コモドドラゴン、別名コモドオオトカゲは、イネドネシアの一部に生息するオオトカゲ科オオトカゲ属に分類される大型のトカゲです。
コモドドラゴンの大きさを解説します。
コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)の大きさはどれくらい?
体重 | 70kg前後 |
頭胴長 | 70〜130cm |
全長 | 200〜300cm |
コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)の大きさは通常、体重で70kg前後、頭から胴までを含めた長さ(頭胴長)で70〜130cm、そして尻尾まで含めた全長で200〜300cmです。
また、オスの方がメスよりも大きい傾向にあり、比較すると以下のようなおおよその違いを確認出来ます。
オス | メス | |
体重 | 70〜91kg | 65〜75kg |
全長 | 260cm前後 | 230cm前後 |
ただし、中には通常の個体を遥かに上回る巨大な個体も確認されてきました。
これまで確認された最大の個体は、かつてセントルイス動物園で飼育されていた個体で、その全長は313cm、体重は166kgにまで及びました。
ちなみに、その巨大なサイズから、コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)は世界最大のトカゲとされています。
他の大型トカゲよりも圧倒的に大きなコモドドラゴン
世界最大のコモドドラゴンは、他の大型のトカゲと比べて圧倒的です。
世界第二位のミズオオトカゲと全長は同じぐらいだが・・・
世界でも最大級に大きい種の1つとされるミズオオトカゲは、東南アジアを中心に生息する大型のトカゲで、その体長は大型の個体で250cmと、コモドオオドラゴン並みに大きくなります。
しかし、体重は平均で25kg程度しかなく、コモドドラゴンの方が3倍近くの差を付けて大きいことが分かります。
ハナブトオオトカゲに比べても体重は圧倒的
また、同じように世界最大級の1種とされるハナブトオオトカゲと比べても、コモドオオトカゲの大きさは圧倒的です。
ニューギニア島の南部に生息し、その平均的な全長は2m前後で中には244cmの個体が確認されたなど、全長ではコモドオオトカゲに匹敵するものもいますが、このハナブトオオトカゲも体重は20kg程度しかなく、コモドオオトカゲの平均体重の1/3にもなりません。
コモドドラゴン(コモドオオトカゲ)の大きさについて参考になる動画
以下の動画はコモドドラゴンが猿を丸呑みする様子が映っています。
衝撃的な映像ですが、コモドドラゴンの大きさを知る上で参考になります。