。
トンガの標高(海抜)はどのぐらい?
最高所 | 1,033m |
最低所 | 0m |
平均標高(海抜) | 2m前後 |
トンガの標高また海抜は、最も高い地点となる最高所で1,033m、逆に最も低い地点となる最低所で0m、そしてトンガを形成する島々全体の平均標高は2m前後となります。
最高所はトンガを形成する島の一つであると同時に成層火山である「カオ島」の最高地点で、最低所となる海抜0mはトンガの至るところで確認出来ます。
一方で、トンガの平均標高(海抜)については2m前後と記しましたが、これもはっきりとはしていません。
というのも、すでに繰り返し触れている通り、トンガは非常に多くの島で構成されており、それぞれの島の平均標高を測定したり、そこから国全体の平均標高を正確に求めるのが非常に困難だからです。
さらに、地球温暖化による海面上昇に加え、2022年1月に起きた大規模な火山噴火によってトンガの島の一部の形が変わるといったことも、平均標高の測定を困難にしています。
このような状況から、2m前後という意見もあれば、4mや5mに近いといった意見もあるのです。
トンガの本島の平均標高(海抜)についても触れておく
また、トンガ王国全体の標高に加えて、トンガを形成する島の中でも最も重要な本島である「トンガタプ島」についても触れておきましょう。
トンガタプ島は、首都のヌクアロファがある国の中心的な島で、人口の70%以上がこの島に住んでいます。
このトンガタプ島の標高(標高)は平均で40m以下と言われ、島の南側にある最高地点でも70m程度、そして北へ向かっていくと最低所となる海抜0mの海岸線が広がっています。
ちなみに、トンガの首都「ヌクアロファ」は、海抜が低い北側の海岸線に隣接するように位置しているため、その平均標高(海抜)は3m、最高所でも6mとなります。