カピバラと言えば日本国内でも動物園によってはその姿を確認出来る、日本人にとってはそれなりに馴染みがある動物。
集団で露天風呂に浸かる姿などで人気です。
そしてカピバラは、ネズミと同じげっ歯類であり、現生するげっ歯類としては世界最大であることでも有名です。
カピバラの大きさ(体長と体重)を解説します。
カピバラの大きさはどれくらい?
オス | メス | |
体長 | 106〜134cm | |
体高(地面から肩まで) | 50〜61cm | |
体重 | 35〜64kg | 37〜66kg |
カピバラは通常、体長で106cmから134cm、体高で50cmから61cmの間に収まり、体重はオスで35kgから64kg、メスで37kgから66kgの間と、メスの方がオスよりも若干大きくなる傾向にあります。
一方で、過去には通常の範囲を大きく超える巨大な個体も確認しており、ウルグアイで確認された体重73.5kgのオスと、ブラジルで確認された体重91kgのメスが、オスとメスそれぞれで最大級の体重を持つ個体として報告されています。
また、サイズに関するその他の特徴として、カピバラはタワシのような硬い体毛に覆われており、その体毛は5cmを超える長さで、後ろ足は前足よりもやや長く、尻尾は退化してしまっているため、他の多くのげっ歯類と違い長い尻尾を持ち合わせていない点などを挙げることが出来ます。
カピバラの大きさを他のものと比較すると?
秋田犬よりも大きい
カピバラは可愛い外見を持つげっ歯類であり、他のげっ歯類はそこまで大きくないため、カピバラに対しても同様に、そこまで大きな印象を持ちにくいかもしれません。
しかし、日本原産で大型犬に分類される秋田犬と比べると、実はカピバラの方が大きな差を付けて大きいことに驚きます。
秋田犬は通常、体長で93cmから110cm、体重で23kgから41kg、体高で58cmから69cmの間となり、カピバラは体高では10cm弱劣っているものの、体長は秋田犬を大きく超え、体重ではおよそ1.5倍も大きくなっているのです。
秋田犬よりもカピバラの方が大きいと言えば、カピバラの大きさは想像以上であることを実感しやすいかと思います。
カピバラの大きさについて参考になる動画
次の動画ではカピバラに近寄る成人男性が様々な姿勢で写っています。
成人男性と比較することで、カピバラの大きさが分かりやすい動画となっているので、カピバラのサイズ感を理解する上で役立ちます。