イギリスは4つのカントリーと呼ばれる主権を持たない国(地域)によって構成されていますが、その中で最大となるのがイングランドです。
イギリスの国土面積の半分以上を占め、人口規模でもイギリスの大部分を占めています。
イングランドの面積と大きさについて解説します。
イングランドの大きさ(面積や人口規模)はどれぐらい?
イングランドの大きさを理解する上で、面積と人口規模(+人口密度)を合わせて確認していきましょう。
イングランドの面積サイズは?
イングランドの面積 | 130,279㎢(50,301平方マイル) |
スコットランドの面積は130,279㎢(50,301平方マイル)です。
この130,279㎢というイングランドの面積は、イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)の国土面積全体(242,495㎢)の半分以上に当たる約53.7%を占めています。
また、イギリスを構成する2番目に大きなカントリーのスコットランド(面積:約77,933㎢)の1.67倍相当の大きさを誇ります。
イングランドの人口規模や人口密度は?
イングランドの人口数 | 56,286,961(2019年時点) |
イングランドの人口密度 | 432 / ㎢(2020年時点) |
イングランドの人口は2019年時点で約5,630万人です。
2019年の時点でイギリス全体の人口は約6,750人であったことを考えると、イングランドはイギリス全体の8割超に上る人口を有していると言えます。
また、イングランドの人口密度は1平方キロメートル辺り432人となっています。
イングランドの面積を他のものと比べてみると?
ここからは、イングランドの大きさをより理解するためにも、いくつかの異なる対象と面積を比較していきましょう。
イングランドの面積は北海道と九州を合わせた面積よりも大きい
イングランドの面積は思った以上に大きいことが分かります。
具体例を挙げると、日本主要4島に含まれる北海道本島(77,983.90㎢)と九州島(36,782.37㎢)の合計面積(114,766.27㎢)よりも13.5%ほど大きくなっています。
加えて、北海道本島に他の島などを加えた「都道府県としての北海道」の面積(83,423.84㎢)と、沖縄県までも加えた「九州8県」の面積(44,512.60㎢)を合わせた合計面積(127,966.44㎢)さえも、イングランドの面積は若干ですが上回るのです。
イングランドは韓国や北朝鮮よりも大きい
さらに、日本の隣の韓国やその上の北朝鮮よりもイングランドは大きな面積を有していることが分かります。
以下の面積比較一覧表で確認してみましょう。
イングランドの面積 | 130,279㎢ |
韓国の面積 | 100,339㎢ |
北朝鮮の面積 | 120,540㎢ |
イングランドの面積は韓国のおよそ1.3倍、北朝鮮のおよそ1.08倍のサイズとなっています。
イングランドの大きさを東京都と日本全体の国土面積とも比べてみると?
最後に、イングランドの面積を東京都と日本の国土面積と簡単に比較しておきましょう。
イングランドの面積 | 130,279㎢ | |
東京都の面積 | 2,194㎢ | イングランドの大きさは東京都の約59.38倍 |
日本の面積 | 377,975㎢ | 日本はイングランドの約2.9倍 |
合わせて読みたい世界雑学記事
