オニヤンマは日本に広く分布するトンボの仲間で、北は北海道から数は多くないものの南は沖縄本島においてまでその姿が確認されています。
そして、このオニヤンマは日本最大のトンボとして有名です。
オニヤンマの大きさ(サイズ)を解説します。
オニヤンマの大きさ(サイズ)はどれくらい?
オスの体長 | 90〜103mm |
メスの体長 | 98〜115mm |
オニヤンマの体長(頭部から腹の先端まで)は通常、9cmから11.5cmの間に収まりますが、オスよりもメスの方が体長は大きくなるため、両性の間でその大きさは異なります。
オスの通常個体の体長は9cmから10.3cm、メスは9.8cmから11.5cmの範囲となり、メスの方がおよそ1cmほどオスより大きいのが分かります。
ちなみに、このサイズの違いは主に腹の長さによるものであり、オスの平均的な腹長は7cm、メスの平均的な腹長は8cmです。
また、オニヤンマの二対の翅のうち後方の一対となる後翅の長さにおいてもメスのが方がオスよりも長くなり、オスの後翅長は平均5.5cmで、メスの後翅長は平均6.5cmです。
オニヤンマの大きさ(サイズ)を他のものと比較して例えてみると?
はがきの横の長さ
オニヤンマのオスとメスを平均した体長はだいたい10cmとなります。
そして、この10cmという長さはハガキの横の長さと等しくなります。
メスの大きな個体は330ml缶の高さと同じ
また、オニヤンマのメスの大きさは個体によっては11.5cm近くなるわけですが、これは一般的にもよく見かける330ml缶の高さとほぼ一緒です。
330ml缶の縦の高さは11.52cmとなります。
オニヤンマの大きさについて参考になる動画
以下の動画ではオニヤンマと成人男性の手が一緒に撮影されています。
オニヤンマの大きさをさらに理解する上で役立つと思うので、参考にしてください。
高速で飛行するオニヤンマを捕まえる方法
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