アメリカ合衆国のニューヨーク市と言えば、世界的にも有名な街で多くの人にとっての憧れだと思いますが、その中で最も有名な地区と言えばおそらく、ウォール街やブロードウェイを有する「マンハッタン」でしょう。
マンハッタン(マンハッタン区)は、マンハッタン島といくつかの小さな島からなる地区で、アメリア最大と言われる都市圏人口に加えて、文化や経済の面でもとても大きな影響力を持ち、ニューヨーク市はもとよりニューヨーク州における事実上の中心地となっています。
マンハッタンの面積や大きさについて様々な比較と併せて解説します。
マンハッタンの大きさ(面積や人口規模)はどれぐらい?
マンハッタンの大きさを理解する上で、面積と人口規模(+人口密度)を合わせて確認していきましょう。
マンハッタンの面積サイズは?
マンハッタンの面積 | 87㎢(33.58平方マイル) |
マンハッタン地区の面積は87㎢(10,931平方マイル)です。
このうち59.1㎢(22,83平方マイル)は陸地で、全体のうち約32%にあたる27.9㎢(10.76平方マイル)は水面となっています。
↓マンハッタン区ではなくマンハッタン島の大きさに関しては以下の記事を参照↓
マンハッタンの人口規模や人口密度は?
マンハッタンの人口数 | 1,694,251 (2020年時点) |
マンハッタンの人口密度 | 28,667 / ㎢(2020年時点) |
マンハッタンの人口は2020年時点で約170万人です。
また、マンハッタン地区(陸地)の人口密度は1平方キロメートル辺り28,667人となっています。
ちなみに、このマンハッタンの人口密度は東京23区のあらゆる区の人口密度を上回っています。
例えば、人口密度が高そうなイメージのある新宿区や渋谷区の人口密度はそれぞれ、1平方キロメートル辺り約19,000人と約16,000人でしかなく、東京都で最も人口密度が高い豊島区であっても1平方キロメートル辺りの人口密度は約23,000人でしかないからです。
マンハッタン区は、その大きさ(面積)に対して非常に多くの人々が暮らしている実態が、人口密度で比較すると良く分かります。
マンハッタンの面積を他のものと比べてみると?
ここからは、マンハッタンの大きさをより理解するためにも、いくつかの異なる対象と面積を比較していきましょう。
マンハッタンの面積は東京23区の約1/7
マンハッタン地区全体の面積については、東京23区全体の面積のおよそ7分の1程度だと知っておけば比較的イメージしやすいかもしれません。
東京23区の総面積は626.7㎢であるため、マンハッタンの面積87㎢と比較すると、
- 626.7 : 87 = 7.2 : 1
となり、東京都23区の総面積はマンハッタン区の総面積の7.2倍であることが分かるからです。
また、足立区(53.25㎢)と杉並区(34.06㎢)の2つを合わせた面積(87.31㎢)がおおよそマンハッタン区の面積と等しいと言っても良いかもしれません。
他にも、マンハッタンは品川区(22.84㎢)のおよそ4個分(91.36㎢)だと言っても差し支えないかもしれません。
マンハッタンの面積を他のものと比べてみると?
他にもマンハッタンの面積を、東京都の面積と日本全体の国土面積と比較して表にしてみましょう。
マンハッタンの面積 | 87㎢ | |
東京都の面積 | 2,194㎢ | マンハッタンの大きさは東京都の約4%分 |
日本の面積 | 377,975㎢ | 日本はマンハッタンの約4,344倍 |