オーストラリアの国章に描かれ、現地オーストラリでは食用とされることもあるエミューは、ダチョウには負けるものの、世界最大級の鳥の1種として知られます。
そしてエミューの卵は深い緑色で知られますが、大きいことでも注目されます。
エミューの卵の大きさを解説します。
エミューの卵の大きさ(直径と重さ)はどれくらい?
縦の長さ | 13cm(5.1インチ) |
横の長さ(幅) | 9cm(3.5インチ) |
重さ | 450〜650g |
エミューの卵の大きさは、縦の長さ(直径)が約13cmで、横の長さ(幅)が約9cm、そして重さは450〜650gとなります。
これは、地球上に現存する動物の卵としては、ダチョウの卵の大きさに次いで2番目です。
エミューの卵の殻は厚みはニワトリの卵の約3倍!
また、大きさに比例して、エミューの卵の殻は厚みもあります。
その殻の厚みはおよそ1mmとされ、平均的なニワトリの卵の殻が0.3mm前後なることを考えると、3倍もの厚みとなっているのです。
ちなみに、ダチョウの卵の殻の厚み(2mm)と比べると、その厚さは1/2となります。
エミューの卵の大きさ(長さと重さ)を他のものと比較
エミューの卵の大きさをもっとよく理解するためにも、他のものと比較していきましょう。
世界最大となるダチョウの卵と比較してみると?
世界一大きな卵として知られるダチョウの卵とエミューの卵を簡単に表で比較してみましょう。
エミュー | ダチョウ | |
縦の長さ | 13cm | 15〜18cm |
横の長さ | 9cm | 13cm |
重さ | 450〜650g | 1.3〜1.6kg |
長さに関して言えば、エミューの卵はダチョウの卵のサイズに対して2/3程度に収まっていますが、重さで比較した場合、両者には約2.8倍の差があることが分かります。
つまり、体積を軸にした場合、エミューの卵はダチョウの卵の1/3強であると言えるでしょう。
ニワトリの卵と比較してみると?
また、世間一般にも良く知られるニワトリの卵とも比較しておきましょう。
縦の長さ | 横の長さ | 重さ | |
ニワトリの卵 | 5.5cm | 4.3cm | 58〜64g |
エミューの卵 | 13cm | 9cm | 450〜650g |
ニワトリの卵には様々なサイズがありますが、ここでは中間サイズとなるMサイズを参考値としてます。
まず、縦の長さについては、
- 13 ÷ 5.5 = 2.36
となり、エミューの卵の縦の長さはニワトリの卵2個分ちょっとだということになります。
そして、横の長さで比べると、
- 9 ÷ 4.3 = 2.09
となり、こちらはニワトリの卵2つ分とほぼ一緒です。
さらに重さに関して言えば、ちょうどそれぞれの中間値を取って計算すると、
- 550g ÷ 61g = 9.01
となるため、平均的エミューの卵はニワトリの卵のおよそ9個分に等しいことが分かります。
エミューの卵の大きさを理解するためにこちらも参考に
エミューの卵の大きさを知る上で、以下の動画も参考になります。
日本語ではないですが、人間がエミューの卵を手に持った場合のシーンが多く確認出来、また、エミューの卵一個からどれほどの卵黄と卵白が出てくるかも分かります。