世界の毒蛇一覧|ブームスラング・フィリピンコブラ・ブラックマンバなどの恐ろしさを知っているか?

世界の毒蛇一覧として、特に危険だとされる24種を集めて簡単に紹介していきます。万が一咬まれた場合、直ぐに対処をしなければ命を落とすリスクが高い毒蛇を見ていきましょう。

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世界には3500種近い蛇が存在すると言われますが、そのうちのおよそ600種は毒蛇。

毒蛇の毒はたいてい神経毒や出血毒であり、咬まれた生き物は神経の働きが阻害され、呼吸困難や心臓停止となって命を落としたり、または、出血が止まらい、血圧の降下が続く、腎機能に障害が起こる、場合によっては筋肉が壊死したり、そのまま衰弱して命を落としてしまうことがあります。

では、この600種近い毒蛇の中でも、人間にとって最も危険だと思われる毒蛇には、いったいどのような種が存在するのでしょうか?

この記事では、世界各地に生息する毒蛇の中でも、特に危険だと言われる種の中から24種をピックアップして、それぞれ簡単に紹介していきたいと思います。

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世界の毒蛇1:ラッセルクサリヘビ

インドやパキスタンなど、南アジア地域一帯に住むラッセルクサリヘビは、アジアにいる毒蛇の中で最も危険だとされる一種。

毎年何千もの人々の命を奪っており、出血毒だけでなく神経毒を持つため、咬まれると、疼痛、腫れ、嘔吐、めまい、腎不全を含む様々な症状が引き起こされます。

また、出血毒によって、命が助かっても手足を切断する必要があるなど、非常に恐ろしい蛇なんです。

世界の毒蛇2:アマガサヘビ

中国南部からラオスまでのアジア大陸の一部に広がるアマガサヘビは、世界で最も危険な毒蛇の一種として恐れられている蛇。

タンパク質の一部に作用するペプチド毒を持っており、この蛇に咬まれてその毒が体に侵入すると、すべての筋肉の動きが止まり、呼吸困難に陥って命を落とす可能性が高いと言われます。

しかも、人里離れた自然だけでなく、人家の周辺にも現れることがまた、人々に恐怖を与えているのです。

世界の毒蛇3:インドコブラ

ターバンをつけたインド人が笛を吹くとユラユラと揺れるように立ち上がるコブラ」として、イメージされるのが、このインドコブラというインドを含めた南アジア地域全般に生息するコブラの一種。

非常に危険な神経毒を持ち、血清による治療技術が開発される近年まで、多くの人々が命を落としていました。

現在でも命は助かったとしても、咬まれた患部を中心に広く壊死が起こることがあり、引き続き侮ることは出来ない毒蛇の一つです。

世界の毒蛇4:シンリンコブラ

アフリカ大陸西部から中部、そして南東部の一部にまで分布するコブラの一種がこのシンリンコブラ。

上で紹介したインドコブラほど危険ではないと言われることがありますが、それでもコブラの仲間であるシンリンコブラは十分危険で、特に警戒心が非常に強く神経質な性格が、この蛇をより危険な存在にしています。

世界の毒蛇5:フィリピンコブラ

(出典:wikipedia

フィリピンの北部地域全域に生息するフィリピンコブラは、全コブラ種の中で最も強力かもしれないとさえ言われる神経毒を持っている毒蛇。

フィリピンコブラに咬まれると、人間は30分以内に命を落とす可能性があると言われるほど。

その毒液は、神経を通る信号の伝達を妨げ、呼吸器系を不能にする致命的な能力を持っており、それが、このコブラを世界の毒蛇の中でも非常に危険な存在にしています。

世界の毒蛇6:キングコブラ

インド東部、バングラデシュ、ネパールインドネシア、カンボジア、その他の東南アジア諸国に広がるキングコブラについて、名前だけは知っているという人も多いはず。

通常の個体でも3m近くに成長し、大きな個体は4.5〜5mにもなり、世界一長くなる毒蛇です。

一方で、持っている神経毒は強力ですが、他のコブラに比べると毒性は弱いとされます。

しかし、ひと咬みで注入できる毒の量は非常に多く、それによって大きな生き物さえも殺すことが出来るんです。

世界の毒蛇7:ブラックマンバ

時速16kmの移動速度を誇るなど、俊敏で神経質である上に、非常に強烈な神経毒を持つこの毒蛇は、アフリカ大陸の東部から南部、そして西部の一部に生息するブラックマンバ。

危険を感じた際は非常に攻撃的になり、とても素早く正確な攻撃で対象をひと咬み。

体内に注入された毒には即効性があるため、死亡してしまう確率も非常に高いとされます。

ちなみに、大きな個体であれば4.5mにも達するなど、毒蛇としてはキングコブラについで2番目に長い種です。

世界の毒蛇8:ニシグリーンマンバ

その緑の姿が美しいニシグリーンマンバは、西アフリカ沿岸部の熱帯雨林、茂み、森林地帯などに住む、非常に警戒心が強くて神経質で、それに加えてとても敏捷な蛇。

非常に強い神経毒を持ち、この蛇に咬まれると、麻痺などに加え、心肺機能が停止することもあるなど、人は命を落としてしまう可能性があります。

ただし、基本的には大人しい性格であり、木の上で生活しているため、人間を襲ってくることは少ないと言えます。

世界の毒蛇9:ヒガシグリーンマンバ

「西があるなら東もある!」ということで、上のニシグリーンマンバと合わせて覚えておきたいのが「ヒガシグリーンマンバ」という毒蛇。

ケニアから南アフリカ共和国東部にまで広がり、ニシグリーンマンバと同様に、強い神経毒を持ちます。

その威力は、1回の咬傷(かみきず)により、数人が命を落とすだろうと言われているほど強力で、毒は神経、心臓、筋肉に作用し、組織を通して素早く体内に広がり、患部の腫れ、めまい、呼吸困難などが起こる上に心肺機能が停止して、死に至るおそれがあります。

世界の毒蛇10:ハララカ

ハララカは、ブラジル南部からアルゼンチンにかけて生息し、人口が多く比較的裕福な地域でも見かけられている毒蛇。

全長はおよそ1mから1.5mで、その毒は血液凝固を阻害して出血を起こさせる「出血毒」。

非常に強い毒であり、また、その毒量も多いことから、咬まれた後になんの処置もしなければ死に至ることもあると言われ、命が助かっても後遺症に悩まされることがある危険な蛇です。

世界の毒蛇11:テルシオペロ

究極の毒蛇」とも呼ばれることがあるテルシロペロは、北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸までの広範囲に生息し、大きなものは2.5mにもなる毒蛇。

その毒はとても危険で、大人であっても咬まれると数十分で死亡することがあると言われるほど強烈。

しかも、攻撃性が高くて機敏な動きを見せる上、しばしば人の居住地の傍にいることがあるなんていう、恐ろしい蛇なんです。

世界の毒蛇12:タイパン

ニューギニア島南部やオーストラリア北部の沿岸部の森林地帯などに生息するタイパンは、現地では最も危険な蛇として考えられることがある毒蛇。

極端に神経質で警戒心が強く、近くで動くものは全て襲うほどの攻撃性を持ち、また、その毒は神経毒であると同時に、出血毒でもあり溶血毒(赤血球を破壊する毒)

そのひと咬みで成人男性を十数人は殺せると言われます。

一方で、タイパンは争いが嫌いで、基本的には避けるように静かに去ろうとしますが、その脅威が続いたり追い詰められると一変し、攻撃的になるので注意が必要です。

世界の毒蛇13:デュボアトゲオウミヘビ

(出典:flickr

海での生活に適した体に進化し、泳ぐことが出来るウミヘビの一種「デュボアトゲオウミヘビ」は、オーストラリアの西部から北部にかけての沿岸と、ニューギニアおよびニューカレドニアの沿岸にかけて広く生息している毒蛇。

その毒は非常に強力な神経毒だと言われますが、一回の咬みつきで多くの毒を注入することが出来ないらしく、ラッキーなことに健康な成人であれば、死に至ることは多くないと言われます。

世界の毒蛇14:ベルチャーウミヘビ

インド洋東部からフィリピン、インドネシア、そしてオーストラリア北部からソロモン諸島にかけての海に生息しているとされるベルチャーウミヘビ。

その神経毒は陸上にいる毒蛇のものに比べて、なんと100倍も強力だと言われます。

例えば、キングコブラの毒液は1滴で150人以上の人々の命を奪うことが可能なのに対して、ベルチャーウミヘビの毒液は、わずか数mgで1000人以上の命を奪うことが出来ると言われるほど。

ただし、幸いなことにベルチャーウミヘビは、非常に臆病な性格を持つとされ、激しく挑発しない限り、基本的には人間を咬むことはないとされます。

世界の毒蛇15:マツゲハブ

目の上にある小さな複数の突起がまつ毛に見えることからマツゲハブと呼ばれるこの蛇は、中南米に生息する毒蛇で、典型的な待ち伏せタイプの捕食者。

無防備な獲物が近くに来るのを辛抱強く待ち、獲物が射程距離に入ったら一気に飛びかかって襲うのです。

ちなみに南米の一部では、「マツゲハブは攻撃した後に被害者へ向けてまつ毛をアピールしながらウインクをするする」という噂があるそうです。

世界の毒蛇16:ブームスラング

体がとても細長いブームスラングは、サハラ砂漠を除くアフリカ大陸全域に分布している毒蛇。

この蛇が含まれるナミヘビ科に属する他の蛇は、毒腺が小さくて牙もほとんど役に立たないため、人間を死に至らしめることはほとんどないとされますが、このブームスラングは別格。

最大で170度近くまで顎を開き、その顎の後ろにある大きな牙で非常に強力な出血毒を注入することが出来、成人男性ぐらいなら簡単に殺せます。

ちなみに、この毒蛇の出血毒は体内を非常にゆっくりと回っていくために、咬まれてから症状に気づくまでに時間がかかり、手遅れるなることがあるので注意です。

世界の毒蛇17:サンゴヘビ

サンゴを連想される赤や黄色、そして黒の縞模様を持つサンゴヘビは、北アメリカ大陸と南アメリ大陸の広範囲に分布する毒蛇。

強力な神経毒を持ち、万が一にも咬まれたら適切な処置をしないと命を落とす可能性があるとされます。

しかし、口は小さくて気性も激しくないことから、死に至るような被害を人間が被ることはそこまで多くありません。

世界の毒蛇18:グワーダー/ウェスタンブラウンスネーク

ウェスタンブラウンスネーク、またはグワーダーとして知られるこの蛇は、オーストラリア全域に生息する毒蛇。

動きが俊敏で、強力な毒を持つ上に、ひと咬みで注入できる毒の量が多いため、成人男性であっても致命傷を負うことがあります。

世界の毒蛇19:イースタンブラウンスネーク

オーストラリア東部全域に分布していることから、イースタンブラウンスネークと呼ばれるこの毒蛇は、俊敏で攻撃的。

また、画像にある通り、脅威を感じて警戒態勢になると、体を曲げながら地面から上げる動きを見せるのが特徴。

非常に強力な出血毒と神経毒を持ち、体を曲げた警戒態勢から一気に敵に襲いかかり、噛み付いてくるのです。

そしてもちろん、人が噛まれた場合、適切な処置が遅れると、命を落としてしまうことになります。

世界の毒蛇20:ヒガシダイヤガラガラヘビ

アメリカの一部の州に生息しているヒガシダイヤガラガラヘビは、ガラガラヘビと呼ばれる種の中では最大のサイズ(最大全長240cmにもなる)の毒蛇。

現在は血清を使った治療技術が普及していることから、この蛇に咬まれて命を落とす例はほとんど無くなったものの、それでも大きな顎で咬まれると強烈な痛みを感じることになり、また、血清を使わなければ命を落とす可能性が高まります。

世界の毒蛇21:タイガースネーク

オーストラリアに生息するタイガースネークは、陸上の毒蛇の中でも非常に強力な種と考えられている蛇で、オーストラリアでは最も危険な種とされるほど。

出血毒と神経毒を含む強烈なこの蛇の毒は、人間を殺すのに0.6mgで十分だとされるのに、ひと咬みで注入される毒は26gにもなるとされ、咬まれた2〜3時間後には命を落としてしまうとされます。

世界の毒蛇22:コモンデスアダー

全長が60〜90cmとそこまで大きくないものの、神経毒を持ち危険な毒蛇の一つに数えられるのがオーストラリアに生息するコモンデスアダー。

砂漠などの獲物が少ない荒野に住んでいるこの蛇は、他の蛇とは異なり、しばしば数日間に渡って獲物が通り過ぎるのを待ち、獲物が近づいてきたら素早く襲い掛かって毒を注入し、捕獲するのが特徴。

こうすることによって無駄なエネルギーを温存することが出来るのです。

ちなみに、獲物を襲って確実に殺すためにもその毒は強力に進化し、人間が咬まれた場合の死亡率は50%に達すると言われます。

世界の毒蛇23:ナイリクタイパン

オーストラリア大陸に広がるナイリクタイパンは、強力な毒を持っているものの、これがこの毒蛇を恐ろしい存在にしているわけではありません。

ナイリクタイパンが恐ろしい理由とは、その攻撃的で素早い動きによって、敵と認識した対象物を素早く、しかも何度も連続で噛みつき、その一連の攻撃で大量の毒を相手へ流し込むこと。

これによって、確実に獲物の命を奪い、生き延びるのに必要な食料を確保するのです。

世界の毒蛇24:カーペットバイパー

全長が40〜60cmと小さいものの、過敏性、攻撃的な性格、非常に強力な毒により、とても危険な蛇に数えられるカーペットバイパーは、中東からインドにかけての広範囲に分布する毒蛇。

その攻撃性は信じられないほど高く、他の蛇のように人間が威嚇したことへの反応として攻撃してくるのではなく、近寄っただけで無条件に攻撃してくるのが最大の特徴。

もちろん咬まれれば命を落とすことも多く、この毒蛇の生息地では、他の全ての毒蛇よりもカーペットバイパーが多くの人々の命を奪っていると言われるほどです。

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世界の毒蛇一覧|ブームスラング・フィリピンコブラ・ブラックマンバなどの恐ろしさを知っているか?のまとめ

世界に存在する毒蛇を24種紹介してきました。

これらの毒蛇は非常に危険であることには変わりありませんが、カーペットバイパーなどの一部を除いて、ほとんどの毒蛇は人を自分から襲うことはほとんどない点は知っておいてください。

毒蛇達は静かにほっておいてほしいのです。

この点を、毒蛇に出会ってしまった際は思い出すようにしましょう。それが自らの命を救うことになります。

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