イギリス人の平均身長｜男女の数値から日本やアメリカとの比較まで

イギリス人の平均身長について見ていきます。ヨーロッパに位置してかつては大帝国を築いたイギリス人の平均身長はどれほどなのを確認してみましょう。

ヨーロッパを代表する国の一つであり、金融の中心地の一つロンドンを首都に抱えるイギリス。

イギリスは世界へ大きな影響力を与えてきた国だけあり、世界的に有名なセレブリティの中には多くのイギリス人が含まれ、また、メディアを通してイギリス出身の人々を目にすることがよくあります。

そんなイギリス人に関するちょっとした豆知識として、彼らの平均身長を確認していきたいと思います。

イギリス人男女の平均身長から、日本やアメリカとの比較までしていくので、気になったら確認してみましょう。

イギリス人の平均身長を調べてみた結果

イギリス人の平均身長を調べるに当たって今回利用した情報源はAVG.HIEGHTというサイトで、該当する国名を英語で入力すると、その国の平均身長が表示されるようになっています。

それでは早速、「United Kingdom」と入力して表示されたイギリス人の平均身長を、男女別に見ていきましょう。

▶︎男性を調べる場合は→男性の平均身長

▶︎女性を調べる場合や→女性の平均身長

現代における全世界人口の平均身長は、男性で171cm、女性で159cmとされているため、この全世界の平均値から見ると、イギリス人の身長は世界の中でも比較的高いと言えるでしょう。

また、イギリスとは昔からライバル関係にあるフランス人の平均身長と比較した場合、フランス人男性の平均身長は175.6cm、フランス人女性の平均身長は162.5cmであるため、男性であれば1.4cm、女性であれば1cmほど、イギリス人の方が平均身長で勝ることが確認出来ます。

ただし、20世紀には世界大戦を通して争ったヨーロッパの強国ドイツと比較した場合、ドイツ人男性の平均身長は181.0cmでドイツ人女性の平均身長は165cmであるため、いずれもイギリス人の方が平均身長では見劣りすることが分かります。

では、男性の平均身長が177.0cmで女性の平均身長が163.5cmのイギリス人は、我々日本人と比べるとどの程度の差があるのでしょうか？

以下で、日本人の平均身長と比較して、その差を客観的に確認してみましょう。

この比較によって分かる通り、イギリス人と日本人の男性の間には6.3cmの平均身長差があり、女性に関して言えば、その差は少し縮まるとはいえ、5.5cmもの平均身長差があることが確認出来ます。

5.5〜6.3cmと言えば、低めのハイヒールの高さと同じぐらいであるため、イギリス人と日本人の間にはおおよそ「低めのハイヒール一つ分の身長差がある」と言えるでしょう。

さて、イギリスの平均身長について見てきましたが、ここからはイギリスの身長に関するちょっとした豆知識として、イギリスとは歴史的に関係がとても深いアメリカ人との平均身長の移り変わりについて紹介しておきます。

まずは、現在のイギリス人とアメリカ人の平均身長について確認しておきましょう。

今日においてそれぞれの平均身長は、

と、イギリス人の方が男女共に、アメリカ人よりも1cm前後高いことが分かります。

しかし、100年前の平均身長を見ていくと、両者の立場は逆でした。

それが過去100年の間、イギリスでは平均身長がおよそ4.3インチ（10.922cm）伸びたのに対して、アメリカでの平均身長の伸びは2.4インチ（6.096cm）にとどまったのです（参照：yahoo! news）。

その結果、イギリス人は平均身長でアメリカ人に肉薄するようになり、ついには近年、アメリカ人の平均身長を超えるようになりました。

ちなみに、この身長差の逆転を招いた主な要因と考えられているのが「栄養状態」。

というのが仮説として挙がっています。

イギリス人の平均身長について、男女の数値の確認から、フランスやドイツ、そして日本やアメリカとの比較までを交えて紹介してきました。

イギリス人にまつわる豆知識として知っておくと良いかもしれません。