上海と言えば中国2大都市の一つで、首都の北京と同様に中国の屋台骨を支える重要な経済の中心地です。
実際、中華人民共和国が省と同格の一級行政区画となる「直轄市」のステータスを上海に与えられていることからも、この都市の重要性が分かるでしょう。
では、この上海市の大きさはどれぐらいなのでしょうか?
上海の面積や大きさについて、東京や日本との比較も併せて解説していきます。
上海の大きさ(面積や人口規模)はどれぐらい?
上海の大きさを理解する上で、面積と人口規模(+人口密度)を合わせて確認していきましょう。
上海の面積サイズは?
上海の面積 | 6,340.5㎢(2448平方マイル) |
上海の面積は6,340.5㎢(2,448平方マイル)です。
また、上海と同様に中国経済の中心地で首都となる北京と比べると、上海市の面積は北京市の面積(16,410.5㎢))の約4割弱であることが分かります。
さらに、中国全体の国土面積(9,596,961㎢)のうち、上海市の面積は約0.066%を占めています。
上海の人口規模や人口密度は?
上海の人口数 | 24,870,895(2020年時点) |
上海の人口密度 | 3,900 / ㎢(2020年時点) |
上海の人口は2020年時点で約2,500万人です。
また、上海の人口密度は1平方キロメートル辺り3,900人となっています。
面積と同様に北京市と比べた場合、北京市の人口は2020年時点で約2,190万人、人口密度は1,300人/㎢であったため、上海の方が「人口」という指標においてはより大きな都市であることが分かります。
ちなみに、日本の首都東京は人口こそ約1,400万人(2022年時点)と上海よりも少ないですが、人口密度に関しては上海の約1.6倍となる6,372/㎢となっています。
上海の面積を他のものと比べてみると?
ここからは、上海の大きさをより理解するためにも、いくつかの異なる対象と面積を比較していきましょう。
上海の面積は栃木県・群馬県・大分県とほぼ同じ
上海市の面積を日本国内の都道府県と比較するのならば、栃木県、群馬県、大分県とほぼ同一規模の大きさとなると覚えておくと良いでしょう。
上海市とこの3県の面積を一覧にしてみると以下のようになります。
上海の面積 | 6,340.5㎢ |
栃木県の面積 | 6,408.28㎢ |
群馬県の面積 | 6,363.16㎢ |
大分県の面積 | 6,339.33㎢ |
見てのとおり、3県それぞれの面積は上海市の面積とほとんど差がありません。
中でも、大分県の6,339.33㎢という面積は上海の6,340.5㎢から1.17㎢しか変わらず、全く一緒と言っても過言でないほど面積のサイズは近くなっています。
上海の大きさを東京都と日本全体の国土面積とも比べてみると?
最後に、上海の面積を東京都と日本の国土面積と簡単に比較しておきましょう。
上海の面積 | 6,340.5㎢ | |
東京都の面積 | 2,194㎢ | 上海し市の大きさは東京都の約2.89倍 |
日本の面積 | 377,975㎢ | 日本はニューヨーク州の約59.61倍 |