日本全国に生息し、水辺があれば民家の辺りでも姿が確認出来るアマガエルは、国内で最も馴染みの深いカエルです。
このアマガエルの寿命を解説します。
(※アマガエルには650近い種類が含まれますが、ここでは日本で一般的なニホンアマガエルの寿命を紹介します。)
アマガエルの寿命はどれくらい?
野生下での寿命 | 4年 |
飼育下での寿命 | 5〜7年 |
アマガエルの寿命は野生下では最大でも4年程度とされていますが、環境が整った飼育下では5年から長くて7年程度は生きることがあります。
そんなアマガエルは、その寿命の短さのためか、オタマジャクシからカエルの姿へ変わる変態を、わずか一ヶ月程度で完了します。
これは例えば、野生下であっても10年近く、飼育下なら10年以上生きるウシガエルが変態に費やす数ヶ月から3年という時間と比べると、圧倒的に短いことが分かります。
ちなみに、アマガエルの中でもヨーロッパ地域に生息するヨーロッパアマガエルはニホンアマガエルよりも長生きで、14年近く生きることもあります。
合わせて読みたい世界雑学記事
ニホンアマガエルの大きさ(体重と体長)【かわいい小型ガエル】
アマガエルとはアマガエル科アマガエル属に分類されるカエルで、そこには全世界に広がる650種類ものカエルが含まれますが、日本でアマガエルと言った場合、そのほとんどは「ニホンアマガエル」を指すでしょう。 ニホンアマガエルは日本全国...