ウニの寿命【長寿で種類によっては200年近く生きる動物】

ウニは世界中の海に存在する棘皮動物(きょくひどうぶつ)で、全世界に900弱の種類が存在するとされます。

日本では高級食材として、いくつかの種類が寿司のネタなどに用いられます。

ウニの寿命を解説します。

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ウニの寿命はどれくらい?

ウニの寿命〜200年

ウニは地球上に現生する動物としては最も長生きな動物の一つであることが、近年の研究で分かってきました。

というのも、種類や生育環境によるものの、中には200年近く、またはそれ以上に長生きする個体がいることが判明したからです。

具体的には紅ウニという、アラスカからカリフォルニアの沿岸、北東太平洋に生息する紅ウニの中には、100年程度生きる個体が少なくなく、200年生きる個体も少なからず存在することが分かったのです。

一方で、日本沿岸に広く分布し、食用としても知られるムラサキウニの寿命は、だいたい9年から20年だとされます。

また、寿命がとても長いウニの特徴の一つとして挙げられるのが、ウニは長く生きたとしても、その生殖能力が若い頃とあまり変わらずに維持されるという点です。

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