飛ぶことが出来ない代わりに地面を猛スピードで走れる鳥として有名なダチョウは、世界一大きな鳥としても知られます。
ダチョウの大きさ(体重&身長)を解説します。
ダチョウの大きさ(体重と身長)はどれくらい?
ダチョウはオスとメスによって、その大きさが異なり、まとめると以下のようになります。
雌雄 | 体重 | 身長(体高) |
オス | 120kg | 2.1〜2.8m |
メス | 100kg | 1.7~2.0m |
ダチョウの体重は、オスで平均120kg前後、メスで100kg前後、そしてダチョウの身長(体高)は、オスで2.1mから2.8m、メスで1.7mから2.0mというのが、平均的なダチョウの大きさと言えるでしょう。
大型の個体の場合、オスは160kg近くにもなると言われており、体重を基準に見た場合、ダチョウは世界最大の鳥になります。
ダチョウの平均的な寿命は40〜45年とされますが、一歳になった個体の平均的な体重は、その時点ですでに45kgに達するほどです。
また、ダチョウには5つの亜種がありますが、中でも北アフリカダチョウと呼ばれる種が最大の種になります。
ダチョウの大きさ(体重と身長)を他のもので例えると?
ダチョウの大きさを数値だけで示してもイマイチ分かりにくいと思うので、他のものと比較していきましょう。
体重で見ると日本人の約2倍
ダチョウの体重はオスで120kg前後、メスで100kg前後となり、大きなオスの個体であれば160kg近くまで到達すると述べましたが、これはおおよそ、成人した日本人の約2倍程度だと考えると分かりやすいでしょう。
国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)によると、日本人の成人男性の体重は平均で64.0kg、成人女性の平均体重は52.7kgです。
この日本人の成人男女の体重を2倍にすると、それぞれ128kgと105.4kg。
ダチョウの平均体重よりは若干重いものの、ほぼ同じであることが分かります。
オスのダチョウの身長は天井の高さと同じぐらい
また、ダチョウの身長(体高)をイメージしたい場合は、一般的なマンション住宅の居間の天井を想像すると分かりやすいと思います。
ダチョウのオスの身長は2.1〜2.8mで、平均的な個体の身長は2.4m前後です。
多くのマンションでは、天井高として2.4mが採用されているので、ダチョウの頭は一般的な住宅の天井まで届くと考えれば、ダチョウの身長の高さを容易に理解出来ます。
ダチョウの大きさを理解するためにこちらも参考に
ダチョウの大きさを知る上では以下の動画も参考になります。
中には一歳時のダチョウなども映っており、この記事内で触れたことを再確認出来ると思います。