ボリビアの標高(海抜)【平均標高・最低所・最高所】の解説

南アメリカ大陸の1つであり、国土の周り全てが別な国に囲まれているために内陸国となるボリビアには、高い標高を有する街や観光名所が複数あります。

では、そのボリビア全体の標高はどのぐらいなのでしょうか?

ボリビアの標高(海抜)について、平均、最低所、最高所を含めて解説します。

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ボリビアの標高(海抜)はどのぐらい?

最高所6,542m
最低所90m
平均標高1,192m

ボリビアの標高(海抜)は、最も高い地点となる最高所で6,542m、逆に最も低い地点となる最低所で90m、そして平均的には1,195mとなります。

最高所はボリビア西部のオルロ県に位置する国内最高峰サハマ山の頂上で、最低所は全長2,621kmを誇るパラグアイ川の一部です。

ボリビアの標高(海抜)を日本の標高と比較すると?

ボリビアの平均標高だけでは、いまいちその高さにピンと来ないと思うので、以下で日本との比較をしてみましょう。

日本の平均標高428m
ボリビアの平均標高1,192m

日本にも山が連なる山岳地帯が比較的多いとは言え、その平均標高は428m。

一方でボリビアは、国土面積の29%がアンデス山脈地域に含まれることから、その土地面積の多くの部分を高原が占めており、これによって平均標高が1,192mと高くなっています。

また、両国を比較した場合、ボリビアは日本よりもおよそ3倍高い場所に位置していると言えるでしょう。

ボリビアの標高に関することで抑えておきた3つの街

ボリビアの標高を調べたついでに、次の3つの街を知っておくとちょっとした豆知識として役立つかもしれません。

というのも、ボリビアには世界的に見ても非常に高い標高に位置する都市が存在しており、それによって同国は有名だからです。

ボリビアが誇る高い標高の街① エル・アルト

エル・アルトはボリビアの西部にあるラパス県に存在する街で、同国内ではもちろんのこと、世界全体で見ても「世界一標高が高い都市」として知られている街です。

その平均標高は4,150mにも及び、高所にも関わらず人口規模は100万人近く、十分に都市と呼べる大きさを兼ね備えているのです。

ボリビアが誇る高い標高の街② ラパス

上記のエル・アルトの隣にはラパスというボリビアが世界に誇る街が存在します。

憲法上でボリビアの首都はスクレという街に設定されていますが、こちらのラパスが「事実上の首都」として首都機能を抱えており、その3,640mという平均標高と合わせて「世界一標高が高い首都」として有名です。

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ボリビアが誇る高い標高の街③ スクレ

そして、ボリビアの標高について調べる際、最後に抑えておきたい街が憲法上の首都であるスクレです。

エル・アルトやラパスがあまりにも高所に位置しているため見劣りするものの、それでもスクレの平均標高は2,810mであり、客観的に見ると非常に高い場所に位置している街の一つになります。

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