ニューヨーク市の中心地的存在と言えばマンハッタン(マンハッタン区)ですが、マンハッタンはマンハッタン島と、その他ルーズベルト島やガバナーズ島を初めとした小さな島々によって構成されています。
中でもマンハッタン島はマンハッタンの大部分を占める島。
南北に細長い形状をしています。
では、このマンハッタン島の大きさはどれほどなのでしょうか?
マンハッタン島の大きさ(面積)について様々な比較と併せて解説します。
マンハッタン島の大きさ(面積)はどれぐらい?
マンハッタン島の大きさ(面積) | 58.8㎢(22.7平方マイル) |
マンハッタン島の面積は58.8㎢(22,7平方マイル)です。
このうち、マンハッタン島の幅は約4km、長さは約20kmとされています。
また、58.8㎢の大きさ(面積)に近い例として、東京の山手線の内側の面積(約64㎢)が挙げられることがあります。
マンハッタン島の大きさ(面積)を他のものと比べてみると?
マンハッタン島の大きさは世田谷区の面積とほぼ一緒
東京23区のうち南西部に位置し、閑静な住宅街が多くある場所として知られる世田谷区は、マンハッタン島とほぼ同じ大きさになります。
マンハッタン島の面積 | 58.8㎢ |
世田谷区の面積 | 58.05㎢ |
上の表で明らかな通り、マンハッタン島の面積58.8㎢に対して世田谷区の面積は58.05㎢と、その差は0.75㎢しかなく、両地区の大きさはほぼ一致するのです。
他にも世田谷区ほど有名ではないかもしれませんが、千葉県の市川市(57.5㎢)などもマンハッタン島とほぼ同一水準の大きさとなっています。
マンハッタン島の面積を東京と日本全体と比べてみると?
他にもマンハッタンの面積を、東京都の面積と日本全体の国土面積と比較して表にしてみましょう。
マンハッタン島の面積 | 58.8㎢ | |
東京都の面積 | 2,194㎢ | マンハッタン島の大きさは東京都の約3%分 |
日本の面積 | 377,975㎢ | 日本はマンハッタン島の約6,428倍 |
(豆知識)マンハッタン島の大きさが拡張される?
2022年1月、マンハッタン島に関する一つのニュースがdazeenの記事として公開されました。
その記事とは、ニュージャージー州にある名門大学「ラトガーズ大学」のJason Barr教授によって提唱された、「マンハッタン島の拡張」に関してのものでした。
Barr教授はニューヨーク市が直面している2つの大きな問題を解決するとして、1,760エーカー(7.12㎢)分の土地をマンハッタン島南部に埋め立てによって拡張することを提案したのです。
(出典:dazeen)
その2つの大きな問題とは以下の通り。
- 頻発している嵐や水面上昇によって起こされる洪水被害
- 住宅の不足
特に、住宅不足に関してはBarr教授の提案通り南部を拡張することで18万件の新しい家を建設し、24万7000人の人たちへ住宅を供給できるとされています。
この案はあくまでも提案レベルなので、近い将来にマンハッタン島が今現在よりも大きく拡張されることはなさそうですが、上記の問題がより深刻になってきた場合、この拡張案が実行されることになるかもしれません。