キューバの面積と大きさ【実は想像以上に大きい国】

キューバ（キューバ共和国）は、キューバ本島といくつかの島々からなるカリブ海に浮かぶ国。現在では数少なくなった社会主義体制を敷く国の一つです。

2015年には、冷静時代から断行状態であったアメリカとの国交が回復したことで、主に観光面で大きなポテンシャルを持つ国だとして注目を浴びました。

さらに、日本でも野球の強豪国として知られていたり、歴史の教科書に載っているキューバ革命や、その革命を起こしたチェ・ゲバラやフィデル・カストロといった人物の名前を通してキューバを知った人も多いでしょう。

そんなキューバについて、多くの人は「小さい国」や「小国」といったイメージを持ちがちですが、実は言うほど小さい国ではなかったりします。

キューバの面積や大きさについて様々な比較と併せて解説します。

キューバの大きさ（面積や人口規模）はどれぐらい？

キューバの大きさを理解する上で、面積と人口規模（+人口密度）を合わせて確認していきましょう。

キューバ共和国の面積

109,884㎢（42,462平方マイル）

領海を除いたキューバの公式な国土面積は109,884㎢（42,462平方マイル）です。

また、この国土面積のうち、ほとんど（95.15%）はキューバ本島が占めており、その面積は104,556㎢にもなります。

キューバの人口数	11,181,595 （2020年時点）
キューバの人口密度	101.8 / ㎢（2020年時点）

キューバの人口は2020年時点で約11,181,595人で、カリブ海の国としてはハイチ（人口数：約1140万人）についで二番目に人口規模が大きな国となります。

そして、国全体の人口密度は1平方キロメートル辺り101.8人となっています。

ここからは、キューバの大きさをより理解するためにも、いくつかの異なる対象と面積を比較していきましょう。

キューバの大きさを尋ねられた時、多くの人は「キューバは小さな国」だと思うかもしれません。

しかしキューバは、多くの人が思うほど小さい国ではなかったりします。

というのも、キューバの大きさを日本の本州と北海道、そして韓国と比較した一覧表を作ると、以下の通りになるからです。

見てわかる通り、キューバの面積は日本の本州の面積のおよそ半分となり、北海道よりも25%ほど大きく、多くの人が思う以上に大きいのではないでしょうか？

また、日本の隣の韓国と比べると約9.5%、キューバの方が面積で上回っていることが分かります。

一方で、キューバと韓国は面積でほぼ同じであるものの、韓国の人口は約5000万人と、キューバのおよそ5倍の規模となり、人口規模という点で両者には大きな違いがあることが分かります。

他にもキューバの面積を、東京都の面積と日本全体の国土面積と比較して表にしてみましょう。

ここまで見てくれば、キューバは思ったほど小さい国ではないことが分かると思いますが、念には念を押して、最後に世界で最も小さいトップ5の国々の面積とキューバの面積を比較した表を載せておきます。