17世紀に生きたオランダの画家ヨハネス・フェルメールの代表作の一つと言えば、「真珠の首飾りの少女」という名前の絵画で、「北のモナ・リザ」などとも呼ばれます。
現在はオランダのマウリッツハイス美術館が所蔵している作品です。
このヨハネス・フェルメールの絵画「真珠の首飾りの少女」の大きさ(サイズ)を解説します。
真珠の首飾りの少女の大きさ(サイズ)はどれぐらい?
真珠の首飾りの少女の大きさ(サイズ)は、
- 縦の長さ
- 44.5cm
- 横の長さ
- 39cm
です。
また以上のことから、真珠の首飾りの少女の面積は1,735.5㎠となります。
真珠の首飾りの少女の大きさ(サイズ)を他のものと比較すると?
縦の長さは横断歩道の白線の幅ぐらい
真珠の首飾りの少女の大きさ(サイズ)を考える上で、まずは縦の長さをイメージしてみましょう。
真珠の首飾りの少女の縦の長さは44.5cmですが、これは道路に描かれた横断歩道の白線一本分の幅にほぼ等しいと言えるでしょう。
というのも、横断歩道の白線の幅は45cmで設定されており、0.5cmの誤差はあるものの、真珠の首飾りの少女の縦の長さとほぼ同じだからです。
↓イメージとしては以下のような感じでしょうか?↓
横の長さはお酒の一升瓶の高さぐらい
一方で、真珠の首飾りの大きさの中でも横の長さをイメージしたければ、日本酒の一升瓶の高さを思い浮かべるのが良いかもしれません。
一升瓶の高さは全ておおよそ同じになるように規格が定められており、その高さは39.5cm±1.9mmと定められています。
そのため、真珠の首飾りの横の長さは0.5~0.69cmほど一升瓶よりも短いものの、一升瓶の高さとほぼ同水準だと言えるのです。
並べるとこんな感じかな↓
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