ブラジルで有名なもの16選!カイピリーニャ・キリスト像・F1など

ブラジルで有名なものを紹介していきます。誰もが知るサッカーやキリスト像から、現地に行った人の間では良く知られるカイピリーニャまで、16個ピックアップしてまとめていきます。

南米最大の面積を誇るブラジルは、南米最大規模の人口と経済規模を抱える大国の一つで、国際社会においても大きな存在感を示しています。

また、異なる人種や民族背景を持った人たちが共存する国として知られ、さらに、人の手が全く加えられていない大自然を抱えていることでも有名です。

そのようなブラジルが世界に誇る有名なものには、どのようなものがあるのでしょうか?

ブラジルが誇る有名なものを16個ピックアップして、それぞれ簡単に紹介していきたいと思います。

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ブラジルで有名なもの1:サッカー

ブラジルで有名なものと言えば、多くの人が最初に「サッカー」を思い浮かべるでしょう。

ブラジルはこれまで、数多くの才能あふれるサッカー選手たちを輩出してきました。

過去にはサッカーの王様や神様と呼ばれた「ペレ」に始まり、ロナウジーニョ、ロベルト・カルロス、ロナウド、現在ではネイマールなど、世界中のサッカーファンなら誰もが実力を認めるスーパースター達が、ブラジルから誕生してきました。

しかも、そのスーパースター達の中には、FIFA年間最優秀選手賞に輝いたり、ギネスブックに名を連ねる選手もいたりと、ブラジル出身のサッカー選手に関する輝かしい記録は枚挙に暇ありません。

さらに、選手だけでなく代表チームに関しても、ブラジルは世界で1、2を争う実力を持つとして有名。

世界でも類まれな才能あふれるサッカー選手たちを輩出しただけにとどまらず、彼らをひとまとめにして、究極のドリームチームを築いてきました。

その結果、2019年時点でブラジルは、過去に5度のW杯優勝(現時点で最多)を誇ります。

加えて、ワールドカップの全大会出場しているのはブラジルが唯一の国なんです。

ブラジルで有名なもの2:歴史的なF1ドライバー

サッカーはブラジルで非常に人気のスポーツですが、フォーミュラ1(F1)もまた、かつてはブラジルを代表するものでした。

というのも、ブラジルはF1の歴史の中でこれまで複数のグランプリ優勝者を輩出しており、ブラジルより多く優勝者を輩出しているのはイギリスとドイツぐらいだから。

例えば、エマーソン・フィッティパルディネルソン・ピケ、ルーベンスバリチェロフェリペ・マッサアイルトン・セナなどは、世界的なトップF1ドライバーとして知られていました。

また、数々のトップドライバーを輩出してきたブラジルでは1973年以降、F1世界選手権のレースの一つとして、ブラジルグランプリが開催されています。

ブラジルで有名なもの3:アマゾン熱帯雨林

南アメリカは現存する熱帯雨林としては世界最大級のアマゾン熱帯雨林が広がる大陸として有名ですが、そのアマゾン熱帯雨林の60%はブラジルに広がっていたりします。

そのため、ブラジルと言えばアマゾン熱帯雨林として非常に有名。

また、アマゾン熱帯雨林自体は、そこに住む生物の多様性で有名。

ブラジルでしか確認出来ない固有種も多数含まれていると同時に、未だに発見されていない未確認の生き物が、まだ何千と生息していると考えられているんです。

結果、ブラジルは世界で最も生物多様性に優れた国であると言われ、哺乳類や爬虫類、さらに植物や昆虫を含めた場合、生き物の種類の数はなんと数百万に上ると考えられ、ほぼ毎週のように何かしら新しい発見がなされています。

また動植物だけでなく、300近いアマゾン先住民族のグループが存在しています。

ブラジルで有名なもの4:未接触部族

アマゾンには、およそ300の先住民族のグループが存在していると触れましたが、それと関連して有名なのが、ブラジルのアマゾンには「未接触部族」が住んでいるってこと。

未接触部族とは、「外界と接触していない部族」のことで、外界の人々との接触を一切行おうとせず、より原始的な生活を営んでいる人々のことです。

ブラジルのアマゾンには現在、100近い未接触部族が存在すると言われており、時々、彼らの存在がクローズアップされて世界的から注目を集めることがあるんです。

このような人々が存在していることで、ブラジルは喧騒の大都市を抱える一方で、極めて原始的な生活を送る先住民がいるなど、ある意味で「二面性を持つ国」と言えるかと思います。

ブラジルで有名なもの5:ブラジルコーヒー

生物にとって恵まれた土地であるブラジルはコーヒーの栽培でも有名で、「コーヒーと言えばブラジル」と連想する人もいるかもしれません。

実際、ブラジルは世界最大のコーヒーの産出国で、コーヒー豆の木の育成と生産は、ブラジル経済において重要な位置を占めています。

そして、世界中に出回るコーヒーの約3分の1はブラジル産で、もちろん日本へも多く輸入されており、近くのコーヒーショップへ行けばブラジルコーヒーを簡単に飲むことが出来ます!

ブラジルで有名なもの6:アサイー

昨今では、食生活と健康の向上を求めて、多くの人達がいわゆる「スーパーフード」に興味を示すようになっていますが、そのスーパーフードの一つに「アサイー」があります。

アサイーは小さくて濃い紫をした実で、そのままでも食べることは出来ますが、一般的には大量に栄養素を摂取するためにも、スムージーや別のフルーツを加えたジュースとして摂取される果実です。

そしてこのアサイー、実はブラジルのアマゾンが原産の植物で、現在日本で多く食されているアサイーの多くは、ブラジルから輸入されているんです。

ちなみに、アサイーは鉄分や食物繊維、カルシウムやポリフェノールの含有量が驚くほど高く、さらに抗酸化作用が強いため、摂取することで身体から毒素を排出する強力な手助けをしてくれます。

そのため、体のエネルギーレベルを高く保ち、血液の循環を促し、消化吸収を助け、健康全般に多くの恩恵をもたらすことが出来るとされています。

ブラジルで有名なもの7:リオのカーニバル

ブラジルは世界の人々から、パーティーの聖地の様に考えられている場所と言えるかも。

というのも、ブラジルでは毎年2月に、サンバのリズムが多くのブラジル人の血を湧き立たせて踊りへと誘う「リオのカーニバル」が開催されることで有名だから。

リオのカーニバルは通常、4日から5日間行われ、

  • 通りを練り歩くパレード
  • 派手な飾り付けの乗り物
  • サンバダンサーのパフォーマンス

などで、カーニバルの為にリオデジャネイロ市を訪れた100万人近い人々を楽しませています。

リオのカーニバルは有名なだけでなく、多民族国家としてのブラジル文化を象徴する行事なので、一生に一度は見てみたいお祭りだと思います。

ブラジルで有名なもの8:カイピリーニャ

リオのカーニバルに代表されるように、ブラジルはそのパーティームードで有名ですが、お酒があってこそのパーティーですよね?

そこで、ブラジル人に親しまれ、この国に訪れたことがある人達の間で知られているのが、ブラジル国民のお酒と言えそうな「カイピリーニャ

サトウキビを原料とした蒸留酒「カシャッサ」をベースにして作られるカクテルの一種で、カシャッサに砂糖とフレッシュライムを加えれば、伝統的なブラジルカクテル「カイピリーニャ」の出来上がりです。

カイピリーニャは、ブラジルのパーティーには欠かせない存在なんです!

ブラジルで有名なもの9:ブリガデイロ

世界中の料理をよく知っていると自認する人でも、ブラジルのデザートやお菓子について知らない人は多いかと思いますが、ブラジルを訪れた人の中ではそれなりに有名なのがブリガデイロと呼ばれるスイーツ。

ブリガデイロは、トリュフチョコレートと、一口サイズのチョコレートデザートの間のようなお菓子で、ブラジルではパーティーやお祝い事などの特別な席ではもちろん、日常的にもよく食べられています。

コンデンスミルク、ココアパウダー、バターなどの材料を用いて、仕上げにチョコレートスプリンクルをまぶすだけで簡単に家でも作れるお菓子なので、興味があったらインターネットで作り方を確認して自作してみると良いかもです!

ブラジルで有名なもの10:セクシーな美男美女

ブラジルは異なる多くの民族背景をもった人たちが暮らす多民族国家だからか、国内には非常に美しい人々がいます。

さらに、ブラジルの男性と女性の中には、日頃から体を鍛えている人達が多く、とにかくセクシーさにおいては世界トップレベルなことで有名。

近くのビーチへ行けば、筋骨隆々で腹筋が割れたイケメンと、筋肉が適度について体のメリハリが完璧な美女達が、仲良くビーチバレーをしていたりします。

ブラジル人の男女がどれだけイケてるか知りたいなら、以下の記事で確認してみましょう!

ブラジルで有名なもの11:ジゼル・ブンチェン

上でも触れた通り、ブラジルの女性が大変美しいのは世界的にもよく知られたこと。

日焼けした美しい肌、サッカーやサンバ、そして日頃のトレーニングで引き締められた身体は、人々を魅了する数々の「美」を備えています。

そんなブラジルだからなのか、ブラジルは世界最高のスーパーモデルの出身地としても有名です。

そのスーパーモデルとはジゼル・ブンチェンという女性で、14歳でモデルデビューしてからというもの、世界中のトップブランドと仕事をしてきており、これまで何度もモデル界の長座番付で1位になるなど、世界で最もギャラを稼ぐ美しい女性モデルとして知られているんです。

ブラジルで有名なもの12:プライア・ド・カシーノ

ブラジルの大西洋沿岸には、約7500㎞の非常に長い海岸線があります。

当然、そこに広がる美しいビーチには、ブラジルに住む現地の人たちだけでなく、世界各地から観光客が押し寄せます。

そして、中でも特に人気で有名なビーチの一つが、プライア・ド・カシーノと呼ばれる、ブラジルで最も南に位置するビーチ。

このビーチが有名なのには理由があります。

それは、全長が実に230km前後にも及び、途切れることのない長いビーチとして世界一だってこと。

ブラジルでビーチへ訪れるなら、このプライア・ド・カシーノは必須でしょう!

ブラジルで有名なもの13:イグアスの滝

イグアスの滝は、ちょうどブラジルとアルゼンチンの国境上にある滝で、世界最大の滝として有名。

その姿は実に壮観で、まさに息を呑むような景観と言えます。

そして、この景観を作っている理由であり、イグアスの滝の大きな特徴として挙げられるのが、世界中の他の有名な滝と異なり、この滝は単一の滝ではなくて250を超える大小の滝から形成されているっていうこと。

この大小無数の滝が一箇所に集まるようにして落ちることで、世界的にも稀に見る迫力満点の景観を作り出しているんです。

ちなみに、イグアスの滝はイグアス国立公園に含まれる形で世界遺産に登録されています。

ブラジルで有名なもの14:コルコバードのキリスト像

1931年に完成したコルコバードのキリスト像は、ブラジルのみならず世界中で非常に有名な象徴的建造物。

その画像や映像を見たことがある人は多いはずです。

高さ40m近いこの像は、リオデジャネイロにそびえ立ち、毎年何千人という観光客を魅了しています。

また、コルコバードのキリスト像は、2007年にスイスの財団「新世界七不思議財団」によって、新世界の七不思議の一つとして発表されたことで、さらに世界中の注目を集めることとなりました。

ブラジルで有名なもの15:高いエネルギー自給率

エネルギー自給率とは一言で言えば「他国に頼らずに自立して燃料生産が出来る比率」のこと。

自国の埋蔵資源によって各国のエネルギー自給率は異なり、例えばエネルギーの燃料となる天然資源が少ない日本の場合、世界第4位のエネルギー消費国でありながら、そのエネルギー自給率はたったの8%です。

一方で、ブラジルに関して言えば、エネルギー資源の輸入を心配する必要はほぼありません

というのも、ブラジルのエネルギー自給率は90%近くなっているから。

ブラジルは自国で油田とガス田を保有しているだけでなく、数十年の時間を掛けて、より環境にも優しい持続可能なエネルギー資源へと移行するために、様々な研究や開発を続けてきてきました。

なかでも、自動車の燃料としてエタノール使用率が向上し、ブラジルのエネルギー自給率の安定に大きな影響を与えていると言われます。

ブラジルで有名なもの16:オスカー・ニーマイヤー

たとえ名前は知らなくても、この人が設計した建築物は知っているかも。

オスカー・ニーマイヤーは、2012年に105歳の誕生日直前に亡くなってしまったものの、業界的にはブラジル出身の建築家として誰でも知っている有名で偉大な人物です。

生涯の中で、多くの有名な建築物を設計し、ブラジリア大聖堂ニテロイ現代美術館、そして、ニューヨークの国際連合本部ビルなどを設計してきました。

また、その功績から、

  • レーニン国際平和賞
  • プリツカー賞
  • アストゥリアス皇太子賞
  • 高松宮殿下記念世界文化賞
  • 大聖グレゴリウス勲章
  • スペイン芸術文学勲章

などが与えられています。

ニーマイヤーのデザインは通常、直線や角の代わりに、印象的で洗練された曲線を用いるのが特徴とされます。

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ブラジルで有名なもの16選!カイピリーニャ・キリスト像・F1などのまとめ

南米最大の国ブラジルが誇る有名なものを16個紹介してきました。

ブラジルには他にもとても興味深いものが数多く存在しますが、ブラジルを知るための入り口として紹介してきた16個をまずは抑えておくと良いかと思います。

世界のことって面白いよね!By 世界雑学ノート!

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