アイスランドの有名人を紹介してきます。世界初の女性大統領からサッカー選手まで、13人の有名なアイスランド人達を見ていきましょう。
北大西洋に浮かぶ島国で北欧諸国に含まれるアイスランドにまつわる有名人達と言えば、北欧の人々の祖先となったヴァイキングが有名です。
しかし、アイスランドは歴史の中で、他にも多くの世界的な有名人を輩出しており、その中には非常に先進的な女性なども含まれます。
この記事ではアイスランドの有名人を13名紹介していきます。
- アイスランドの有名人1:ハルドル・ラクスネス
- アイスランドの有名人2:ヴィグディス・フィンボガドゥティル
- アイスランドの有名人3:ヨハンナ・シグルザルドッティ
- アイスランドの有名人4:ビオニ・ツゥリグベイソン
- アイスランドの有名人5:フリドリック・トール・フリドリクソン
- アイスランドの有名人6:アーナルデュル・インドリダソン
- アイスランドの有名人7:オラフル・ヨハン・オラフソン
- アイスランドの有名人8:ビョーク
- アイスランドの有名人9:ステファン・カール・ステファンソン
- アイスランドの有名人10:ハフソー・ユリウス・ビョルンソン
- アイスランドの有名人11:ギルフィ・シグルズソン
- アイスランドの有名人12:アニー・スラスドーター
- アイスランドの有名人13:コルベイン・シグソールソン
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- アイスランドの有名人一覧|世界初の女性大統領からサッカー選手までのまとめ
アイスランドの有名人1:ハルドル・ラクスネス
ハルドル・ラクスネス(1902〜1998年)は、20世紀を代表するアイスランド生まれの作家。
詩や新聞記事、戯曲、短編小説、長編小説を執筆しました。
また、1955年にはアイスランド人として初めてノーベル文学賞を受賞したことでも有名で、これ以降、アイスランドからは未だにノーベル文学賞を受賞した人が出ていないため、ノーベル文学賞受賞者としての唯一のアイスランド人となっています。
アイスランドの有名人2:ヴィグディス・フィンボガドゥティル
(出典:wikipedia)
ヴィグディス・フィンボガドゥティル(1930年〜)は、アイスランドの政治家であり同国における第4代大統領。
1980年、直接選挙によって大統領に選ばれた結果、アイスランドはもとより世界でも初の女性大統領になったことで歴史に名前を残しています。
また、その後も3度再選され、1996年まで大統領を務めました。
他にもユネスコ親善大使などを務めています。
アイスランドの有名人3:ヨハンナ・シグルザルドッティ
(出典:wikipedia)
ヨハンナ・シグルザルドッティ(1942年〜)は、アイスランドの政治家であり、2009年から2013年まで同国の首相を務めた人物。
世界で始めて同性愛者であることを公表した首相として有名で、アイスランドにおける同性カップルの法的な権利保障の確保などに尽力しました。
政治家へ転身する前は飛行機の客室乗務員として働いていたことでも知られます。
アイスランドの有名人4:ビオニ・ツゥリグベイソン
ビオニ・ツゥリグベイソン(1945年〜)は、アイスランド生まれの技術者で、後にカナダで宇宙飛行士になった人物。
1997年には地球の大気の調査を行うスペースシャトルミッションで、ペイロードスペシャリスト(搭乗科学技術者)として搭乗しました。
その後はアメリカのヒューストンにあるNASAの宇宙センターで、宇宙飛行士の養成に励んでいます。
アイスランドの有名人5:フリドリック・トール・フリドリクソン
(出典:wikipedia)
フリドリック・トール・フリドリクソン(1954年〜)は、アイスランド出身の映画監督でありプロデューサー。
アカデミー賞(外国語映画賞として)に初めてノミネートされたアイスランド人映画監督として有名です。
また、彼が設立した映画製作会社は、アイスランド映画界において非常に重要な制作会社となっています。
アイスランドの有名人6:アーナルデュル・インドリダソン
(出典:wikipedia)
アーナルデュル・インドリダソン(1961年〜)は、最も人気のあるアイスランド人作家の1人。
特に推理作家として有名で、著書「エーレンデュル捜査官シリーズ」は24か国語に翻訳され、26か国で販売されています。
ちなみに「エーレンデュル捜査官シリーズ」のうち1つの作品は、映画化もされました。
アイスランドの有名人7:オラフル・ヨハン・オラフソン
(出典:Alchetron)
オラフル・ヨハン・オラフソン(1962年〜)は、アイスランド出身の作家であり実業家。
著書は高い評価を得て20か国語に翻訳されており、また、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの創設者・元CEOであり、在職中にはPlayStationの開発と発売の指揮を執りました。
このようなことから、日本にとても所縁のあるアイスランド人とも言えるでしょう。
アイスランドの有名人8:ビョーク
ビョーク・グズムンズドッティル、通称ビョーク(1965年〜)は、アイスランド人歌手でシンガーソングライター、また音楽プロデューサーや女優としても知られる有名人。
「ザ・シュガーキューブス」というバンドでデビューし、1993年にソロ活動を始めて成功を収めました。
また、女優としての活躍も目覚ましく、ゴールデングローブ賞にノミネートされた経験を持ちます。
東洋の血は全く流れていないとされるものの、外見がアイスランド人というよりは東洋人に似ている点が話題に上がることもあります。
アイスランドの有名人9:ステファン・カール・ステファンソン
ステファン・カール・ステファンソン(1975〜2018年)は、アイスランド出身の俳優であり歌手だった人物。
アイスランドの子供向け英語番組「レイジータウン」において、悪役「ロビー・ロッテン」を演じる役者として有名でした。
アイスランドの有名人10:ハフソー・ユリウス・ビョルンソン
(出典:wikipedia)
ハフソー・ユリウス・ビョルンソン(1988年〜)は、アイスランド出身のプロストロングマン。
また、テレビドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のグレガー・クレゲイン(マウンテン)役としても有名です。
かつてはプロのバスケットボール選手としても活躍していました。
その巨漢は身長206cm、体重205kgにもなり、アイスランドNo.1の力自慢です。
アイスランドの有名人11:ギルフィ・シグルズソン
ギルフィ・シグルズソン(1989年〜)は、イングランドのプレミアリーグを中心に活躍するアイスランド人サッカー選手であり、アイスランド代表のミッドフィルダーとして有名。
イングランドのレディングやドイツのホッフェンハイム、ウェールズのスウォンジーやイングランドのエヴァートンに所属してきました。
アイスランド出身のサッカー選手としては、最も成功している人物の一人です。
アイスランドの有名人12:アニー・スラスドーター
(出典:wikipedia)
アニー・スラスドーター(1989年〜)は、アイスランド出身のプロクロスフィット選手。
クロスフィットゲームス(GrossFit Games)を2011年、2012年と連覇し、女性としては史上初めて同大会を2度優勝した人物となりました。
また、クロスフィット専用のジムを共同経営する実業家としても知られます。
アイスランドの有名人13:コルベイン・シグソールソン
(出典:wikipedia)
コルベイン・シグソールソン(1990年〜)は、アイスランド出身のサッカー選手で、フォワードとして世界で活躍する人物。
これまで主にアイスランド、オランダ、フランス、トルコ、スウェーデンと渡り歩き、アイスランドの代表としても活躍してきました。
また、トルコ時代に所属していたガタラサライでは、一時期日本代表の長友と同じチームメイトとして活躍しました。
アイスランド出身のフォワードとしては、最も成功している人物の一人と言えるでしょう。
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アイスランドの有名人一覧|世界初の女性大統領からサッカー選手までのまとめ
アイスランド出身の有名人を13名紹介してきました。
アイスランド人は、宇宙旅行、文学、政治、音楽、テクノロジー、スポーツなど、様々な分野で世界に大いに貢献しています。