クスコの標高と大きさ(面積&人口)|ペルーのマチュピチュへ行く拠点都市

南米ペルーにおける有数の都市で、インカ文明の遺跡として有名なマチュピチュ遺跡へ行く上での拠点都市として知られるクスコの標高はどのぐらいなのか?

クスコの大きさ(面積と人口)と合わせて解説します。

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クスコの標高(海抜)と面積はどのぐらい?

クスコの標高

クスコの標高(海抜)3,399m

クスコの標高(海抜)は3,399mです。

これは、日本最高峰の富士山のおおよそ8合目と9合目の間ぐらいだと言えるでしょう。

ちなみに、クスコは現地近辺の一大観光スポット「マチュピチュ遺跡」へ行くための重要な拠点都市として使われますが、このマチュピチュ遺跡の高さは標高2,430mであり、実はクスコの方がマチュピチュよりも約1,000m標高が高い位置にあるのです。

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クスコの大きさ(面積と人口規模)

では、クスコの大きさはどのぐらいなのでしょうか?面積と人口を基にした大きさは以下の通りです。

クスコの標高385.1㎢
クスコの人口428,450(2017年時点)

まず、クスコの面積ですが、その大きさは385.1㎢。

これは、例えるならば神奈川県の横浜市(437.56㎢)よりも若干狭い程度の大きさとなります。

一方で、クスコの人口は428,450(2017年時点)で、これはおおよそ東京都の品川区に住んでいる人口規模(約42万人)と同じになります。

かつては南アメリカ大陸最大の人口規模を抱えたクスコ

ちなみに、現在でこそ人口約1000万人を抱えるペルーの首都リマと比べてクスコは人口の大きさで大したことないように映りますが、実はクスコは18世紀後半まで南アメリカ大陸最大の人口規模を抱えていました。

というのも、クスコはかつてマチュピチュを支配していたインカ帝国の首都であった場所で、当時はこの場所が南米でも有数の文化の中心部となっており、多くの人々が行き交いしていたからです。

現在でもクスコ市街には、数多くのインカ文明の名残を見て取れる場所が存在します。

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